ジェームズ ダイソン財団が毎年実施している、国際エンジニアリングアワード「2015年 ジェームズ ダイソン アワード」の作品募集が、2月5日より始まりました。
■課題
例年と同じ「問題を解決するものをデザインしてください。」
要項には次のように書かれています。
「募集要項はとてもシンプルです。求めているのは常識にとらわれず独自の考え方によって、より良い機能を持つ製品を生み出すデザイナーや、反復的なデザインプロセスを追求するエンジニアです。見た目は開発の余地があるデザインであっても、機能的には完成度の高い試作品。明確な目的を果たす作品。製品化を視野に入れており、さらに持続可能性を念頭に置いてデザインされた作品を求めています。」
■対象 エンジニアリグを専攻する学生、卒業生。
世界20カ国での同時開催です。
■スケジュール
作品応募開始 | 2月5日(木) |
作品応募締め切り | 7月2日(木) |
国内最優秀賞発表 | 8月31日(月) |
国際最優秀賞発表 | 11月10日(火) |
■賞金 11月に発表される国際最優秀賞受賞者には£イギリスの通貨。ポンド。30,000(約540万円為替レートにより異なる) 、学生を輩出した部には£5,000(約89万円)の賞金が授与されます。
第一審査に位置づけられる、国内最優秀賞(8月発表予定)の受賞者には£2,000(約36万円)が贈られます。
■審査員 日本国内の審査員は、デザインエンジニア 田川欣哉氏と、フリージャーナリスト・コンサルタント 林信行氏が就任します。
■ジェームズ ダイソン氏からのメッセージ 「アイデアは始まりにしかすぎません。製品や特許をとれるほどの技術を開発したり、商業化することは大変なことです。若いエンジニアが現在と未来の問題を解決するために励まし、経済的支援をする必要があります。私達は素晴らしいアイデアを持っているだけでなく、それを実現するために懸命な人を探しています。」
より詳しい情報は、ジェームス ダイソン財団のホームページにてご確認ください。
http://www.jamesdysonfoundation.jp/
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