レイコップ、ふとんクリーナーの
エントリーモデル「LITE」を発表
6月11日、レイコップによるプレスセミナーと、ふとんクリーナーの新エントリーモデル「LITE」の発表会がありました。
ながくら耳鼻咽喉科アレルギークリニック 永倉仁史院長によるプレスセミナーの詳しい内容は、豆知識「アレルゲンのお話02 喘息の現状」でレポートしました。
まとめは以下の通りです。
寝具の掃除は、喘息の原因となるアレルゲンを防ぐ大きなポイントとなっています。
■エントリーモデル「LITE」
ふとん掃除機は、現在のトレンドでもありますが、その流れを作ったのはレイコップです。
確かにキャニスター型の掃除機の多くは、布団掃除用のアタッチメントを持っています。
しかし、アピールしないと人は使わないものです。
その流れを作ったレイコップの今回の商品は、エントリーモデル「LITE」でした。
現行「SMART」の後継機種となります。
見た目から検証して行きましょう。
色は4色。
「ホワイト」「パステルブルー」「ベビーピンク」に、公式オンラインストア限定販売の「ハニーイエロー」です。
パステルカラーのラインナップ。
レイコップRSが、ホワイトとブラウンですから、かなり華やかです。
■レイコップの「光クリーン メカニズム」
レイコップの商品には、2つの共通点が必ずあります。
「光クリーン メカニズム」と「バランス設計」です。
光クリーン メカニズムは、次の3つの機能から成り立ちます。
1つめは、「光クリーン」。紫外線照射です。
2つめは、「パワフルたたき」です。3,300回/分の振動が、布団の奥のダニやハウスダストを叩き出すそうです。
3つめは、「クリーン排気」です。2種類のフィルターで、0.3μmの微粒子まで、99.7%集じんするそうです。
■レイコップの「バランス設計」
布団という繊維の塊、その繊維の間のゴミをキレイにするのは非常に大変です。
試しにと、普段使っているキャニスター掃除機で吸わせると、掃除機のヘッド部分が布団を巻き込み動かすことすらできません。
このために、レイコップは製品に3つのバランス設計を課してあります。
1つめは重量です。重すぎると布団にめり込み、軽すぎると密着が足りません。
2つめは吸引力。キャニスター掃除機のように強すぎると布団に貼り付きますし、弱すぎると吸い出すことができません。
3つめは形です。
レイコップを始め、ふとん専用機は、エイに似た形です。エイは獲物の上に覆い被さり、逃げられないようにして獲物を食します。
これと同じことです。
ふとんをある程度の重量と大きさ(形)で押さえ込み、中央部のゴミを、適切な吸引力で吸い出すわけです。
これがレイコップのバランス設計です。
もちろんLITEにも活かされています。
■使い方のコツ
喘息予防・管理ガイドライン 2012によると、寝具の掃除は、1週間に1回 20秒/m2です。
単純な言い方をすると、ゆっくり目に移動させることです。
レイコップのホームページに、動画がありますので確認されることをお勧めします。
次にダストボックスは、水中でボックス中のゴミを処理することが勧められています。
■RSとの違い
ではLITEとRSは、どの位違うんでしょうか?
担当者の説明によりますと、
実環境シミュレーションで、RSは3分で90%以上、LITEは5分で80%以上だそうです。
これは個人的な見解ですが、喘息対策としてお使いになる場合は、RS。
まず、ふとん掃除をやってみようという場合は、RS、LITEどちらでも良いかなと思います。
■RSには新色をプラス
先ほど、RSはホワイト、ブラウンの2色と書きましたが、今回ピンクゴールドが加わります。
ちょっと渋めの色ですが、なかなか高級感に溢れています。
レイコップ LITEは、希望小売価格:19800円(税抜)で、6月27日から発売、
レイコップ RSは、希望小売価格;28,380円(税抜)で、6月27日から発売です。
商品のより詳しい情報は、レイコップのホームページにてご確認ください。
http://www.raycop.jp
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