ハンディ洗濯機現る
AQUAの新製品「コトン(COTON)」
昨日、ハイアールの新製品発表会がありました。
全貌は、明後日掲載予定ですが、まず買って損のないものを紹介します。
名は「コトン」。ハンディ洗濯機です。
■洗濯機の常識
「洗濯機を鞄の中に入れています。」
こういうと、間違いなく「下手なジョーク。」と、女の子は眉をひそめそうです。
それは洗濯機が、「大きい箱形」という先入観があるからです。
普通なら、どんな小さい洗濯機も鞄にも入りませんし、風呂敷にも包めません。
当然ですよね。
50cm四方、高さ1m、重さ30kgという、3歳児ならお風呂代わりに使えそうな大きさですからね。
使うと便利ですよね。
洗剤と汚れ物を放り込み、蛇口を開け、スィッチON。
数十分後には、綺麗になっている。
まあ、それが洗濯機の常識ということです。
が、洗濯の本来の意味は「汚れを落とす」ことです。
一点集中の「汚れ」。
落ちなくなると「シミ(染み)」と名前が変わります。
洗濯の中でも面倒なのが「シミ」。
クリーニングに持って行くと、別料金を取られる。
それをクローズアップすると、全く別の形が浮かび上がってきます。
■ヘアスプレイ!??
形は、ヘアスプレイですね。
先も樹脂製ですので、本当によく似ています。
これが、局所用ハンディ洗濯機「コトン」です。
■使い方は簡単
使い方は、
1)キッチンペーパーを用意します。
これを下に敷きます。
キッチンペーパーがない場合は、汚れてもイイもので、洗濯したい布地より吸水率が良いモノをご用意ください。
2)次に汚れ部分に、液体洗剤を綿棒で塗ります。
ドボドボ付けてはダメです。
10円玉位の汚れに対し、0.4ml程度ですので、薄く塗る感じです。
3)液体洗剤を付けた面を下にして、キッチンペーパーの上に載せます。
4)で、「コトン」を用います。
コトンが用いる洗濯方式は「押し洗い法」。
コトンにセットされた水を、布に叩きつけることにより、汚れを水と共に押し出します。
その先にはキッチンペーパー。
出された布地より、吸水率がイイので汚れを吸います。
この時のコツは、外側より中心に向かって螺旋を描くようにすることです。
汚れを拡散させずに、集めるようにすれば問題ありません。
■何故、洗濯機?
「シミ抜き機じゃなの?」
そういう言い方もできますが、基本手洗いの一手法を用いた、「洗濯」です。
使いのは、「液体洗剤(会場では、P&Gのアリエールのイオンパワージェル サイエンスプラス)」と水です。
比が、洗剤0.4mlに対し水5mlで、12.5倍。
これは1回すすぎの比率だそうです。
要するに、エリア限定の局部洗いと思ってください。
そのための「洗濯機」です。
■先手必勝
先手必勝。
この考え方で、認知された家電があります。
「スティック型掃除機」ですね。
キャニスターに比べ吸引力が落ちるのですが、使い勝手のイイところに置いておける。
ゴミがあったら直ぐ掃除。
お陰で、土日、大掃除をしなくてもよくなりました。
これもそうですね。
手洗いが、テーブルの上でできるのですよ。
ちょっと汚れたら、さっさとキレイに。
先手必勝です。
卓上洗濯の時代が来るのかも知れません。
ちなみに、発売は3月上旬から。価格は10,800円(税込)。
現在、アクアストアーで、予約受付中とのことです。
http://www.store-aqua.com/
商品のより詳しい情報は、ハイアールアジアのホームページにてご確認ください。
http://haier.co.jp/
2015年1月15日