3月26日〜27日、都内で、今回新規参入する「扇風機」「オーブントースター」「ロボット掃除機」「店舗用掃除機」のハイアール アクア セールス(株)による新製品説明会がありました。レポート致します。

洗濯機:AQW-DJ7000
2013年秋に発売発表
2013年秋に発売発表された、お湯洗いを導入した洗濯機:AQW-DJ7000、エアカーテンを導入した冷蔵庫:AQR-FG50Cは非常に高い完成度で、まさにアクアが提案する「Life is Precious」を地で行くものでした。
今回、アクアは、従来より参入カテゴリーを増やしました。
「扇風機」「オーブントースター」「ロボット掃除機」。
どれも今、リビングで目立った動きがあるカテゴリーです。
新しいアクアの挑戦です。
それぞれ細かく見て行きましょう。
■扇風機:AQS-H30C、AQS-L30C

AQS-H30C(左)
AQS-L30C(右)
パッと見た目には、操作ボタンすらないように見えるので、とても清楚に見えます。
かなり凝ったデザインです。
夏のリビングにあると、「さぞ映えるだろう」と思えます。
触ると操作ボタンがバックライトにより浮かび上がりますので、使うのに支障はありません。
タッチ型なので凹凸がないので、ホコリが溜まらないのも気持ちがいいです。

左)電源OFF状態、右)電源ON状態。ちょっと暗めにするとタッチボタンがキレイに見える
DCモーターを採用したこの扇風機は、DC扇風機の持っている特徴は大体持っています。
「最小消費電力:2W」
「自然な微風を含め、6段階の風量調整が可能」
「サーキュレーターとしても使える立体首振り機能(ハイポジションタイプのAQS-H30Cのみ)」
「電源を入れた後、10時間後に自動的にパワー・オフ」
「4段階(1、2、4、6時間)に設定できるタイマー」
等々。
ちょっと変わった特徴は、羽根の材質ですね。
やや軟質な樹脂を使っています。
昔の人なら覚えていらっしゃるかも知れませんが、扇風機の羽根が硬い樹脂でできていた時、割と割れたものでした。
そのようなこともないと思います。

左)左手でも羽尾を曲げることが可能、右)硬さが必要な軸部分は、硬い樹脂を埋め込んで対応
価格は2モデル共にオープン価格、発売時期は4月下旬です。
■オーブントースター:AQT-WT2、AQT-WT1

こちらも白基調ですが、ハーフミラーの扉と相まってとてもモダンなデザインです。
ポイントは白ではなく、扉の傾きにあります。
オーブントースターの扉は多くの場合、傾いています。
しかし、アクアのオーブントースターは垂直です。
高級調理家電と同じです。

亜鉛合板が剥き出しであることが
多い裏面も白で塗装。
アイランド・キッチンでも問題なし!
高級調理家電でも、ビルトイン型のようなシンプルさです。
欲しくなるデザインですね。
タテ型のAQT-WT2は上下二段の構成、ヨコ型のAQT-WT1は20cmのピザをも焼ける幅広さが特徴です。
使い勝手も良さそうな感じを受けました。
ちなみに、双方ともオープン価格ですが、タテ型:AQT-WT2は4月下旬、ヨコ型:AQT-WT1は5月下旬と発売時期は異なります。
■ロボットクリーナー:AQC-RB100C

極端な白さが、掃除機である
ことを感じさせない。
このため細部等は、まだ変わる可能性があります。発表時情報としてお読みください。
日本人が好きな要素がかなり入ったクリーナーです。
まずは、動作音が50dBと静かなことです。
50dBは、日常環境で望ましい範囲の中に入り、エアコンの室外機・静かな事務所と同レベルで、通常の会話が問題ないとされています。
静かさを好む日本人向きです。
次は、家具などに極力ぶつからない動きをすることです。
人間と違って目が付いていないロボット掃除機では、軽く当たって自分の位置を特定する機種が多いです。
接触で位置を把握するのは、非常に確実ですから。
しかし、AQC-RB100Cは違います。
本当にぶつかりません。
10個のセンサーが付いており、かなり正確に状況を把握します。
これはちょっとスゴいと思いました。
流れるような所作を好む日本人向きです。
ただ、一言。
ぶつからないことと、全ての場所が掃除できることはイコールではありません。
こちらは、機会があればレポートしたいと思います。

ダストボックスにティッシュ
ペーパーをセットした状態。
さらにダストボックスにはティッシュをセットすることが可能です。
清潔好きな日本人向きです。
今回見せてもらったモデルは、テストタイプ。
エヴァでいうと初号機。
また、変わるそうです。

黄色の部分。現在はネジで止めてあるが
ここがマグネット留めに変わる。
髪の毛がまとわり付きやすい部分、掃除が必要な部分だけに、嬉しい変更です。
今回のこれら3つは、全て白色。
しかもかなり凝ったデザイン。
アクアが提案する「Life is Precious」。楽しみです。
■店舗用掃除機

白銀に光るアルミパイプが
筆者のお気に入り。
無骨ながら、頼りがいのあるデザインです。
モーターの大きさも、ロボット掃除機を比較すると大人と子供位の差があります。
いろいろ触らせてもらったのですが、特に感心したのはヘッドと本体をつなぐ「アルミパイプ」です。
とにかく軽い!
樹脂製より圧倒的に軽いです。
長時間使わなければならない道具ですので、徹底して作り込んであるわけです。
面白かったです。
商品のより詳しい情報は、ハイアール アクアのホームページにてご確認ください。
http://aqua-has.com