苦言を呈するわけではありませんが、日本人は一度パターンを作ってしまいますと、そこからの別のステージに行くのは余り上手くありません。
例えばガラストップ。
それなりに売れると、猫も杓子も「ガラストップ」。
あの広い扉ですからね、最と面白いことはできないのでしょうか?
が、ヨーロッパの大型白物家電は、ビルトインを基調としていますので、壁と同じがベストであることは、分かるのですが・・・。
■ハイアールの個性的なデザイン
そんな中、扉デザインで、気を吐いているメーカーがありました。
今や、ワールドワイドでは、白物家電No.1のハイアールです。
タイトルに個性的とは付けましたが、アーティストが己の業をぶつけたようなデザインとは異なり、こんなのも良いよねという感じでしょうか?

左)縦ストライプデザイン、右)波紋デザイン。
ここは荒木飛呂彦氏に依頼し、「ハイアールの奇妙なデザイン」を依頼するのも手か・・・

左)インパクトの強いドットデザイン。ドイツのデザイン賞に引っかけ、レッド・ドット・デザインと呼びたい。
右)見慣れない楕円波紋デザイン。個人的には好みから外れる。
更に情報に特化した扉もあります。

左)ワインクーラー。ワインの歴史が扉に映し出されている。、右)透明、不透明を切り替えられる扉。ニーズ的にはありだが、この見え方に慣れることができるかはわからない。
ガラス扉で高級感だけでなく、いろいろなニーズをピックアップして欲しいものです。
