【新規トライ】茶漉し付きの電気ケトルで、コーヒーを淹れてみた。
アイリスオーヤマ「ガラスケトル 温度調節付 IKE-G1500T-B」の挑戦
電気ケトルは、その名の通り、電気で沸かすことができる薬缶(やかん)です。しかし、年々進化、薬缶というより電気急須(きゅうす)とでも呼んだ方が似合う、茶漉し付きの電気ケトルができてきました。多人数でも、お茶を楽しめることを前提に設計されています。来客時も、ピッタリの家電とも言えます。特徴は、温度コントロールが付いていること、そして筐体が耐熱ガラス製。今回は、この茶漉し付き電気ケトルで、コーヒーを淹れることができないか、トライしてみました。
■コーヒーの抽出
コーヒーは、古くから人間と関わってきた飲み物です。そして、その膨大な時間は、美味しいコーヒーを飲めるよう、常に工夫されてきました。今、家庭で飲む場合、ドリップ式が一般的ですが、これ以外にも、サイフォン式、フレンチドリップ式など、いろいろな方法で、コーヒーを淹れることができます。そして、その風味は、すごく変わります。コーヒーの楽しみです。
今回の遊びは、茶漉し付きの電気ケトルで、コーヒーを美味しく淹れることです。
■「浸漬法」という淹れ方
コーヒーの淹れかたは大きく二種類あります。「透過法」と「浸漬法」です。
透過法は、お湯をくぐらせて抽出します。代表例は「ペーパードリップ」。コーヒーの淹れかたというと、まずこれ。ペーパーフィルターを、ネル、あるいはメタルフィルターを入れると、もっと数が増えます。もう一つの浸漬法は、コーヒー豆をお湯や水に浸して抽出します。代表例としては「サイフォン」。そして「フレンチプレス」が挙げられます。
ならば、茶漉しにコーヒー粉を入れて、浸したすのはありですよね。
欠点としては、コーヒー粉が、茶漉しを通り越して、コーヒー液に出てしまうこと。味が濁るし、時間が経つにつれてエグ味が増します。しかし、別の言い方もできます。味が濃厚、コクたっぷりという言い方です。
このためポイントになるのは、温度と時間。
サイフォンは、100℃のお湯に一分浸漬。フレンチプレスは、95〜100℃、四分浸漬させます。圧倒的にプレスの方が濃くなりそうですが、そこは、挽き方で調整します。サイフォンは中挽き、プレスは粗挽きです。
■サイフォンの条件で淹れてみた
今回使ったのは、他のコーヒーメーカーテスト用に購入した「小川コーヒー レギュラー」、中挽きですので、サイフォンの抽出条件を基本にしました。1Lの水を100℃に沸騰。そこにコーヒー粉:100gを入れた茶漉しをセット。セット一分後にカップにイレ飲んでみました。
かなりいい味のコーヒーができました。かなりラフな淹れ方にしては、十分おいしいというべきでしょう。
ただし少々粉っぽいです。時間が経つと段々イマイチになっていきました。
■プレスの条件が標準
となると、お勧めはプレスの、粗挽き、100℃、お湯:1Lに対し120gが目安です。
が、問題も、スーパーなどで販売しているコーヒー粉は基本「中挽き」。粗挽きは、コーヒー豆を買って、ショップで粗挽きにしてもらうか、自分でコーヒーグラインダー(ミル)を使って粗く挽くかです。
さて、このやり方のメリットは、コーヒー6杯以上のコーヒーを一気に作る時です。
というのは、1.5Lまで一回で沸かすことのできるIKE-G1500Tの沸かし最低量は、500mL。3杯分が最低量になります。
最後に、コメントを二つ。
一つは、洗浄はなるべく早くということ。そうでないと、匂いが付きまとう時がある。
もう一つは、取説で保証されている使い方ではないこと。自己責任での使い方となる。過去の経験から、故障などのトラブルは起きないと考え挑戦しみた。
このモデル、湯の温度に「コーヒー」があるのに、ドリップするにはあ重過ぎるし、茶漉しでのコーヒー抽出は記載されていない。残念なので、ちょっとトライしてみた。
商品のより詳しい情報は、以下のURLでご確認ください。
https://www.irisohyama.co.jp/products/electrical-appliances/cooking-appliances/electric-kettle-pot/electric-kettle/glass-kettle
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2023年3月7日
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