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●立秋[次候]寒蝉鳴く
日々の様子08年7月s107寒蝉というのは、夏の遅くに鳴く蝉、具体的には「ヒグラシ」のことです。
林の中、カナカナという声が木霊す独特の雰囲気が、ジージーと鳴くアブラゼミ等とは一線を画します。

 
●クマゼミ
昔、小ニの時です。セミの自由研究をしたことがあります。
といっても、広島ですから、ニイニイゼミ、アブラゼミ、ツクツクホウシがメインです。
図鑑に載っているミンミンゼミは、生息していません。

余りに種類が少ないので、高原でヒグラシを捕まえに行きました。
そして夏休みの終盤、「シャーシャー」と凄まじい鳴き声。
サクラの木に、巨大な黒いボディ、完全に透明な羽根。
クマゼミです。
当時広島エリアには、なかなかいない蝉だったので、大いばりで友達に自慢しました。

クマゼミの生息地域は、暑い所、当時四国が本場でした。

 
先日、名古屋に行ったら、クマゼミの鳴き声ばっかり!
日本全国に生息しているアブラゼミを凌駕しています。
これも温暖化の一つでしょうかね。

もう10年もすると、東京にもクマゼミが襲来するのでしょうか?!

2014年8月15日