良い睡眠を得るためには、いろいろな要素が必要です。「空気の温度」「空気の湿度」「まくら」「布団」「布団の中の温度」「布団の中の湿度」「明るさ」「静かさ」などなど。「神経の状態」もこれに加わります。
夏は、こういう要素の中で、温度、湿度のコントロールが難しいので、寝苦しい。エアコン、扇風機などである程度涼しくなりますが、睡眠は一人一人効き目がある要素が違いますので、必ずしも効き目があるものではありません。特にコロナ禍で、ディスプレイを見る時間が長くなっていると、エアコン、扇風機に加えて、神経を休める道具が欲しくなります。
そんな時、出会ったのが、アイリスオーヤマの「快眠クールまくら」。どんなものかテストしてみましたので、レポートします。
アイリスオーヤマの「快眠クールまくら」は「まくら」ではなく、自分のまくらを「水冷まくら」にする季節家電。ペルチェ素子で正確に温度コントロールができます。寝苦しい夏の夜だけでなく、発熱時にも活躍する便利なアイテムです。


また、コントロールボックスは、どんな方向になっても問題がない様に設計されています。寝ているとどんな動きをするのかはわかりません。子どもなんかはすごいですね、あっちにゴロゴロ、こっちにゴロゴロ。ところが朝起きる時には、ほぼ元の位置に戻っているのですから、不思議なものです。それはさて置き、まぁこれは安心です。

この置き方もあり。
で、スィッチを入れてみました。「ブーン」とかなり大きな音がして、少量ですが生あたたかい風が出ています。ペルチェ素子を冷やすための空気の循環です。私はちょっと嫌な予感がきました。私は単純雑音の類に弱く、ノウズを聞きながら寝ると朝、頭が痛かったり、ボーッとしばらく何も考えられない時があるのです。

さて、今回の効果判定は、自身の官能評価だけでなく、Fitbitの睡眠分析を使うことにしました。
睡眠には、覚醒状態、REM睡眠、浅い眠り、深い眠りがあると言います。一晩の睡眠の中で、その状態が代わる代わる訪れます。この中で、ポイントになるのは、頭も体も休止状態の「深い眠り」。そして記憶の整理などが行われる「REM睡眠」です。この2つの眠りがある程度長くないと疲労は取れません。
ただヒントはあります。眠りに入る時は、体温が下がります。この時、深い眠りに入りやすいのです。適度に冷やす=体温が下がり、深い眠りが訪れる。就眠時に深い眠りが記録されていれば「快眠クールまくら」の効果があったとしましょう。
今回は、バスタオルで二重に巻いている=厚みがあるので温度が伝わりにくいと思われまし他ので「強め」に設定。

朝起きると、まくらはやや生あたたかかったのですが、動作していました。が、頭の中はややすっきりしています。とは言ってもやや。疲れがすごくたまっていますので、仕方ないですね。
さて睡眠データーをチェックしてみると、次の様な結果。睡眠直後、深い眠りにイザナwれていることが分かります。


3日前のデーター。入眠直後の深い眠りがない。
初物の家電、第一号機ですから、問題は当然あります。
一つは、気になっていた動作音です。抑えるか、耳障りでない音質に変える必要があります。
次はケーブル、パイプ類です。電源ケーブル、水を往復させるパイプは、ベッド周りで十分な長さかどうか人によって違うのでいろいろなパターンが必要になってきます。本体が生あたたかい排気を出しているのもちょっと気がかり。個人的には、もう少し長くあって欲しい。そして、1年中使うものではないので、使わないときの収納についても工夫が欲しい。
あと、今回私はバスタオル巻きという古典的な手段でテストしましたが、それでOKか否かは判断余地があると思います。
懸念点は多いのですが、人により感じ方は違うと思います。また、効果は、個人的にあると判断しました。また発熱の時の熱さましにも効果が期待できます。持っていると何かと便利そうな家電といえます。
商品のより詳しい情報は、以下のURLでご確認ください。
https://www.irisplaza.co.jp/index.php?KB=SHOSAI&SID=H282824F

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