日立、井戸水対応の家庭用エコキュート
「ナイアガラ出湯」 15機種を発売
日立アプライアンス(株)から、2014年2月21日に、2017年度を目標としたトップランナー基準2013年3月、「エネルギーの使用の合理化に関する法律(「省エネ法」)」でエネルギー多消費機器のうち指定するもの(特定機器という)の省エネルギー基準を、各々の機器において、基準設定時に商品化されている製品のうち最も省エネ性能が優れている機器の性能以上に設定するということ。を達成した、家庭用エコキュート電力会社・給湯機メーカーで用いている自然冷媒ヒートポンプ式電気給湯機を総称する愛称。「ナイアガラ出湯」井戸水対応の一般地最低外気温が-10℃にならない地域。次世代省エネルギー基準Ⅲ・Ⅳ・Ⅴ地域。向け9機種と寒冷地最低外気温が-25℃までになる地域のこと。次世代省エネルギー基準Ⅰ・Ⅱ地域(一部の極寒冷地を含む)。向け6機種が発売されます。
■日立独自の「水道直圧給湯」方式により井戸水対応
井戸水や硬度の高い水道水には、配管詰まりの原因となるカルシウムなどが、多く含まれています。このため一般的にはエコキュートの使用は困難とされています。
日立の井戸水対応型は、シャワーや蛇口への給湯だけでなく、浴そうの湯はりの際にも水を瞬間的に沸き上げて給湯する日立独自の「水道直圧給湯」方式を採用しています。
これにより、タンクの湯の入れ替え量を減らせるため、配管詰まりの原因となるカルシウムなどの流入を抑えることができます。
硬度200mg/Lまでの井戸水や硬度の高い水道水の使用が可能水は飲料水の水質基準に適合し、遊離炭酸 : 60mg/L以下、硬度 : 200mg/L以下の水。です。
■日立初の、井戸水対応型大容量560L機種をラインナップ。
一般地向けとなりますが、貯湯ユニット内のタンクを560Lの大容量機種が、日立の井戸水対応型としては初めてラインナップされています。貯湯容量が460LBHP-FW46NDの製品に比べて、42℃の湯を約200L多く使用することができる試算条件:湯量80℃、水温5℃、湯はり温度:42℃、浴槽湯量:180L、シャワー温度:42℃。10L/分にて8分/回の使用。浴槽の湯量、シャワーの使い方などによって値は変わります。使える湯量の目安は、560L品で1,100L、460L品で900Lとなります。ので、使用人数の目安を5〜7人と大家族にも対応できます。
■貯湯ユニットの耐震性を向上
貯湯容量 460L 及び 370L 品の12機種に耐震性を向上。
貯湯タンクの脚受け部溶接強化、ボトル本数を増やすなどを実施しして、耐震クラスAに対応しました。
■大型液晶リモコンを搭載
風呂場、台所に設置しているリモコンは、フルドットマトリックスの高精細ホワイト大画面液晶です。
表示を大きくしたことと、運転状態をアニメーション表示することにより、使いやすい画面となっています。
■入浴剤が使用可能 推奨品を良く確認してお使いください。
●施工性向上
■簡易ラインナップ表 注1)システム形式毎に、同等スペックの耐塩害仕様と耐重塩害仕様があり、計3機種です。
注2)フルオートとはリモコン操作で湯はり、たし湯、保温(追いだき)までを自動で行える機種のことです。
注3)本体価格は「税抜き」で示してあります。事業者向けの積算見積もり価格です。台所リモコン、風呂リモコンは含みますが、貯湯ユニットの脚カバーは含みません。
商品のより詳しい情報は、日立のホームページにてご確認ください。
http://www.hitachi.co.jp
2014年1月18日