平成26年度 省エネ大賞受賞内容が発表されました。
表彰式は、平成27年1月28日(水) 10:15〜11:40に、東京ビッグサイト 会議棟 レセプションホールAにて行われます。
省エネ大賞は、「省エネ事例部門受賞者」、「製品・ビジネスモデル部門受賞者」の2つの部門があります。
事例の方は、工場、ビル管理などですので、一般家庭とは余り関係ありませんが、製品・ビジネスモデル部門は、一般に販売される製品を含みますので面白いと思います。
「製品・ビジネスモデル部門受賞者」の表彰種は幾つもあり、「経済産業大臣賞」「資源エネルギー庁長官賞」「中小企業庁長官賞」「省エネルギーセンター会長賞」「審査員会特別賞」があり、今回は、総計26件が表彰されます。
「経済産業大臣賞」「資源エネルギー庁長官賞」で、製品として表彰されたものを下に記載しておきます。
経済産業大臣賞 (製品(家庭)分野) |
日立アプライアンス | ルームエアコン「ステンレス・クリーン白くまくん」 |
経済産業大臣賞(節電賞) | パナソニックエコシステム、クリナップ | 洗浄機能付自動運転レンジフード |
資源エネルギー庁長官賞 (製品(家庭)分野) |
一条工務店 | 防犯ツインLow-Eトリプルガラス樹脂サッシ |
資源エネルギー庁長官賞 (節電賞) |
エナテックス | 太陽熱利用給湯システム「ツインパワー給湯器」 |
今年の特徴は、省エネ7品目の内、「エアコン」「照明」の省エネは、まだ進められているが、冷蔵庫などの省エネは、一段落付いたこと。
断熱材を初めとする、住宅建材、建具が、多くなっていることでしょうか。
2030年にはゼロエネルギーハウスが、標準になるとされています。
そのための素材が、かなり出揃っている状態ともいえますが、日本の場合、密閉度=断熱度を高めると、湿気管理が十分でなく、カビが多くなり、健康的な生活が送れなくなった事例が幾つも報告されています。
「省エネ」で、評価されてきた各製品ですが、今後別の視点からの評価も必要と思います。
省エネ事例部門受賞者(全表)は、次のアドレスにアクセスしてください。
https://ics-event.smktg.jp/cc/0nRi1450I1bCp1bBszF
製品・ビジネスモデル部門受賞者(全表)は、次のアドレスにアクセスしてください。
https://ics-event.smktg.jp/cc/0nRi1460I1bCp1bBszG
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