昨今、カフェでのテイクアウト利用や日々の生活で、「マイボトル」の利用が定着しつつあります。しかし、一般のステンレスボトルには入れてはいけない飲料があります。意外と知らないステンレスボトルのNG飲料や、お手入れ方法をレポートします。(協力:タイガー魔法瓶) ■一般的なステンレスボトルに実は入れてはいけない、”アノ”飲み物
カフェ利用の際、つい入れてしまいがちな、カフェラテやミルク入りのコーヒー。子どもに好まれやすいオレンジジュース。実は、これらは一般的にステンレスボトルに入れてはいけない飲み物です。
その他、プロテインやスポーツ飲料も一般的には入れてはいけない飲み物となります。
●OKドリンク ・コーヒー(ブラック、砂糖入り)
・紅茶(ストレート、砂糖入り)
・麦茶
・緑茶
・煎茶
・玄米茶
・烏龍茶
・水(お湯)
・ハーブティーやフレーバーティー

・牛乳
・乳飲料
・果実や果肉が入っているもの
・味噌汁やスープその他塩分を含むもの
・アルコール全般(★)
・コーヒー(ミルク入り)
・カフェオレやカフェラテ
・紅茶(ミルク入り)
・お茶の葉
・プロテイン
・飲むヨーグルト
・野菜ジュース
・ココア
・ジュース類(★)
・飲むお酢
・スポーツドリンク(★)
※★:対応ボトルであればOK
■NGの理由は・・・
●酸や塩分を含む飲み物 ステンレス製ボトルは、酸や塩分によって腐食する恐れがあるため、これらを含む飲み物はNG。
腐食すると内びんに穴が空いて、保温・保冷力が損なわれてしまいます。
●牛乳や乳飲料 変質したときにガスが発生して、せんやふたが開かなくなったり、逆に中身が噴き出したりする恐れがあります。
さらにパッキンなどの隙間に入り込むと匂いの原因にも…。
●炭酸飲料 炭酸ガスによって、せんやふたが開かなくなったり中身が噴き出したりする恐れがあるのでNG。炭酸飲料対応の水筒を選びましょう。
対応策は、これらのドリンクに対応しているモデルを選ぶこと。
日本は、「サーモス」「象印マホービン」「タイガー魔法瓶」という3社が、きちんと対応モデルを用意しています。
中でもマイティーと言えるのが、タイガー魔法瓶の真空断熱炭酸ボトル MKB-T361/T481/T601。(2025年2月21日発売)

■それぞれに対応するための技術 タイガー魔法瓶に聞いてみました。あくまでもタイガーの技術であり、各社いろいろな方法で対応しています。
●炭酸飲料に対応 せんを回すと炭酸ガスが先に抜ける独自の「炭酸ガス抜き機能」を搭載。噴き出しや飛び散りを防ぎます。
また万が一ボトル内の圧力が異常に高まった場合も安心の「安全弁」も採用しています。

●スポーツドリンクなど、塩分を含む 飲み物に対応 ボトルの内側に、なめらかで光沢のあるスーパークリーンPlus加工を施すことで、汚れ・においがつきにくく、サビにも強いので塩分を含むスポーツドリンクを入れてもOK。

■気をつけたい水筒のお手入れ術
●塩素系漂白剤でのお手入れはNG
サビや穴があく原因になりますので、塩素系漂白剤は使用しないでください。
酸素系漂白剤は本体内部の洗浄にはご使用いただけますが、本体外側は塗装がはがれ
るなどの原因となりますのでご利用はおやめください。 (※酸素系漂白剤のご使用については取扱説明書をよくご確認ください。)
「茶しぶ」や「コーヒー」の汚れは、飲み物などに含まれているタンニンや油脂成分によるものです。 専用のボトル洗浄剤のご使用もおすすめ。
●「サビのような赤い斑点」や 「ザラザラしたもの」にはクエン酸
これらは水の中に含まれているミネラル成分(カルシウム・マグネシウム・鉄分など)によるものです。お手入れはスーパーや薬局で販売されているクエン酸のご使用をおすすめします。
【クエン酸での洗浄方法】
1.クエン酸(約10g)をぬるま湯でうすめて本体に入れる。
2.2~3時間後にやわらかいブラシできれいに洗い、
水で充分にすすぐ。
3.充分に乾燥させる。
●スポーツドリンクを入れた後はすぐにお手入れ!

外出先など充分なお手入れができないときでも、すぐに本体内側をよく水ですすいでください。 ※金属製の水筒の中にはスポーツドリンク非対応のものもありますので、お手持ちの取扱説明書をよくご確認ください。
正しく使って、健康な生活を。
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