東芝60年目の集大成、「かまど炊きの味」を再現
「真空圧力IHジャー炊飯器」RC-10ZWH、RC-10ZPH
東芝ホームテクノ(株)から、東芝が炊飯器において60年にわたり追求し続けた「かまど炊きの味」の集大成として、昔ながらの羽釜の形にならった内釜(「備長炭かまど本羽釜」)を新たに採用した「真空圧力IHジャー炊飯器」RC-10ZWH、RC-10ZPHが、オープン価格にて、2015年1月中旬から発売されます。
RC-10ZWHの主な特徴は、次の通りです。
■「備長炭かまど本羽釜」は、昔ながらの羽釜の形
「かまど炊き」のようなおいしいご飯を目指し、東芝は羽釜の形状にならい側面が丸く上部に向かってすぼまった形の丸釜を採用してきました。
昔から上手な炊飯方法として伝えられる「はじめチョロチョロ、なかパッパ」の「なかパッパ」において、かまど炊きの場合、強力な火力による沸騰を続けることで、お米の持っている旨み成分(おねば)を引き出しています。それを可能にしているのが、内釜上部の空間です。
新採用の「備長炭かまど本羽釜」は、この空間を従来機種より約25%白米5.5合炊飯、水位線から上の空間容積を比較(東芝製2013年度機種RC-10VWG 1.2L、新製品RC-10ZWH 1.5L)拡大し、羽釜のように上部に広い空間を確保しました(「連続沸騰うまみ空間」)。
これにより、沸騰初期の加熱量を従来比で約28%電圧100Vにおいて白米5.5合炊飯、沸騰初期の加熱量を比較。東芝製2013年度機種RC-10VWG「かまど名人」35Wh、RC-10ZWH「かまど名人 ややしゃっきり」45Wh。向上した連続沸騰が可能になりました。
内釜の中で抵抗なく膨らんだお米は、かたさと粘りのバランスが良く、一粒一粒がしっかり旨み成分(おねば)で覆われた炊き上がりとなります。
また、内釜の周囲に設けた羽により、「羽釜」の羽本来の役割の通り、内釜を支え、内釜周囲を高温に保つことができます。
「備長炭かまど本羽釜」は、プレス成型ではできない形状のため、東芝独自の溶湯鍛造製法による高圧成型後に一品ずつ、内面と外面を丁寧に削り出して開口部をすぼめた羽釜の形状に仕上げています。溶湯鍛造方式には、高い強度と熱伝導性の良さという長所があります。
■「備長炭かまど本羽釜」は「鉄」と遠赤効果の「備長炭」を素材で、大火力。
おいしいごはんを炊くために、内釜に求められるのは「大火力」、「熱対流」、「熱伝導」です。内部の熱対流で、均一に内釜内を高温にして、お米を芯からふっくら炊き上げるわけです。
「備長炭かまど本羽釜」は、発熱効率の高い「鉄」を使用することで、大火力の熱をすばやく起こし、独自の鍛造製法で、熱伝導の良いアルミと一体成形するため、その大火力をすばやく釜内に伝えることができます。
また、内釜の外面と内蓋、内枠リングに「備長炭入り遠赤外線コーティング」を採用しています。さらに、羽が密接する箇所に「羽釜ヒーター」を設け、熱が冷めにくくしています。
現在の炊飯器の持つ保温機能を活かし、内枠リングの加温で、保温時の結露を抑え、ごはんのベチャつきも抑えます。
■真空ポンプによりお米のうまみを引き出す「真空うまみ引き出し」
お米をおいしく炊くため、独自の真空ポンプで内釜内の空気を抜き、加熱前にお米の芯まで吸水できるようにしています。
短時間の「ひたし」時に十分な吸水が可能になるよう、吸水時に減圧を繰り返し行うことで、まんべんなく吸水させ、お米本来のうまみ(甘み)を引き出しています(「かまど名人」コース)。
こうして、引き出された旨み成分(おねば)がお米の表面を包み込み、炊きたてだけでなく、冷めてからのおいしさも長持ちします。
その他の特徴
●沸騰力を高め、カニ穴をつくる「釜底WAVE」
●「かまど名人」コースでお好みに炊き分け
●最大圧力1.2気圧を細かく制御「圧力可変コントロール」
●「真空ひたし」でお米の芯まで短時間吸水
●「真空美白保温」でごはんの黄ばみ、においの発生を防止
●約26分で美味しく炊きあげる「そくうまコース」
●「スマートタッチパネル」
●環境へも種々の配慮
商品のより詳しい情報は、東芝のホームページにてご確認ください。
http://www.toshiba.co.jp/living/
2014年12月7日