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美容家電の雄、Panasonic Beautyの新製品発表会が、虎ノ門ヒルズで行われました。
2008年から、美容に費やせる時間が少ない様なシーンでも使える「ながら美容」「効率美容」を提案してきた「シーン提案」、また2011年から「頭皮エステ」「目もとエステ」は「ニーズ先取り」をしてきました。
そして今回のテーマは「エントリー層を拡大」だそうです。
■10代以下の潜在ニーズ
パナソニックの発表資料より転載
会場で深く説明されはしませんでしたが、非常に興味深い資料です。
私なりの解釈をしてみますね。
全身美容まで範疇に入れるとややこしくなりますが、顔をキレイにする場合には「化粧品」を使う方法と、Panasonic Beautyのように「美容家電」を使う場合があります。
化粧品は、「皮膚の上に、化学物質を薄く塗り、キレイにみせる方法」です。
皮膚の上に留まるだけでなく、体内に取り入れ効果を出す場合もあります。
このため効果も強いですが、それを追い求めますと「白斑」問題のようになる場合があります。
体内に合わない物質が入るためですが、個人で差がありますので、なかなか100％安全とはいえません。
美容家電は「皮膚、髪などに物理的な刺激（熱、スチームなど）を与え、元々人が持っている復元力を手助け」します。
逆な言い方をしますと、皮膚、髪が強いほど復元力は強いです。
つまり、若い人の方が効果が高い。
「エントリー層」への対応が重要ポイントとなる
化粧品でちょっと高価なものを使うと、お小遣いも「あっ」という間になくなりますし。
余り指摘されることがないですが、10代の女性はいろいろな情報網を持っていますし、感もイイですからね。
それがマーケットデーターに反映されているのかも知れません。
■キーになる美容家電
基本は、「ドライヤー」と「スチーマー」
「Hair Care」「Face Care」「Oral Care」「Body Care」です。
それぞれのカテゴリーで、いろいろな製品を作っていますが、美容家電の基本は、ドライヤーとスチーマーだそうです。
出張、旅行時なら、「ドライヤー」、
「目もとエステ」、「温感エステローラー」
すると、ドライヤー、目もとエステ、温感エステローラーだそうです。
良く考えますと、「目もとエステ」＋「温感エステローラー」で、スチーマーと似た働きが期待できますので、なるほどと思いました。
■ヘアドライヤー ナノケア EH-NA96
ヘアドライヤー ナノケア EH-NA96
オープン価格、9月1日発売
色はビビッドピンク、ピンクゴールド、白
この基本性能が、77年間、美容家電を作ってきたパナソニックの実力といえます。
が、急速乾燥は生き物にとっては厳しい。
つまり髪に厳しいわけです。
髪の毛を守っているのは、キューティクルです。
小さな魚の鱗のような形のものが、髪の毛を覆っていると思ってください。
キューティクルが開いた状態では、水分などが減少し、髪は傷みやすくなります。
「ナノイー」は、OHラディカルの帯電を利用し、周りに水分子を吸着し、約5〜20nmの粒子です。
パナソニックの得意技の1つです。
ナノケアは、このナノイーをケアに使用します。
さらに今回、2つの「ミネラルマイナスイオン」発生器を搭載しています。
乾燥による傷みを防ぐだけでなく、キューティクルの密着性を高めます。
乾かしながら紫外線に強く、より摩擦ダメージに強い髪になります。
「ナノイー」と「ダブルミネラル」の効果。（パナソニックの発表資料より転載）
また、新しく「インテリジェントモード」も搭載。
夏の暑い時、ドライヤーは使いたくないですよね。
「インテリジェントモード」とは、外部室温を察知し、気持ちよく使える温度にドライヤー自体が調整してくれるモードです。
「インテリジェントモード」の効果。（パナソニックの発表資料より抜粋）
左）EH-NA96の「ホット」「クール」の文字。状態が分かりやすい。
右）型番と色。女性を意識し、ピンク系の色が入っている。
■ヘアドライヤー ナノケア EH-NA56
ヘアドライヤー ナノケア EH-NA56
オープン価格、9月1日発売
色は、白とペールピンク
それに比べ海外は「硬水」。髪への負担も大きい。
当然、海外旅行時にナノイーを使いたいという話がでてきます。
EH-NA56は、そんなニーズに対応、100-120V/200-240Vの電圧切替を付けました。
海外でも安心して使える一品です。
■スチーマー ナノケア EH-SA95
EH-SA95
オープン価格、11月1日発売
きちんと覚醒するためには、冷たいシャワーも我慢して、それなりの時間浴びることです。
そうすることにより、体のシャンとした状態が続きます。
顔の皮膚も同じですね。
温冷の刺激で引き締まります。
EH-SA95は、それを効率よく確実に行えるよう、ダブル温スチームに加え、ダブル冷マイクロミストを新搭載。
ムラのないスチーム＆ミストで、肌にハリと共に、うるおいを与え、キメを整えます。
さらに美容専門家から学んで生まれた温冷プログラム（自動コース）に「クイック温冷」を、温スチーム単独コースに「クレンジング」の2コースを追加。
これで温冷プログラムは、「クリア肌」「ハリ/弾力」「皮脂ケア」「クイック温冷」の4コース、温スチーム単独コースは、「温スチーム」「クレンジング」の2コースとなり、より楽に使うことができます。
最後の特徴はコンパクトデザイン。
従来モデル：EH-SA93（2013年モデル）に比べ、横幅：30％をスリム化（17.1cm幅）。
さらに重さは約130g減。
後ろには、デザインに溶け込んだ取っ手もあり、楽に持ち運びが出来ます。
使いたい時に、使いたい場所で使うことができます。
左）EH-SA95のスチーム量：約12ml/分は、スゴい！
右）後ろの水入れタンク。タンクの上の凹みが取手部。
Panasonic Beautyのスチーマーのラインナップ。
左より、ES-SA95（前述）、2WAYタイプ EH-SA63（オープン価格、9月発売）
コンパクトタイプ EH-SA33（オープン価格、9月発売）、ナイトスチーマー EH-SA46（オープン価格、販売中）
■頭皮エステ、目もとエステ、温感エステローラー
頭皮エステ、目もとエステ、温感エステローラーも同時発表されました。
詳しくは、下のURLをクリック、Panasonic Beautyのホームページでご確認ください。
目もとエステ（リフレタイプ）EH-SW30
オープン価格、9月1日発売
移動の時、気付くのが目の疲れですね。
しかし、居酒屋とは違いますので、「あゝ蒸しタオルが欲しい」と思っても出てはきません。
このため目薬を使うのですが、余り使うと涙腺が怠けてしまい、乾き目（ドライ・アイ）になることもあります。
やはり、目のコリですので、温めてやるのが一番です。
このシリーズが出た時、欲しいと思ったのですが躊躇したのは厚みです。
普段持ち歩くにはちょっと大きいのです。
それに比べ、EH-SW30はイイ塩梅です。
出張時、旅行時に持って行きたい一品です。
■新CMキャラクターは「水原希子」
ちょっと不安そうな表情
有名なファッションモデルで、いろいろなファッション誌の表紙を飾っているので、見られた方も多いと思います。
10代のエンター層を狙うというので、10代のモデルさんを起用するのかと思ったのですが、ちょっと違っていました。
しかし、トークショーを見ている間に、印象が変わりました。
猫の目の様に、クルクルと表情が変わるのです。
当然、微笑んで、ばかりではないです。
いわゆる「素」に近い雰囲気ですね。
CMも観せて頂きました。
10代は漠然とした「期待」「不安」が入り交じり、ちょっとしたことでも涙したり、頑張ろうとするものです。
彼女の表情は非常にイイですね。
特に「不安」そう な表情がイイです。
トークショーでは、開発、広告の女性担当者と一緒にいろいろな話をされました。
ドライヤーに関しては、「すぐ乾く。1分半くらい。面倒くさがりなので、直ぐに乾かないとそのまま寝てしまう。」
スチーマーに関しては、「化粧のノリが違う。」
とのこと。
また、美容家電のCMに出ることに関しては、「憧れでした。」とのこと。
「きれいなお姉さんは好きですか？」の系列では、6代目。
和風な清楚さとは違う、6代目。
キャッチコピーも、「忙しいひとを、美しいひとへ。」です！
商品のより詳しい情報は、Panasonic Beautyのホームページにてご確認ください。
http://panasonic.jp/beauty/
