ヤーマンの本気は、男性の悩みを解決するか?
育む頭皮ケア家電「スカルプドライヤー」他
同窓会を開く度に、皆、年を取って行きます。
女の子ではありませんからね。多少シワがよっても余り問題はありません。
「老けたなぁ!」という位です。
ところが、髪が薄くなると言い方が変わります。
「変わったなぁ!」
こちらは、インパクト大ですからね。
親友ですら、見間違える時がある位です。
しかも、かつらは高いそうですね。
髪の毛に難のある友達が調べたところによると、アデ×××にしても、アー×××にしてもかなり決心がいる価格だとか。
育毛剤が売れるわけです。
■髪の毛が薄くなる理由
髪の毛は、かなり長期サイクルで循環されています。
「成長期」、「移行期」、「休止期」です。
髪の毛を抜くと根が太くなっているのはご存じと思います。
「毛球」と呼ばれる部分で、ここから髪の毛は成長します。
で、切れども切れども、伸び続けて2〜6年。これが「成長期」と呼ばれる時です。
そして毛球が萎縮を始め、髪の毛が伸びなくなる「移行期」。
これは2週間ばかりです。
そして、毛球が退化する「休止期」。この時、毛が抜けるわけです。
毛球が退化していますので、抜け毛は痛くありません。
これが3〜4ヶ月続き、また新しい毛球ができ、髪が伸びます。
これが髪の毛1本、1本行われているわけです。
髪の毛がフサフサあるのは、成長期が長いからです。
成長期が短くなると、休止期の状態が長くなるわけですから、薄くなると言うわけです。
■スカルプ(頭皮)ケアの現状
毛球の状態をよい状態に維持するのが、スカルプケアです。
まず、スカルプケアの代表格のように言われる育毛剤やトニックですが、これは髪の栄養剤といえます。
が、頭皮は読んで字の如く、皮膚ですからね。
口のように効率よく栄養を吸い込むことはできません。
また、一般的なスカルプケアは、次の4段間で行われます。
1)シャンプーで頭皮の汚れを落とす
2)ヘアドライヤーで乾かす
3)育毛剤やトニックで栄養を与える
4)ハンドマッサージで頭皮にもみ込む
ところが、男性の約半数はヘアドライヤーを使用していないことが分かりました。
ヤーマンが目を付けたのはココです。
こうして、ドライヤーをベースにした育む頭皮ケア家電「スカルプドライヤー」が誕生したわけです。
■3つのモード
スカルプドライヤーは3つのモードを持ちます。
1つめは、「スカルプHOT(ホット)モード」。
遠赤42℃(熱めのお風呂の温度)+振動ブラシで、温め刺激し、頭皮環境を整える役目をします。
2つめは、「スカルプCOOL(クール)モード」。
涼冷風+振動ブラシで、育毛剤などの有効成分を叩き込む、浸透サポートをします。
3つめは、「ヘアケアドライモード」。
60℃の遠赤ブローなので、ダメージなく髪の毛を乾かすことが可能です。
これに対し、スカプルヘッドは、やや柔らかめの太めブラシ、やや堅めの細めブラシです。
この柔らかめのブラシは非常に気持ちがイイです。
頭皮もそうですが、「スカルプHOT(ホット)モード」で肩に当てると、肩が暖まり非常に気持ちがイイ。
想定していない使い方でしょうから、大きな声でお勧めすることはできませんが、簡易マッサージ機としても使えちゃいます。
ここから先は効果について述べなければならないのですが、その場ですぐ結論が出せるモノではありません。
ヤーマンから示されたデーターを掲載します。
「スカルプドライヤー」を上手く使った、ヤーマン推奨の頭皮ケアメソッドを右に示します。
これ理にはかなっています。
まず、人はお風呂もそうですが、温めた方が新陳代謝がよくなります。
別の言い方をすると、シャンプー、育毛剤などの成分を受け入れやすくなっているというわけです。
そして、上記データーのようなことが起これば、頭皮には十分プラスになると思われます。
ただ、髪の毛と頭皮の関係の医学的な理論は、完全に構築されていないのも事実です。
個人差、環境差も大きい問題ですからね。
それでも私はこの製品はイイと思います。
少なくとも、髪の毛のダメージが少ないドライヤーですし、ケアは気持ちがイイです。
頭が軽くなります。(毛が抜けてではありません)
多種多様の育毛剤を使ってみるのもイイのですが、その効力をしっかり得るために「スカルプドライヤー」を使うのはありだと思います。
■髪の毛以外全部ムダ毛?
今の世の中、毛深い男は嫌われます。
TVで、「007 ドクター・ノー」を観ていると、ショーン・コネリーを見て娘が「キモっ」と一言。
要するに彼女は胸毛がダメだったようです。
長嶋茂雄とショーン・コネリーは昔でも、別格でしたからね。
まあ、草食男子という言葉が世に出て以来、男といえどもどちらかというと清潔感を重視するようになりました。
いえ、清潔感はモテる男の必需品ですから、昔からあったのですが、そのために身だしなみは整えても、ムダ毛を全部処理しようとは思わなかったでしょう。
今は、そうは行きません。
男女の別なく、ムダ毛処理します。
そんな時代にピッタリなのが、光ビューティ レイボーテ・プラスです。
■男女でシェア 光ビューティ レイボーテ・プラス
ムダ毛の処理は幾つかの方法があります。
ガムテープで一気にという野蛮な方法(というより、とても痛い方法)もありますが、「毛抜き」「カミソリ」「シェイバー」そして「光美容機(フラッシュ)」「エステ」などが普通です。
この中で、光美容器(フラッシュ)は男性だと分からない人も多いかと思います。
単純にいえば、光で焼き切るのです。
このための光は、フラッシュ(一瞬)なわけです。
正直、パワー過多だと皮膚も痛いです。
が、ほとんどの場合問題はないです。
理由は、毛の色と肌の色の違いです。
黒だとすぐ熱が上がるため焼き切れるのですが、皮膚は黒ではありませんので、熱が上がらないからです。
このため、これはホクロ(黒子)に当てると大変です。
レイボーテ・プラスは、強さを1〜10の10段階で変えることができます。
10を試してみました。
毛はかなり焼け、焦げる臭いがします。
皮膚にも熱痛を感じましたが、悲鳴をあげるほどではありません。
次は6を試してみました。
毛の焼けも少なかったですが、皮膚は痛くありません。
パイロットのフリクションボール消せるボールペン。これはインクが、60〜65℃で透明になる性質を持っているから。お尻に付いたラバーで擦ることにより発生する摩擦熱で透明化する。を使った実験は、次の通りですね。
10だと完全に白紙、1だとちょっと残りますね。
■美肌有効波長
このフラッシュ光についてもう少し。
フラッシュ光は全ての波長があります。
まず紫外線の強烈なのは体に悪いので、これはカットします。
しかし実は美肌効果のある波長は、紫外線の近くなのです。
ムダ毛を焼くのは、もっと赤外線に近い波長ですから、美肌効果のある波長はどうでもイイではと、思う人もあるかも知れません。
しかしヤーマンは、そう考えません。
ムダ毛処理も美を追究するなら、美肌ケアも美を追究するモノです。
バッチリ有効波長があります。
更に、日本のメーカーですからね、よく知った日本人の肌に適切にチューンもされています。
ちなみにフラッシュは15万回は持つそうで、全身脱毛を500回しても、まだ余裕があるそうです。
■使いやすく、的確なサポート
フラッシュ光の照射口はそれなりに大きいです。
4.9cm2。
これは便利です。
何度も、何度も、フラッシュを当てる必要がないですからね。
そして業界初のクール機能。
光を当てた部分の肌を冷やすことができます。
熱痛があるということは、なんらかのダメージがあるということですから、これは嬉しい機能です。
ちなみにエステでも、同様の施術の後は、肌を冷やします。
またレイボーテ・プラスには、2つのアタッチメントが付いています。
これは照射光を当てる面積を狭くするためのものです。
これにより、ボディだけでなく、顔にも対応できます。
■ヤーマンの輝かしい歴史にさらに一頁を加えるか?
1978年に美容機器メーカーとして創業したヤーマンは、1985年に日本初の体脂肪計、2006年にプラチナゲルローラー、2009年にノーノーヘアと、独創的な商品で、市場を牽引してきたメーカーです。
まだ実際に使っていないので、結論はだせませんが、双方共によく作り込んであることはわかります。
すでに実績のある光美容器のレイポーテ・プラスは、4月から量販店での取り扱いが始まりますが、スカルプドライヤーは、5月1日から、公式直販サイト「ヤーマンダイレクト」での販売が開始されます。
今、しばらくお待ちください。
商品のより詳しい情報は、ヤーマンのホームページにてご確認ください。
http://www.ya-man.com/corporate/
2015年3月12日