レポート

【太鼓判】フィリップス ソニッケアー 電動歯ブラシ 9900 プレステージ。
推しの理由は、「オールインワン ブラシ」の採用。


電動歯ブラシが、市場に出回る様になり、随分と時間が経ちます。私は出始めの時から電動歯ブラシを使い続けていますが、その効果に大変満足しています。
手磨きと電動歯ブラシではブラシが歯に接触する回数が全く違いますので、その手軽さはもちろん、歯がツルツルになる感覚も気持ちいいのです。今回はフィリップスの最新電動歯ブラシ「ソニッケアー 9900 プレステージ」。このために開発されたブラシ「プレミアムオールインワンブラシヘッド」についてレポートします。

とても優美。
特に「シャンペン」と称される色は、とても美しい。


◾️電動歯ブラシのよさはどこにあるのか?
東京の場合、歯科医院の数はコンビニの数を上回ると言いますので、どれだけの需要があるのかがわかります。長い人生で、数回行くのは仕方がないとしても、毎週のように行くのはちょっと敬遠してしまします。私、痛いの嫌いですから。

そうなると「予防」となってくるのですが、やはり一番は歯磨きですね。うがいにもいろいろなやり方があるように、歯磨きにもいろいろな方法があります。また、歯磨き周りの道具にもいろいろな工夫がなされています。

では、電動歯ブラシの良さはどこにあるのでしょうか?

 

横から見ると「猫背」。


◾️手磨きは「動」、電動は「静」
電動歯ブラシは市場に出回ってからかなりの時が経ちます。
しかし、その普及はまだまだ、日本では20%強だと言われています。私は新し物好きで出始めから使っていますが、使ってみるとそれまでと、それまでと全く違います。

手動は、当たり前ですが、手を細かく動かして磨きます。往復(2回)1秒として、120回/分くらいの動きです。しかし電動だとそれが数万回/分ですから、話が完全に別です。

このため、電動歯ブラシを使う時は、ただただ正確な位置に当てればいいとなります。そして移動はゆっくりです。と言っても、上の歯の表側:30cmとしても、上下表裏しかないですから、たかだか120cmしか移動しません。1cm/秒としても、2分で片付きます。
そして磨いた後、舌で触るとツルツルになっています。なんか気持ちがいい。いわゆる「快感」と言うやってです。舌を歯に当てるたびに、プチ快感で、気持ちいいです。

それに対し、手動の場合位置を合わせつつ、かつ手を小刻みに動かさなければなりません。そして一番違うのは、ブラシが触れ合う回数。2分ほど歯を磨くとすると、たった4回/cm。接触回数が全く違うのです。

数万回 VS 4回。この差が、電動歯ブラシの方が機能的に上と言われる所以です。

 

電磁誘導給電。半透明なカバーが付く。


 
◾️Sense(センス)IQの出来がいい
では、最新の「ソニッケアー 9900 プレステージ」2021年モデルの特徴は何でしょうか?

一つはSense(センス)IQと呼ばれるAI(人工知能)が搭載されていることです。まぁ、知能と威張ってみても所詮はプログラム。何も無いところから思考する人間と違って、AIはデーターを取り、それを元に判断します。

Sense IQはセンサーで状況感知、分析、対応という一連のサイクルを、素早く、連続的にします。具体的には、毎分31,000回振動するソニックケア9900に対し、Sense IQは、100回毎にセンシング(状況感知)します。ということは、毎秒310回、正しい動きに修正していきます。これは人ではできない技です。高ポイントです。

アプリを使い、
細かい設定も可能。
らしいのは、磨き始めの
位置を決めること。


 
 
◾️アプリ「Philips Sonicare」
当然、今ドキの家電ですから、スマートホンのアプリを使います。名前は「Philips Sonicare」。
スマホアプリのいいところは幾つかあります。「設定がしやすい」「状況をビジュアルで示すことができる」「前のデーターと比較することができる」などです。

「Philips Sonicare」は、特に「状況をビジュアルで示すことができる」に力を入れている様です。
具体的には、歯磨きの実況中継。

今どこを磨いているのかが一目でわかり、「自動強さの調整(押し当てすぎ防止)」、「動かし過ぎ」を教えてくれますので、磨き残しなく、かつ正確に磨くことができます。フィードバックができます。

私の場合 意識していないと押し付けるらしく、何度か注意が入ります。自分で意識するより正確にわかるということは高ポイントです。

 
◾️ヨーロッパらしい上質さを備える
その他、特筆すべきこととしては「上質」なことです。

フィリップスはオランダのメーカーですが、オランダはまだ王室を保っています。特権階級は一緒に仕事をする場合は何かと面倒ですが、金食い虫の「文化」のパトロンでもあり、その方面に長けた人も多いです。そうして育まれたヨーロッパ文化の良いところが、「ソニッケアー 9900 プレステージ」には反映されています。

歯ブラシは実用品。数分ですが毎日使うもの。
が、上質だと嬉しくなります。また携帯用ケースも高級仕様。どんな時に、どんなところで引っ張り出しても、恥ずかしくありません。

ここもポイント高いです。

合皮だが白。気品ある女性に是非。


 
◾️今回の目玉、「プレミアムオールインワンブラシヘッド」
「ソニッケアー 9900 プレステージ」の もう一つの目玉が、「プレミアムオールインワンブラシヘッド」です。

今までフィリップスは「歯垢除去」「歯茎ケア」「ステイン( 汚れ・シミという意味。コーヒーやワインの着色汚れを指す)除去」「口臭対策」など、食べカス除去に加え、その人に合ったケアができるブラシを用意してきました。

これは電動歯ブラシの場合、「当て方」を正確にコントロールできるためでもあります。当て方が正確だと、ブラシの毛束に方向性を持たせることにより、機能をつけることができます。

そして今回フィリップスが新しくプロデュースしたのは、「歯垢除去・ステイン除去・歯ぐきケアまですべて」にアプローチしたモデルです。「オールインワン」と呼ばれる所以です。

どうにも複雑なパターン。
その上、毛自体にも別機能を持たせている。


効能は、①手磨きの最大20倍の歯垢を除去(手磨きと比べ/フィリップス調べ)、②2日間で最大2倍のステインを除去(実験的試験における効果/手磨きと比べ/実際の口内での効果は異なる場合があります/フィリップス調べ)、③2週間で歯ぐきの健康を推進(クリーンモード使用時/手磨きと比べ/フィリップス調べ )の3つ。

また、その効能はブラシの植毛パターンだけによるものではありません。植毛のベース(基板)がプラスチックではなく、「ゴム素材」であることが効いています。猛スピードで動くブラシ毛をやんわり受け止め、次にあげる特性をもたらします。①歯や歯ぐきにやさしい、②歯や歯ぐきに密着、③毛先がふれる面積約4倍(ホワイトプラスブラシヘッドと比べた場合)。歯ブラシはパーツを増やすことはできませんので、上手い対策です。

今まで多くの場合、ブラシは毛の硬さ(好み)で選んできましたが、フィリップスはそれに対し「効果」を提案してきました。そして今回、一つ上の段階「何でもできるブラシ」を提案してきたわけです。

私も、この組み合わせで使っていますが、実に好調。久しぶりにスマホアプリを見ながらブラッシングすると、自分の悪い癖も見えてきました。歯がきれいになる上に、ちょっと得した気分も味わえました。

 
◾️ブラシ交換は3ヶ月毎
電動歯ブラシの場合、ブラシは高速で振動します。このためブラシは消耗しやすいのです。常に最高の状態で使用するには、寿命を管理、交換することが重要です。

フィリップスは、見た目ではなく使用時間での変更をお願いしています。3ヶ月です。使い始めをメモしておくと便利です。メモを忘れた場合でも、フィリップスのブラシは青色の毛が植毛されており、使うにつれ、これがだんだん白くなっていきます。半分位白くなったら交換時期です。また、今回レポートした「 9900 プレステージ」では、ブラシヘッド交換お知らせ機能が付いています。こちらは、毎回のブラッシング時間とブラシ圧の記録から、交換時期を示します。より確実です。

 
このように、人と接触するパーツ(ブラシ)は、交換パーツだとしても、とても重要。家電でもハードではなく、パーツがより重要なものもあります。電動歯ブラシはそう言った家電です。

電動歯ブラシ本体を買い換える前にブラシを変えてみる。電動歯ブラシはそんな家電です。

使い心地、その性能から、もちろん太鼓判です。

 
 
商品のより詳しい情報は、以下のURLでご確認ください。
https://www.philips.co.jp/c-m-pe/electric-toothbrushes
 




 

 
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2021年6月12日

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