料理に美味しい水は重要です。 中でもお米は水を吸わせた上で炊くわけですので、特に水は重要です。
しかも研ぎも含めると、使う水は大量です。
一応、家の水道には浄水器を仕込んであるのですが、効果はイマイチ。
このため、水道水を使う時は、これを使っています。
象印マホービンの炊飯浄水ポット MQ-JA11-WB 電気を使うわけではありませんが、「水」は重要なのでレポートします。
■三菱レイヨン・クリンスイ(株)との共同開発

■初めて時の注意
使う時は、使用説明書の通りにしてください。 「一番最初、水洗いをしてください」とあるのですが、正直 フィルターはかなり汚れています。汚れは水洗いで落ちますので、ご心配なく。

左)炊飯浄水ポット MQ-JA11-WB、中)カートリッジ。使う時は青いフィルムを外す。
右)水洗い前。細かな金属粉が付いている。必ず水洗いすること。
■細部まで気が遣われていて嬉しい
上の部分に水を満杯入れると、約3分30秒で濾過します。約1.2Lです。 お米の研ぎ用としてはギリギリの量ですので、研ぎながら水を追加して使っています。 蓋がかっちりしていますので、途中で傾けて水を注いでも浄水前後の水はほとんど混じり合いません。 (あくまでも「ほとんど」です。) ただし蓋の取り外し、装着には少々コツが要ります。

左)蓋をはめる時は、上から押さえつけてはめる、中)蓋を外す時は、外れるまでスライドさせる。
右)底の滑り止め。非常に良心的な作り。
シンプルな装置ですが、細部まで気が配られています。
底面に滑り止めまであります。 使っていて嬉しくなります。
■高いコストパフォーマンス
原発事故以降、東京では子どもを持つ家庭はウォーターサーバーを入れています。
しかし、全てをミネラルウォーターで賄うとなると、かなりお金が掛かります。
この浄水ポッドは、売価:3000円で約5ヶ月(1L/回。2回/日。300L。)持ちます。
実はカートリッジ込みの本体市場価格と、替えカートリッジの市場価格はあまり変わりません。
10円/Lです。
ミネラルウォーターの1/5〜1/10の価格です。
少々手間は掛かりますが、「美味い」、「安い」を満たすお勧め商品です。
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