新製品

AQUA:ツインパルセーター搭載 縦型洗濯機
縦型洗濯機は古くない!


皆さん、洗濯機は「ドラム派」ですか? 「縦型派」ですか?
「ドラム型」は、高価格なこともあり、最新技術のオンパレードです。
AQUAも、お湯洗い、オゾン洗浄などの新技術をドンドン入れています。
では、「縦型」は?
と聞かれると、ちょっと詰まる感じだったのですが、今回の意欲的な縦型洗濯機を見て、嬉しくなってしまいました。

 
■商品に「完璧」の2文字はない!
縦型洗濯機は、出てからすご〜く時間が経っています。
なんせ、電気洗濯機の原型は縦型ですから。
しかし、いつの頃からか、余り変わらなくなってしまいました。

何故でしょう?

それは、できないことは、できないとされて来たためだと思います。

 
例えば、手洗い。
手洗いの時も、洗濯機は部分的に使います。
そう「脱水」です。

速さ調整はできませんので、ある程度時間が経った所でスイッチ・オフ。

脱水と言う用は足せるのですが、衣類によっては傷んでいないか心配です。

 
脱水の原理は簡単です。
遠心力で、水を飛ばすだけですから。
でも、こんな単純な仕掛けでも、衣類を傷めますね。
例えば強く回すと、衣類は脱水槽の壁面に張り付いてしまいます。

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海藻を処理している様にも見えますが、
ファーの手洗いです。きれいになりました。
ただし手洗いは「自己責任」で。

槽は堅いですし、衣類は柔らかい。
いつの間にか、傷むわけです。

手洗いともなれば、傷みやすい布地なのですが、元々「洗い」で対応していないので、「脱水」も余り考えられていない。
ファーの手洗いを見たことありますが、脱水はヒヤヒヤものでした。

 
長い歴史を誇る縦型洗濯機ですが、使い方と仕様が、まだ十分考え尽くされていないのではと言うわけです。

 
今回のAQUA AQW-VW1000Cは、かなり細部まで考えられた仕様です。
さっそく紹介しましょう。

シリーズ4機種並び

左)全自動洗濯機:AQW-VW1000C 10kg 7月上旬発売、左中)同:AQW-VW900C 9kg 8月上旬発売
右中)全自動洗濯機:AQW-VW800C 8kg 9月発売
右)縦型洗濯乾燥機:AQW-TW900C 10kg / 5kg 8月上旬発売


 
■今まで諦めてきた点が楽に 「衣類おそうじ」
駅前でティッシュをもらい、そのままズボンのポケットへ。
ポケットから出すのを忘れて、洗濯してしまい、ズボンだけではなく、あらかたの衣類にティッシュのカスを付けてしまったことありませんか?

問わずもがな、毎年何回かある失敗です。
ひどい場合は、「洗濯しなきゃよかった・・・。」と思う瞬間ですね。

が、今回AQUAに付いている糸くずフィルターはすごい。
「衣類おそうじ」というたいそうな名前が付いていますが、名前負けはしません。

 
まずは論より証拠。こちらをご覧ください。



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左)従来型:ティッシュくずがこびり付いている。
右)AQW-VW1000C。ティッシュくず2つのみ。綺麗!!!


一目瞭然の結果です。
首振り

黃丸内が新開発の「糸くずフィルター」。
左右に首を振り、糸くず、ゴミを捕捉する。


 
AQUAが採用したのは、可動式の糸くず取りです。
流れにより左右に自在に揺れ、糸くず・ゴミをキャッチします。
機構は驚くほど簡単ですが、効果は「絶大」!
嬉しい機能です。

 
■脱水も調整可能「脱水コントロール」
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コンソール中央にある脱水コントロールボタン。

冒頭、ファーの話をしましたが、AQW-VW1000Cは脱水の強さも調整可能です。
「標準」に対し、「やわらか」「しっかり」を選択することができます。
時間は1分ごと設定が可能。

こちらも実際にやって見ましょう。



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左)やわらか、紙風船は空気さえ漏れていない
右)しっかり、紙風船はペチャンコ


 
これも単純と言えば、単純な機能ですが、欲しかった機能ですよね。
衣服傷みを抑えて、脱水できます。
当然、手洗い時も活用可能です。

 
■今回の目玉、「ツインパルセーター」
縦型洗濯機は、衣類撹拌型、つまり衣類と衣類を擦るように洗います。
このため、傷めずに洗う場合の条件は、豊富な水量となります。

しかし、現在のランニングコストを考えると、水道代は50%弱、残りの大半は洗剤代です。
じゃぶじゃぶ水洗いは、とてもお金が掛かることなのです。

このため、各メーカーは現在パルセーター電気洗濯機の回転羽根のことを見直しています。DSCF9562AQUAは今回、次の2つをコンセプトにパルセーターを見直しました。

1)パルセーターに加わる負荷(洗濯物の重さのこと)を減らし、効果的に衣類を撹拌させることができないか?
2)使えない水となっているパルセーター裏側の水を含め、槽内全体の水を循環させることができないか?

こうして生まれたのがツインパルセーターです。

ツインパルセーターは、フリーな状態の内側パルセーターと、モーターの力を伝える外側パルセーターからできています。
内側のパルセーターはフリーですから、その上の洗濯物の重さをモーターに負荷として伝えることはありません。
そうすると外側パルセーターを動かすモーターの負荷が減ります。
結果的に、効率よく衣類を撹拌することができるというわけです。

ちなみに左右の撹拌は一種の渦ですので、衣類は中央部、つまり内側パルセーターの上に寄ります。
本当に上手くできています。

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左)ツインパルセーター。内側パルセーターを分離させた写真
右)従来型のパルセーター


 
そしてパルセーターの裏には、大きな羽根を幾つも付けました。
これで強力なポンプアップ効果を出し、水を上へと押し上げます。

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左)ツインパルセーターの裏側、右)従来品、羽根の大きさが全く異なる。


AQUA単品カタ3_4_b*ol こちらも、従来モデルと比較した動画で、ご確認ください。



 
■第一印象
良く出来た縦型洗濯機。ツインパルセーターで基本をしっかり抑えてあります。
このため、今までありそうでなかった「衣類おそうじ」と「脱水コントロール」の魅力が光っています。

 
商品のより詳しい情報は、ハイアールアクアセールスのホームページにてご確認ください。
http://aqua-has.com

2014年6月16日

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