新製品

ダイキン、新・うるさら7(2014モデル)
新製品発表会


ダイキンのうるさら7は、R32(HFC)触媒を世界で初めて用いたエアコンです。
それ以外にも「業界トップの省エネ性」「サーキュレーション気流」「除加湿」などを備えたトップクラスのエアコンです。
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新型「うるさら7」。
12月10日に発売。希望小売価格はオープン。


今回発表があったのは、その2014年版です。
「地味」、もしくは「今の自分には不要」と言われる人がいるかも知れませんが、実は今回の仕様は、次の5〜10年間使えることを睨んでの仕様です。

1つ1つ見て行きましょう。

 
■「音声アドバイス」機能

ダイキンはタイプを2つに分けて対応しています。
1つは部屋の温湿度が上がりすぎた時です。

2013年夏「酷暑」と言う表現が使われた通り、日陰である部屋の中でも熱中症が多発しました。
ダイキンは、これに対しては熱中症発症エリアである温湿度になると、人がいる場合は、音声でアドバイスすると共に運転を開始します。
「自分には必要ない。」という人もいますが、熱中症は自覚した時は、すでに動けない場合が多いと言われていますので、私はこの処置は適切だと思います。

他の音声アドバイスは9種類。
こちらは本当のアドバイスです。外が室内より涼しい時は「室温よりも屋外温度が低くなりました。」、お手入れが必要な時は「ダストボックスをお手入れしてください。」等です。

 
■スマートフォン連動「お知らせ通知」

実は家電が最も苦手な機能が連動機能です。IT機器と最も違う部分なのです。
理由は、家電はスタンドアローン直訳では「孤立」ですが、他の機器に依存せず独立で動作する事を意味する。を前提として作られて来たからです。

IT機器はスタンドアローンで使われても、他とつながる要素、「通じ合う方法」と「通じ合う端子」を持っています。
これができると、ネットの情報を有効に使えたり、ユーザーの指示をネット回線を通じて家電に送ることが出来るようになるわけです。

HEMS(ホーム・エネルギー・マネージメント・システム)というシステムがあります。
2013年のCEATECでは、そのブースもHEMS、HEMSと展示していました。
その理由は何か?
やはり通信プロトコルネットワーク上での通信に関する規約を定めたもの。信号の電圧など物理的取り決めのレベルから、ユーザーが直接目に触れる応用ソフトウェアのレベルまで規定されている。「エコーネットライト」が策定され、ISO、IEC規格として国際規格化されたこと。経産省が「標準認定」を与えたことが大きいです。

これらを踏まえた機能が、スマートフォンの「お知らせ通知」なのです。

実際に使う場合は、別売の「無線LANアダプター」と、家庭に「無線LAN環境」があることが前提です。
しかし、携帯ショップに行けば、簡単設定の無線LANを購入、使用することができるとはいえ、大変な時代になったものです。

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キーとなる「無線LANアダプター」。
今までのモデルにも装着可能。


「無線LANアダプター」がエアコンと外部を結ぶことができる機能を持つわけですが、エアコンは基本的には端子を持ちません。このため内部でデータを取り出せる部分と結線しなければなりません。業者工事が必要です。
当然後付けも可能ですが、後工事は面倒が多いので、設置工事時に付けられることをお勧めします。

ちなみに、今までの壁掛け型モデルにも装着可能だということです。(ただし機能は限定されます。)
また、「エコーネットライト」にも準拠しているため、HEMSにも接続が可能であるとのことです。

スマートフォンで出来ることを述べましょう。
大きく分けると3つです。
1つは遠隔操作。
2つめはスケジュールタイマーと電気代の確認管理。
3つめはエアコンからの情報です。「消し忘れ」「室内温度」情報ですが、「室内温度」は病気で伏せっている家族、留守宅のペットなどが家にいる時のサポートに役立ちます。

 
■ワイドリビング向けの大型クラスの省エネを更に向上

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熱交換効率が上がった室外機


室内ファンモーターを薄型化する等により、室内機送風効率:3%向上。室外機熱交換量を上げることにより熱交換効率:7%向上させています。

 
もともと魅力的だった「うるさら7」ですが、今後の5〜10年使う家電としての機能を備えたことにより、より安心度が増した新型です。

 
ラインナップ、または各特長の詳しいことは、ダイキンのホームページをご覧下さい。
http://www.daikin.co.jp/

2013年10月25日

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