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ソニー、4K対応液晶テレビ
ブラビア3シリーズ 8機種を発売


ソニー(株)より、新しい4K画素数:3840×2160ピクセル。ハイビジョンの約2倍の解像度がある。対応液晶テレビ ブラビアのラインアップが発表されました。
特に画質にこだわったX9500Bシリーズ(85V型、65V型)、特に音質にこだわったX9200Bシリーズ(65V型、55V型)、そしてソニー標準のX8500B(70V型、65V型、55V型、49V型)の3シリーズ8機種です。
5月24日のKD-65X9500B(X9500Bシリーズの65V型)を皮切りに、随時発売となります。(詳しくは主な仕様参照)
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4K対応液晶テレビ ブラビア
左)『KD-85X9500B』(85V型)、中)『KD-65X9200B』(65V型)、右)『KD-49X8500B』(49V型)


以下の様な特徴があります。

■高画質性能
1)「X-tended Dynamic Range PRO」(X9500Bシリーズ)、および「X-tended Dynamic Range」(X9200Bシリーズ)
img_002解像度や色彩に加え、高画質を支える重要な要素である光の輝きを再現するための技術です。
映像の明るさに応じてLEDバックライトの発光をエリアごとに制御する部分駆動において、ソニー独自のアルゴリズムに基づき、映像の暗い部分の電流を明るい部分に集中させることで、輝度をより向上させます。

最上位機種の『X9500Bシリーズ』には、この電流の集中度合いを最大約3倍画面全体白色時の電流と、輝度を増加させた部分の電流を比較した場合。にまで高めた「X-tended Dynamic Range PRO」を、『X9200Bシリーズ』には、同約2倍画面全体白色時の電流と、輝度を増加させた部分の電流を比較した場合。に高めた「X-tended Dynamic Range」を搭載しています。

効率的に電力を使うことにより、電力消費を増加させずに、高いピーク輝度と黒の再現性を両立し、光の表現力を向上させています。

 
2)「直下型LED部分駆動」(X9500Bシリーズ)
高画質にこだわったX9500Bシリーズに「直下型LED部分駆動」を新採用。

映像の明るさに応じてエリアごとに発光を制御する部分駆動を、液晶背面に配列した直下型LEDを用いて行うことで、より緻密にコントロール、暗いシーンでの奥行き感や微妙なディテールまで美しく再現します。

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X-tended Dynamic Range/X-tended Dynamic Range PROの効果(イメージ)


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「直下型LED部分駆動」の動作イメージ


なお、X9200Bシリーズは画面の端にLEDを配列した「エッジ型LED部分駆動」を採用しています。

 
3)様々な映像を高精細な4K画質で描く4K対応超解像エンジン「4K X-Reality PRO」
img_006ソニーが培ってきたデータベース型複数枚超解像技術を元に、4K対応液晶テレビ用にデータベースを最適化した4K対応超解像エンジン「4K X-Reality PRO」を全機種に搭載しました。
デジタル放送他、様々な解像度の映像をその特性によって適切に分類し、超解像処理を行なうとともに、4K解像度にアップスケールすることで、高精細で美しく、質感の高い4K映像に変換して表示します。
また、アップスケーリングの必要の無い4K解像度の動画や静止画も、独自のアルゴリズム処理の最適化と超解像処理を行い、さらに美しい映像として描写します。

 
4)色彩豊かな映像を再現する「トリルミナスディスプレイ」
一般の単色LEDバックライトシステムを用いた液晶テレビよりも、色の再現領域を大幅に拡大しています。
さらに、「4K X-Reality PRO」のカラーマネジメント性能を組み合わせることにより、繊細な色の違いを描き出すことが可能になり、光の三原色である赤、緑、青、さらに中間色も、より自然かつ色彩豊かに再現します。
 
 
■高音質技術
1)ソニーのオーディオ技術を結集した独自のデジタル音声信号処理技術「ClearAudio+」
img_007オーディオメーカーとして長年培った独自のデジタル音声信号処理技術をバランスよく組み合わせることでソニーならではのクリアで自然な音を楽しめる「ClearAudio+」を搭載しました。
ブラビアの「ClearAudio+」は以下の要素で構成されています。

●デジタル信号処理により、音響特性を補正する「Clear Phaseテクノロジー」
img_008スピーカー特性を最適化し、自然な再生音や明瞭な音像定位を実現しました。
高級オーディオ機器の高音質技術のノウハウをもとに、高精度なデジタル信号処理によって理想的な音響特性に補正します。

●映像の世界にいるような臨場感を再現する「S-Forceフロントサラウンド」
img_009映画館で使用されているマルチサラウンドスピーカーシステムの音場をテレビのスピーカーだけでバーチャルに再現します。
横から後ろへと音が移動する立体的な音場を体感できます。
5.1ch信号入力をダイレクトに5.1ch処理することで、広がり感や包みこむような空気感までリアルに表現できます。

●声の大きさを自由にコントロールできる「ボイスズーム」
全体の音の大きさを変えずに、声の音量を変える機能を搭載しました。
ニュースキャスターの声が聞きづらいときに、声の音量を大きくして聞き取りやすくしたり、スポーツ中継などで、実況や解説の声が大き過ぎる場合は、声の音量だけを小さくしたりするなど、映像に応じて最適な調整が可能です。

 
2)「Wedge(ウェッジ)」構造と、クリアで伸びのあるサウンドを実現する進化した「磁性流体スピーカー」(X9200Bシリーズ)
本体構造をくさび形にし、筐体内に大容量のスピーカースペースを確保することにより、さらなる高音質を実現。
従来機2013年6月1日に発売のソニー「X9200Aシリーズ」で背面に設置していたサブウーファーを前面に配し、締まりの良い低音を実現しています。

img_010 また、「磁性流体スピーカー」に、新たにグラスファイバー製の振動板を採用。迫力ある低域から伸びのある明瞭な中高域まで高音質を実現し、大画面に合った迫力ある音質を再現します。

 
3)豊かな中低音と聞きとりやすいサウンドの「ロングダクトスピーカー」(X9500Bシリーズ、KD-70X8500B)
X9500Bシリーズ、KD-70X8500Bには、豊かな中低音と聞きとりやすいサウンドを実現する「ロングダクトスピーカー」を採用。
本体下部に配置した2つの大容量スピーカーボックスに、長いダクトを折りたたんで収納し、このダクトを通すことで、サイズを超えた豊かな中低域音を再現します。

 
4)ブラビアに迫力の重低音をプラスするホームシアターとの組み合わせも別途提案 ■ユーザーインターフェイスやその他の便利な機能
1)簡単かつ素早くコンテンツを再生、視聴できる「快速設計」
●瞬時にテレビを起動、素早くコンテンツを再生する「高速起動電源オフ状態から1秒前後での高速起動を実現。よく視聴される時間帯を自動的に学習して、1日のうち6時間に限って高速起動モードが設定されます。

●「番組チェック」機能

●タッチパッドリモコン

2)BDレコーダーソニールームリンク対応の2010年秋以降発売のブルーレイディスクレコーダー。や『nasne(ナスネ)』をブラビアから簡単操作、ルームリンク機能の進化
3)番組を見ながら関連するツイートをチェックできる「ソーシャル視聴/Twitter連携」インターネット環境が必要です。

4)スタジアムの興奮をリビングルームで味わえる「サッカーモード」
5)4K解像度の大画面で高画質写真を楽しめる4K対応ブラビア
 
■主な仕様
無題1  
商品のより詳しい情報は、ソニーのホームページにてご確認ください。
http://www.sony.jp

2014年4月17日

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