レポート

ヒゲダンディになるには? (後編)、
毛を制する者は、人生を・・・


ツルツルに剃るのが、電気カミソリなら、ヒゲを整えるのがバリカンであるという話をしました。
パナソニックさんに、「バリカン型のヒゲそりを試させてください」というと、「これが売れ筋です。」と出てきたのは、お風呂グルーミング3点セットでした。
顔のヒゲを整える、「ヒゲトリマー」
体の毛を剃り、整える、「ボディシェイバー」
ボウズヘアー専用ですが、セルフカット可能な「ボウズカッター」

全部「毛」に関係あるモノばかり・・・。

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白で揃えてみました。左端)3枚刃の電気カミソリ:ES-ST27、左中)ヒゲトリマー:ER-GB40-W 右中)ボディシェイバー:ER-GK40-W、右端)ボウズカッター:ER-GS60-W


 
■毛をカットなどして、美しく整えるのは人間だけの特権!?
が、考えてみると、そうなのですね。
女性の美容といいますが、「肌」「髪(毛)」「爪」が3点セットですからね。

男の場合、女性より油分が多いため肌は割とタフ。
ほとんど手入れが要りません。

また、爪もそうですね。
あっち系の人とか、宗教上の理由がある人以外、そんなに伸ばさないですし、形にも凝らない。

とすると、男の美容は、ヘアスタイルを中心とした「毛」のお手入れとなります。

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サルの毛づくろい

「毛づくろい」は、動物は自分の動きをよくするために、よく行います。
考えてみれば、人間も哺乳動物ですから、同じことをする必要があるわけです。
ただし、抜いたり、カットしたりして、「美しく」見せるのは人間だけの行為ですからね。

逆に言えば、「毛」を自分の思う通りにいじるのは、人間だけに許された特権かも知れませんね。

 
■ヒゲを整える方法
ヒゲを整えるのは、2つのことが必要です。

1)輪郭を明確にする
2)長さを整える

この2つが重要です。
どちらが欠けてもだらしがなく見えます。

2)に関してはヒゲになれない人は軽視しますが、2)をしないと整った感じがしません。
時には、短い無精ヒゲの方がキレイに見える位です。

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5枚刃電気カミソリ:ES-LV56の
裏側のバリカン機能。正直使いにくい。

で、これに関しては、いかに高性能の電気カミソリといえども、専用タイプに敵いません。
確かに、バリカン機能は付いているのですが、扱いにくくてしょうがない。

それでは、専用機は高いのかというと、これがほどほど。
10,000円を切ります。

むちゃくちゃに聞こえるかも知れませんが、ヒゲに興味があるなら、先にヒゲトリマーを買うことをお勧めします。

実際、小ばさみ、安全カミソリでも、頑張ればかなりヒゲを整えることは可能です。
しかし長さを整えるなど清潔感を出すことが難しい。
そうなると、男友達は兎も角、女友達からは、「きたない」とか言われる可能性があります。

案外、外見でなく、自分を本当に好きと思ってくれている女性を見つけるのに使えるかも知れませんが、女性はいろいろと噂し合うのが好きですからね。いろいろ女友達から吹き込まれた本命の女性からも「きたない」といわれる可能性もあります。

今のは極端な事例ですが、自分の顔ですので、やはりキチンとした方がイイ。
このため、ちゃんとしたのを初めから揃えた方がベターというわけです。

 
■パナソニック ER-GB40-Wはいいぞ!
実は私、P社のヒゲトリマーを買ったのですが、どうも使い勝手が良くない。
顎とか、大きい欧米の人ならいいのかも知れませんが、日本人の顔はそんなに大きくありませんので、どうも大きすぎる感じなのです。
久しぶりのミスチョイス!

で、今回、パナソニック ER-GB40-Wを使わせてもらいました。

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ER-GB40-Wの刃の部分。小さい。
長さは、0.5mm単位の目盛りで調整。

まず、輪郭が整えやすいのが嬉しい。
直刃:0.5mmと小さく、またホールドし易いので、自分が思い描いた通りに扱えるためです。
刃の角度:45°もOK。

また、ヒゲの長さを0.5mm毎調整できるのが嬉しい。
微調整が利く。

しかも濡れてもOK、風呂場で使えますからね。

これで価格もこなれていますからね。
お勧めです。

ただ1つの問題はデザインですね。
ターゲットが若者ですからね、若いのはイイのですが品質感が・・・。

男が勝負をかける時は、斎戒沐浴、身を清め、顔を洗い、歯を磨き、ヒゲを剃ります。
これだと雰囲気がでない。
ヒゲトリマーに関しては、高品質バージョンも欲しいですね。

 
■ネーミングに一言
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カタログにある
ボウズカッターの名

さて、このシリーズ、私の中で座りの悪いモノがあります。
「ボウズカッター」ですね。
製品の性能とかは問題ないのですが、名前の座りが悪い。

これ単純にいえばバリカンですよ。

 
1990年代、NBAが日本でも流行しました。
その時のスーパースターは、かのマイケル・ジョーダン。
彼はボウズ頭でしたね。

とにかく格好よかった。

そのためでしょうかね。
ボウズにする人も多くなりました。
国際的には、スキンヘッドと呼ばれ、どちらかというと社会からの逸脱者と見なされることが多いようです。

が、平成の御代、スタイル本によると、「セクシー・ボウズ」というカテゴリーまであるそうです。

しかし「ボウズカッター」と言われてもね。と思うのは私だけでしょうか?

 
商品のより詳しい情報は、パナソニックのホームページにてご確認ください。
http://panasonic.jp
 
■関連記事 レポート「ヒゲダンディーになるには? (前編)、今時の電気カミソリ

 

2014年9月28日

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