新製品

自宅でジュースクレンズ・ダイエット?
シャープ 新型「ヘルシオ ジュースプレッソ」


子供の頃、母がよくミキサーでバナナジュースを作ってくれました。
夏場のバナナが安い時限定でしたが、妹と喜んで飲んだものです。
時々、祖母も作ってくれました。
祖母のジュースは、サラサラ。そう祖母はジューサーで作ってくれたのです。
■ミキサーとジューサーの違いをもう一度
ミキサーを使ってもジューサーを使っても、ジュースを作ることができますが、そのジュースはかなり違います。
ミキサーは細かくカットしてジュースを作り、ジューサーは絞ってジュースを作るからです。
ミキサーで作ると全部入りです。
普段食べないところまで入っていることもあります。

ジューサーは、それに比べるとイイとこ取り。
エッセンスを味わうことができます。

このため、ジューサーで作るジュースは、のどごしが非常にイイのが特徴です。

祖母がジューサーを使っていたのは、のどが弱く、引っ掛かる感じがするとダメだったからなのです。

 
■シャープのジューサーは、スロージューサー
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三代目となるシャープ
ヘルシオ ジュースプレッソ
EJ-CP10A(フローズン対応)
オープン価格、4月1日発売

シャープのジューサーは、スロージューサーです。
英語では「スロー」ではなく「コールドプレス」というそうです。
漢字で書くと、低温圧搾法。
温度を上げないように搾るということですね。

生ジュースの魅力は、「美味しさ」もありますが、気軽な「栄養、ビタミン摂取」があります。
ところが、熱を加えると壊れる栄養素は実に多い。

また酸化もダメですね。
従来の高速遠心分離方式だと、大量の空気が混入するため、栄養成分が酸化します。
これがないわけです。

 
■米国では当たり前、日本でもブームの兆し
健康にイイということで、日本では2013〜2014年、スムージーがブームでした。
その頃、スムージーの火付け役だった米国では、コールドプレス・ジュースに変わりました。

米国でのブームは、当然、日本にも上陸します。
東京でコールドプレス・ジュースが飲める主な店を並べると、すでに結構ありますね。
2012年7月 「スカイハイ」 渋谷
2014年1月15日 「Sunshine Juice 」 恵比寿
2014年4月25日 「コスメキッチン代官山店」 代官山
2014年7月12日 「Why Juice? 」 代官山
2014年8月6日 「クレンジングカフェ代官山」 代官山
2014年9月20日 「ELLE cafe(エルカフェ)」 六本木
 
しかも「コールドプレス・ジュース」だけを、3日間〜1週間ほど飲むデトックス・プログラムもあります。
消化への負担を減らすことで老廃物や有害物質の排泄を促進させ、体の機能を回復させるプログラムですね。

①ジュース以外は何も食べない
②1日当たり約500ミリリットルのボトルを約6本。
③素材は極力オーガニック
④ケールなどの緑の濃い葉野菜、ショウガなどの香味野菜を入れて解毒効果アップ
⑤チアシードなどのスーパーフードをプラスして機能性アップ

などの特徴があるのですが、なんとジュース 1000円/杯!
正直ちょっと高いかなと思ってしまいます。

でも1日だけでも効果があることがあるとのことで、週末健康生活も面白いかも知れません。

 
■シャープの三代目「ヘルシオ ジュースプレッソ」はここがスゴい
今回で三代目となる「ヘルシオ ジュースプレッソ」。
どう進化してきたのでしょうか?

ジューサーの進化ポイントは、4つですね。
1)材料の栄養素を、そのままに。
2)固形物は基本的になく、飲み心地がイイ。
3)堅い素材でも、ジュースにできる。
4)後片付けが簡単

ヘルシオは、スロージューサーですから、(1)はクリアしています。
(2)〜(4)がポイントになります。

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スロージューサーの最大の特徴。栄養価が高いこと。
グラフは、高速ジューサーとの比較。


 
初代は、「フィルター内絞り」という方式を採用していました。
これはフィルターの内側で食材が絞られジュースが外に漉される方式です。

シャープの人によると、「パーツの数が多いため、手入れに手間が掛かる。」「ジュースに繊維が混入しやすい。」などの短所があったそうです。

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にんじん2本分を絞った時の違い。左)初代、右)三代目。
手前の白小皿に乗っているのがジュースを茶漉しで漉した時のカス。大体1/3以下。
絞りかすの量も違う。初代では絞れなかったレベルまで、絞ったため。


これを受けて改良した二代目は、「フィルター外絞り」方式に変更したそうです。
これにより、フィルターとスクリューが一体化。
また、絞り方も向上し、パーツの数を減らすことが出来た上に、繊維を少なくすることができました。

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左)初代(フィルター内絞り方式)のパーツ、右)三代目(フィルター外絞り方式)のパーツ。
フィルターか、フローズンを選択。手に持っているスクリューと合わせて使う。


三代目も、「フィルター外絞り」方式です。
今回は、フィルターとスクリューを分けて洗えるようにしました。
一体型は確かにパーツ数は少なくなりますが、洗いにくくなる部分も出てきます。
今回分けることにより、さらに洗いやすくなっています。

またこれは、フィルターを別のパーツに取り替えられるようになったことを意味します。
三代目は、これを利用してフローズンデザート、フローズンサラダが作れるようになっています。
(EJ-CF10Aのみ。同時発売の、EJ-ST1にこの機能は付いていません。)

 
■フローズン対応の持つ意味
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多数の野菜、フルーツが
冷凍食品として販売されている。

ミキサー(ブレンダー)の1つの線引きに、氷粉砕が「可能か否か」が上げられます。
それと同じことで、ジューサーでも氷った素材を扱うことができるというのは、スゴいことです。

これは「冷凍フルーツ」「冷凍野菜」が使えるということと共に、材料が余った場合、冷凍にしておけばイイということです。
種類だけでなく、量のコントロールも楽になりますので、選択肢が、格段に増えるわけです。

今の世の中、これはありがたいです。
特に多様化している冷凍品が使えるのは嬉しいです。

 
■健康を意識したカラーバリエーション
キッチン家電は、小さくなればなるほど、カラーバリエーションが増えています。

家事の中で、調理は「創作」に当たるからだと思っています。
キッチン家電は、創作を手助けしてくれるパートナーですからね。

別の言い方をすると、文具感覚に近いところがあると考えるべきでしょうね。

今回のジュースプレッソは、5色展開。
ヘルシオシリーズの基調色、レッドを含め、グリーン、オレンジ、イエロー、ブルーと展開されます。

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色により、性能も変わります。お買い求めの場合は、注意して!


コールドプレス・ジュースの中にタップリ含まれるビタミンよろしく、キッチンにアクセントを付けます。

 
■第一印象、あるいは食後の感想
説明会で、実際に使ったわけではないので、使用感などのコメントはしない。
ただ実際に目の前で絞ったモノは、飲み心地良く非常に美味しい。

フローズン系も、ひたすら滑らか。
とくに、あずき&豆乳にはビックリしました。
市販のアイスクリームより滑らかな感触でしたからね。
バナナもバナナの感触は皆無ですね。
まさに、「「新しい食べ物」としか言いようがない!」ですね。

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左)あづき&豆乳のフローズン、中)ブロッコリー&バナナのフローズン。新しい舌触り。
右)オレンジジュース&バナナフローズン。バナナであって、バナナでない感じ。


しかし、毎度のことですが、ジューサーで使用する素材の量には愕然とします。
ニンジンジュース1杯に、ニンジン2本ですからね。

材料をこんなにも使うと、「冷凍っていいなぁ」と思います。
1/3回分余っても、氷らせることにより、次に使えますからね。

むしろ、買った後、いろいろ試すと世界が変わるなと思いました。

街で飲んで「コールドプレス・ジュース」が気になっている人は買って損がないと思います。
まずジュースが、「安く飲めます。」
次にフローズンにより「食事のバリエーションが確実に増えます。」
しかも、「胃への負担が少ない。」

胃への負担を考えますと、高齢者にもお勧めですね。
朝:和食、昼:フローズン、夜:ちょっとだけ豪華 のような組み合わせです。

そう考えると、使い道は拡がります。
1台持っていても、イイかも知れません。

 
商品のより詳しい情報は、シャープのホームページにてご確認ください。
http://www.sharp.co.jp/juicer/

2015年2月12日

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