「遊びをせんとや生れけむ!」その心が生活を豊かに!
ギフト・ショーで出会ったモノ
2月4日〜6日、ギフトショーで見つけた いろいろな楽しいものを一挙紹介したいと思います。
いつもの「長期に使える」「実用性に富む」「お買い得」的な視点ではなく、「商品が放つユーモア、遊び」が主眼です。
軽い気持ちでご覧頂ければと思います。
■なんか面白い
お相撲さんの廻しがクローズアップされたパッケージ。
これ何か、わかりますか?
実はくつした。ソックスです。
ソックスのたたみ方を工夫して、遊んで見ているわけです。
このようなたたみ方は、機械ではできません。
全て手作業です。
別の言い方をすると「無駄」とも言えます。
しかし「面白い」。
誰がお相撲さんの廻しがソックスだと思うでしょうか?
その場で開けてもらうと、口々に「何これぇー」といわれ、スマホでバシバシ撮って、Facebookにアップでしょうか。
先ほど、「無駄」と書きましたが、別の言い方をすると「潤い」と言えます。
効率を求める、無駄を省く、現代社会の基本ともいえる行為ですが、逆にいえば潤いのない世界ともいえます。
人にプレゼントするもの位は「潤っていたいものです。」
■ちっちゃーい。赤ちゃん用電動歯ブラシ
見つけた時、笑っちゃいました。
小っちゃい子を見ると、思わず笑ってしまうようにです。
江戸小物のような精緻さがあります。
赤ちゃんに使って、効果は・・・ではなく、持っていたらちょっとイイかもと思ってしまいました。
使わなくても、ほのぼのした雰囲気がイイですね。
その横に飾ってあったのはキティちゃんが付いた、歯ブラシUV除菌器。
赤ちゃん用電動歯ブラシに比べると、ずいぶん実用性があります。
■何でもスマホ。60倍の簡易顕微鏡。
昔、「科学」と「学習」という本がありました。
正確にいうと2010年に休刊ですから、人気だったのは科学ですね。
理由は、1962年から付けられ始めた「ふろく」です。
スマホで、これだけの画を見せるこの簡易顕微鏡。
Gakken(学研)の「スマホ de 顕微鏡」です。
まさに「学研のふろく」です。
セミ本格的というのがイイのでしょうが、これを使いこなすとなると、かなり頭を使う必要があります。
ま、人間は「考える葦」であり、考えること自体が人間の存在そのものと宣った哲学者がいましたが。
まあ、なんとも楽しそうなモノです。
■泡にこだわる極楽ビールライフ
嗜好品は切ないものです。
ずっと捕らえることのできない「香り」が、一番重要ですからね。
それと同様なものが、「泡(バブル)」です。
その泡を重要な要素として持っているのが、「カプチーノ」であり、「ビール」です。
泡のないビールは、不味い!
しかしカプチーノもそうですが、泡に対し深い愛情を持った商品は極めて少ない。
タカラトミー社は、それを大真面目に追求した商品を作りました。
「ソニック アワー」シリーズです。
今回展示されていたのはハンディ型ですが、まだまだいろいろあります。
これは極めて贅沢な遊びです。
贅沢は素敵なのです。
■自分の好みをどこまでも
人は、社会的な動物です。
だからでしょうか、個性を非常に大切にしようとします。
ユニクロの服はあれだけ出回っていますが、同じような着こなしは、まずないですね。
同じものでも、違うように見せます。
これが高じると、自分オリジナルのモノを持ちたくなります。
いわゆる「カスタマイズ」といわれる市場です。
特に小物、携帯品は自分らしさ全開ということもよくあることです。
最近、ハイアールで意匠を変えられる冷蔵庫があり、ギフトショーでも「アイアンマン」バージョンが展示されていました。
ここに紹介するのは、ブラザーの2つの機器です。
自分で、いろいろ作って見ようという人なら興味が沸くかも知れませんね。
1つは自在にカッティングできるカッティングマシン。
スキャナー機能付きです。
プリセットされたデザインも多いので、かなり使えます。
5万円以下ですので、個人で使うのもイイですね。
2つめは、印刷テープを直ぐおこせる機器です。
こちらは「業務用」。
ちょっと高い。
でも自分の印刷テープを持つのは、ちょっと面白いですね。
■つながると暖かい
これは何でしょうか。
丸っこい暖かみのあるデザインながらも、どこか通信機器のような雰囲気がありますね。
実は、お腹の中にいる赤ちゃんの心音を聴くことのできる機器、胎児超音波心音計です。
名前は、「エンジェルサウンズ フィータルドップラー」。
赤ちゃんができた時、誰もがちょっと大きくなったお腹に耳を付けて、心音を聴こうとしたことがあると思います。
子供なんかもっと真剣ですね。
何分でもお腹に耳を付けて熱心に聴いていますし、赤ちゃんに向かって声援を送りますからね。
そしてお母さんは・・・。
実は、お母さんでも、胎児の状況を正確に把握することはできないそうです。
そりゃそうです。
そうでなければ、産婦人科は不要になってしまいます。
現在の所、胎児の一番詳しいデーターは、月一の検診ですね。
しかしお母さんは、それでも不安です。
流産の経験があれば、尚更です。
五体満足で生まれますようにと願かけしますし、毎日がドキドキものです。
これは胎児に問題ない超音波ですので、毎日でも自分で使えます。
ショーの最後に、良いモノを見つけました。
「遊びをせんとや生れけむ、戯れせんとや生れけん、」
人間が生き生きするのは、こんなモノと戯れる時かも知れません。
2015年2月15日
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