本日、T-falの秋・冬新製品発表会がありました。
今回も魅力的な商品が満載ですが、「揚げ物」「炒め物」「煮込み」をこなしてしまう「アクティフライ」、最高のスチームを出すコードレスアイロン「フリームーブ パワー」を中心にご紹介します。
■調理家電[アクティフライ](10月上旬発売、希望小売価格:47,037円(税抜))
この写真を見た時、何を連想しますか?
宇宙船のモックアップ、といってもイイほど個性的なフォームですよね。
これがアクティフライです。
アクティとは、「アクティブ」のこと。活動的とか、能動的とかいう意味です。
フライとは、「フライパン」です。そう、各家庭に1つはあるとても便利な調理器具ですね。お嫁さん最強の武器でもあり、夫婦喧嘩の時は・・・。
脱線しました。
「アクティフライ」とは「熱風循環、自動かく拌調理できる電動フライパン」のことなのです。
「なるほど!」、フライパンなら、「揚げ物」「炒め物」「煮込み」全部できますからね。
■実際の調理法は?
しかしアクティフライは、通常のフライパンとは一寸違います。
それは、加熱は熱風循環で行うことです。
コンベクション(対流型)・オーブンと、同じです。
あと短い回転翼を持ちます。
これで中をグルグル撹拌します。
この2つで3つの組み合わせを作り用います。
モード1 | 主に揚げ物 | 2段階の温度と回転 |
モード2 | 主に炒め物 | 高温で常に回転 |
モード3 | 主に煮込み | 高温でゆっくり回転 |
ちょっと分かり難いので、モード3の動きを動画で見てみてください。
揚げモノも、かなりイイ感じです。
会場で試食に出されていたのは「鶏のカツレツ」ですね。
8個/回。時間は20分。足らない場合は、すぐ追加すれば大丈夫。20分後に、もう1回(8個)できあがりますよ!
そうすると十分ですね。
分量は、基本、大人 2人前です。
ちなみに炒め物の回鍋肉(ホイコーロー)は、11分でできます。
肉も薄いので、熱が通りやすいのだと思います。
■アクティフライの、ここが魅力!
料理は割と時間が掛かります。
プロの料理人に重要なことに、手早く料理を出すことがあげられます。
料理の場合は時短ですね。
右のグラフの通り、皆さん工夫されていますね。
中の2位に、「フライパン1つで料理する。」と言うモノがあります。
これはフライパンの特徴を上手く表しているともいえるのですが、洗い物を極力少なくするということです。
アクティフライもフライパンと一緒。調理機器としての汚れ物は、これだけ。
しかもフライパンならお任せのメーカーですからね。
食洗機も使えるなど、対応もバッチリ。
これ1台で料理も済むし、しかも例えば鶏の唐揚げの場合、作る間の20分ずっと付いている必要がない。
洗い物は1つ。
絵に描いた様な時短です。
しかも「美味しい!」。
実は、アクティフライ。
2007年にフランスでの発売を皮切りに、現在まで125カ国、700万台を販売してきたそうです。
そういうと「なぁんだ。」と思われるかも知れません。
が、海外のアクティフライと、日本向けのアクティフライは全く別物です。
海外は、1つのモードだけなのです。
日本は、先ほどいいましたように3つのモード。
日本市場を考慮した仕様になっています。
日本って「お得」ですね。
■コードレス スチームアイロン[フリームーブ パワー]
アイロンに関しては、やはり欧米はスゴいと思います。
とにかく、ガンガン使いますからね。
IFAイーファと発音します。世界最大の家電ショー。9月にベルリンで行われる。などでは、これでもかという位アイロンが展示されていました。
しかもあちらのデモは、蝶ネクタイの紳士が行うのです。
何気に執事の格式を感じました。
さて、欧米のアイロンの第一の特徴は重いということです。
彼らはアイロンの掛かったシャツを毎日当たり前のように着るのですから、枚数を掛けます。
この時のポイントは、アイロンの「重さ」とかけ面の「すべり」です。
アイロンの重さで掛け、すべりやすさを利用して移動させて行くわけです。
いいアイロンだと、ほとんど力を入れることなく掛けることができます。
力で押したりしないですから、布も巻き込みにくいです。
シワもでにくい掛け方でもあります。
ただ、洗濯直後の洗濯物には布の絡まりによるシワがあります。
伸ばして干してやるのですが、必ずシワが伸びているとは限りません。
ここで活躍するのが「スチーム」です。
水分でシワをほぐしてやるのです。
昔は霧吹きを使っていました。
が、今は「スチーム」です。
それは、スチームの方が、水滴1つ1つの大きさが小さいので、霧吹きより繊維の奥まで浸透するためです。
そして、かけ面の「熱保持力」。ずっと同じ温度だと、楽に手早く掛けることができます。
これが弱いと、温めるのに一寸待っての連続となります。結構時間が取られるところでもあります。
T-falの新型コードレス スチームアイロン「フリームーブ パワー」は下の4つに対し明快な答えを持っています。
スチーム | パワフルなスチームで蒸らす |
重さ | 適度な重さでプレス |
すべり | 指一本でもスムースに動く |
熱保持力 | 高温長持ちで時間短縮 |
ちなみに、今回T-falの説明は、非常にユニークでした。
「スチーム」は、一般的なコードアイロンの約4倍の水分量あるそうです。
これをお米に例えられましたね。
お米を炊くという行為は、お米の中に水分を入れる行為ですからね。
生米:15%の含水量に対し、白米:62%の含水量というわけです。
なるほど、白米は伸ばすことができますが、生米を伸ばすなんてできないですからね。
重みは、筋肉負担量で確認して、約23%楽。
こちらは千葉大学人間生活工学研究所に協力を頂いたそうです。
滑りやすさを数値化した場合、一番近いのはナイロンとナイロンを滑らせた時の数値だそうです。
男ですから、ナイロンストッキングを着用したことはないので実感はわかないのですが、こちらも千葉大学人間生活工学研究所で確認してもらったそうです。
最後の時短は、熱保持力だけでなく、立ち上がりの早さも重要なのですが、ハンカチ5枚で、約2分50秒も差がでたそうです。
実際にオックスフォードのシャツに掛けさせてもらいましたが、力を入れなくても、スッと生地がのび、本当に気持ちがイイ!
また、スチームのプシューも強力。
使ってみたいアイロンです。
■スロージューサー[インフィニープレス レボリューション]
これは、以前発売を「夏」としていたものが、9月に延期されたものです。
2014年の春、夏にも掲載しましたので、今回詳しいことは省略します。
が、印象に残ったことを。
会場で試供された「キャロットジュース」と「ケーキ」です。
スロージューサーですから、「キャロットジュース」はサラサラした感じで美味しかったです。
問題はケーキ。
美味しいのですが、スポンジ部の崩れ方が普通のと、一寸違いました。
実はこれ、キャロットジュースの絞りかすで作ったケーキなのです。
しみったれたことをいうかも知れませんが、今日、フルーツ、野菜は高いです。
特にジュースにするような場合、無農薬&低農薬を選びますよね。
それを選んで買うと更に高い。
絞りかすだって、良質の植物繊維は残っていますし、栄養だって少しはあるはずです。
T-falは、それを考慮し、絞りかすを使ったレシピ集を作ったそうです。
当然、商品に冊子として付いてきます。
これも嬉しい仕様です。
他に、ミキサー[クリック&テイスト]、電気ケトル[アプレシア ウルトラクリーン ネオ 0.8L]なども紹介されました。
T-falのポリシーは「家事のお役に立ちたい」とのこと。
と考え、いろいろな商品を皆さんにお届けしているとのことです。
今回も「アクティフライ」を始め、気になる商品が勢揃いです。
商品のより詳しい情報は、CLUB T-falのホームページにてご確認ください。
http://www.club.t-fal.co.jp
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