レポート

男もハマる、洗車に通じる快感!
AQUAのハンディ洗濯機を発売前にチェック


昔、バブルの名残で、猫も杓子もクルマを持っていた1990年代。
洗車がブームな時期がありました。
男は、自分の好きなモノに金をつぎ込みます。
クルマをピカピカにするというのは、好きなモノを輝くようにするわけで、はなはだ気持ちがイイ。
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200gのハンディ洗濯機
3月上旬発売
オープン価格
AQUA Storeで予約受付

実は、私、コトンを使っていると、洗車と同じ気分になるのです。
「シュオン」というモーター音と、振動を伴う「ト、ト、ト、トン。」の音。
汚れを取ることだけに集中する。
そして汚れは、見事に落ちるわけです。
これが、はなはだ快感なのです。

きっと「オレはやったぜ!」という前向きな気持ちの表れだと思います。

 
余りの面白さに、先走って書いてしまいましたが、「コトン」にハマる男性諸氏は多いと思います。

お嫁さんの方はコトンを用意し、シミ抜きに近い面倒臭い部分、汚れがひどい部分を旦那さんにしてもらうのはどうでしょうか?
きっと、旦那さん、夢中で汚れを落としてくれますので、お嫁さんは機械洗い(=通常の洗濯機の意味)だけ、きっと旦那さんも自分の成果をより示したいでしょうから、干すのも手伝ってくれると思います。

 
■男のスーツは消耗品というと何やら格好いいけど・・・
年に6着(春夏:3着、秋冬:3着)を買って、その年で着つぶしてしまう友達がいます。

職種はサラリーマン。
外回りの営業です。
スーツは、朝から晩まで着っぱなし。
ほとんど外で食べますし、お客様と夜のお付き合いなどもします。

私も経験ありますが、紺系、灰系かかわらず、スーツは見事に汚れますね。
クリーニングに出すと、自分の知らないシミも抜かれ、目玉が飛び出る価格になることもあります。
友達は、それならと「心の平安」を求め、スーツは消耗品と言うことで対応しています。

しかし、2万円/着でも、12万円/年ですからね。
経済的には、ちょっと厳しい。

 
■スーツのシミ抜きに挑戦
ならばと、スーツのシミにAQUAの「コトン」で挑戦してみることにしました。

来月発売されるコトンは、ハンディ・クリーナーと銘打っています。
「部分洗い」「手洗い」用の機械という意味ですね。

洗濯に使う洗濯機は、年々強化されています。
しかし衣類の選別と、手洗い、シミ対応などは自分で行わなければなりません。
本当に、洗濯の上手い人は、衣類の選別と、手洗い、シミ対応の上手い人です。

 
コトンは、その中の手洗い、シミ対応のサポートをしてくれます。

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今回トライする冬物のジャケット。
表地は、毛とポリエステル、裏地は、キュプラとポリエステル。
洗いはドライクリーニング・オンリー


 
■テーブルの上が一番!
まずコトンを使う場所です。
私のお勧めは、食卓です。

服というのは、割と面積取りますからね。
コトン自体の作業スペースは少なくてもイイのですが、服は大きいですからテーブルをお勧めします。
というのは、明るいところでゆっくり見ると、気付かなかったシミも見えることが多いからです。

また、コトンはテーブル、洗濯を洗面所と、分離しますと二人でこなすことも可能です。

 
■準備するのは3点
次は、用意すべきモノです。

1)液体洗剤
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使用した洗剤と携帯ボトル。

銘柄は、P&G「アリエール サイエンスプラス イオンパワージェル」(以下アリエール)です。
アリエールは、コトン開発時も使っていたとのことですから、一応、標準洗剤としておきます。

使用する時の量は、一滴。(0.4ml)
いちいち計ることはできません。
開発陣のお勧めは、「100均」ショップの携帯ボトルだそうです。
で、これは100均で購入しました。

 
2)ペーパータオル
1回で大体2枚使います。
台所にあるもので問題ないです。

 
3)コトン
コトンに必要なのは2つ。
単4電池3本と、水ですね。
水といっても、5ml。

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コトンはこれだけのパーツから成り立つ。


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コトンの心臓部。水を入れるボトル。容量5ml。
右)前から見るとハスの花の様な穴がある。ここから「トン」毎に適量水が出てくる。


 
あと、あると便利なのが、適度な固さの台ですね。
ペーパータオルの下に置いて使います。
が、なくても問題はありません。

 
■そして「気持ちイイ」
さて、今回汚れを取るのは、冬物のスーツのジャケット。
ボタン横の白い汚れと、袖口の汚れを取りたいと思います。

まずは、ボタン横から。

DSCF9070 液体洗剤を汚れの上に一滴。
そして綿棒で十分伸ばします。
連続でもイイそうですが、1分弱時間を置きました。

そして裏側から・・・。
冬物の弱点ですね。
裏側から汚れを確認することはできません。

それはコトンが効果を発揮しにくいという意味でもあります。
コトンは叩き洗い。
水を汚れの逆側から叩き込んで、汚れをペーパータオルに転写させるわけです。

生地が厚手になればなるほど、水が通りにくい。
これがコトンの弱点といえば、弱点です。

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左)表地。洗剤を一滴垂らし、綿棒で伸ばした所
右)裏からコトンで叩いた痕。見えないのと、布地が二重なのでかなり広範囲に叩いた。


あと、コトンのポイントは、外から汚れの中央に集めるようにすることです。
裏側から汚れを確認することはできないと厳しい。

 
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微かに痕があるが、わからないレベル


「ト、ト、ト、トン」
小刻みなリズムは、手に気持ちよい。

何度か、位置を見直しながら、進めます。

 
で、見事に汚れが取れました。
また、洗剤の感触もありません。
「洗濯機で、「すすぎ」したのと同じ状態になります」とのことでしたが、まさにその通り。

自分の努力で、服が蘇る。
本当に気持ちイイ!

 
■袖口の汚れは?
スーツで汚れやすいのは、襟首と袖口です。
では、2番目の汚れとして袖口の汚れに挑戦です。

範囲も広いので、2回洗濯です。
完全ではありませんが、取りあえず問題ないレベルになりました。

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左)多分、油系の汚れ、コトン前、左)コトン後。ストライブがはっきり見えるほど、汚れは薄くなった


 
■Yシャツの襟汚れ対応
平日着るモノの中で、男だと、Yシャツの襟が、一番汚れます。

今までは、洗剤原液を襟に引っ掛けて、洗濯機へ入れていたのですが、揉むなどするのが面倒臭い時があります。
で、原液を付けて、そのまま洗濯と相成るわけですが、時々、キレイに落ちていないものがある。

 
ということで、襟汚れにも挑戦してみました。

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左)コトン前。うっすらと襟汚れが付いている。右)コトン後。きれいに落ちた。
こうも落ちると、ドンドン持ってきてと言いたくなる。


 
こちらはあっさり汚れがおちました。
これで洗濯機に入れれば、完璧です。

 
■他に類を見ない、「部分洗いの叩き洗い」専用洗濯機
その他、幾つか試してみましたが、「コトン」は予想以上に汚れを落とします。

理由は2つでしょう。
1)液体洗剤の原液を使用していること。
2)叩き洗いであること。

特に今回実感したのは、叩き洗いですね。
叩き洗いは、布地に対する負担が少なく、しみ抜きの基本ともいえる洗い方です。

ところが、この叩き洗い、真っ当な効果を出すことが難しい。
例えば、ネットでは「洗濯に使用する洗剤の原液をスポンジや歯ブラシにつけて、軽くたたく」とあります。

でも考えてみてください。
スポンジも歯ブラシも「叩くのに全く向いていません。」

汚れが付いた時、タオルもしくはハンカチを水で濡らして叩いた経験がある人は多いと思いますが、「なんて落ちないんだ」と思ったことと思います。

それはそうですよね。
専用台もなく、場合によっては正しく対応していないこともあります。

 
逆な言い方をすれば、今まで真っ当にできなかった「部分洗いの叩き洗い」ができるようになったともいえます。
(全体洗いの叩き洗いは、ドラム式洗濯機なので、言葉としては妙な感じですが「部分洗い」を付けています)

 
もっと言いますと、手洗いには「押し洗い」「振り洗い」「つけ込み洗い」「部分洗いのつかみ洗い」「部分洗いのもみ洗い」「部分洗いのつまみ洗い」、そして「部分洗いの叩き洗い」があります。
「部分洗いの叩き洗い」以外は、「洗濯ブラシ」か、「手」でできます。

ところが「部分洗いの叩き洗い」だけは、上手くできている感じがしない。
というより、まず的確に叩けません。

しかし「コトン」を使えば、極めて楽に「部分洗いの叩き洗い」ができるわけです。
むしろ「部分洗いの叩き洗い」の良さを出すことの出来る唯一の道具と言った方がベターかも知れません。

 
■太鼓判押します!
「コトン」は、今まで的確な効果が出せない時があった「部分洗い時の叩き洗い」の効果を発揮させる機器です。
AQUAさんから「洗濯機」と名乗りを上げたいと聞いた時、ちょっとオーバーなと思いましたが、今の気持ちは全然違いますね。

「洗濯機」というしか表現のしようがないスゴさがわかりましたから。

「部分洗い時の叩き洗い」の効果は抜群です。
ドライクリーニング・オンリーの汚れたジャケットでも、かなりいけるのですから。
(これは、ドライクリーニング・オンリーのジャケット全てに適用できることを意味しません!ご了承願います。)

コトンは、洗濯として無理をさせている部分がありません。
全てが、理にかなっている。
「コトン」とスチーム等を上手く使えば、ジャケットをクリーニングに出さずとも、ワンシーズン乗り切れるかも知れません。

これで、10,000円は安い!
クリーニング代を考慮すると、1年位で優に元が取れます。

また、筆者は長期海外取材などだと、ジャケットは2枚持って行くのですが、それも不要。
トラブルがあっても、数分の作業と、数時間乾かせば、翌日も問題もありません。

唯一無二、素晴らしきハンディ洗濯機に、「太鼓判」を押させて頂きます。

 
商品のより詳しい情報は、AQUAのホームページにてご確認ください。
http://aqua-has.com/coton/
先行予約は、AQUA Storeからどうぞ。
http://www.store-aqua.com/
 
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2015年2月9日

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