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【2021 PC 04】今ドキの大学生が欲しいパソコンの性能


今ドキの若者は大変です。スマホを持ち、パソコンを持ち大学生活をする必要があります。ネットが発達したため、常時接続も当たり前。お金もかかります。政府肝いりのdocomoほか通信事業者への値下げ要求は必要です。

しかし彼らが無いと「本当に困る」と考えているのはスマホです。このためでしょうか、パソコンはあればいい感じ。おざなりって感じです。今回は、若者がパソコンに求めることをまとめてみました。

マウスコンピューターのmouse B5 シリーズ 「mouse B5-i7」


◾️興味ないもんねぇ!!
私が、個人用パソコンを買ったのは、1996年だったと思います。タワー型ディスプトップPC、ディスプレイ、スキャナー、プリンター、基本ソフトを合せ、約100万円近かった記憶があります。

これだけお金を出すのですから、「何をしたいのかを明確にして、揃えないと損」です。当然パソコンの勉強もしました。

そして、この時買ったのは、アップル社のマッキントッシュ(以下 Mac)。前年に社会現象にすらなった「Windows 95」が嫌いだったせいと、「画像、デザイン関連の作業」をするために、Macにしました。ルーチンワーク系のWindows、クリエーティブ系のMacに大別されていた時代です。

以降、アップルは業績を下げに下げ、一株1$。余りのことに、ジョブスが再建するのですが、今と違いのは、パソコンは勃興期に当たり、Mac関連は一般向け専門雑誌だけでも、4種類。それが追い越せ、追い付けと初心者にも変わる記事を組んだり、マニアが欲しがる情報を載せたりしていました。また、1983年に、Macのフルセットを買った親友もいましたし、デザイナーの知り合いも多かったので、Macのエバンジェリストには事欠きませんでした。

当時は、年々計算速度(処理速度)が上がっていくのだけでなく、静止画編集ができる、次に動画が見られる、動画が編集できる、ネットにつながる等々という様に、発売毎「できることが増えていく」、更に、性能が上がり、値も安くなるというデジタル機器ならではの面白さもあり、いろいろな人が、いろいろな興味を持ってパソコンを見ていました。

 
そして今、専門系はともかく、一般の人が読んで面白いパソコン雑誌は皆無。(休刊ですが、事実上廃刊) パソコンを誰でも持たなければならない時代になったので、性能は上がるのですが、新しくできる様になることはほとんどありません。

当然、若い人は興味がありません。どれでも一緒でしょという感じです。しかも、昔のパソコンと今ドキのパソコン、コンセプトがすこぶる違うので、おじさんのパソコン常識では計られぬところがあるのです。

 
◾️変わるパソコン常識
昔当たり前だったことが、今の時代そうではないことがあります。
例えば、昔のパソコンは、困ったら「再起動」でした。メモリー(データやプログラムを 一時的に記憶する部品。机や作業台。)にあるキャッシュ(インターネットを閲覧する際に使用するWebブラウザの、アクセスしたサイトのデータや履歴を保存する機能。同じサイトに行った時の読み込みを早くするため。)が、メモリーを圧迫してしまい(机の上に本が散らかって、どれを読んだらいいのかわからない状態)、ニッチもサッチも行かなくなった時、計算力がタスクに合っていない時などフリーズも含め、困ったときは再起動がお約束でした。

しかし、今ドキの人は再起動を知りません。知識としてはあるのでしょうが、使いませんね。これは似た機能の「スマホ」が大いに関連しています。

スマホはほとんど再起動しません。OSで大幅な変更がなされた時くらいです。これは、主要プログラムやサービスを読み込み直さないかぎり利用できない新機能、修正された機能が含まれているからです。

しかし、アプリの小変更では、アプリだけ立ち上げなおせばいい形になっています。充電時も基本電源ONですから、忘れてしまって、「私、再起動したことアリマセン!」と大声で主張しそうです。

「スマホ」は、カメラも含めて情報入力に長けたツールです。つけっぱなし、継続使用が当たり前になっています。

 
一方、パソコンも、今は同じ感じです。滅多に再起動しなくてもいい様になっています。逆にサファリ(Macのブラウザーソフト)などは、再起動してもキャッシュクリアできません。環境設定の中から、「開発」モードを使える様にして、その中にある「キャッシュを空にする」というコマンドを使う必要があります。

今ドキのパソコンは、時代の真ん中にいる「スマホ」の影響を強烈に受けています。その分、昔の選定基準が使えないと思っていただければ幸いです。

 
◾️その1 4年使いたい
しかし、そんな今でも、若者のニーズにあったパソコンは存在します。

まず大枠の縛りは、安いノートパソコンであること。
しかも、4年間使いたい。

昔、パソコンの寿命はドッグイヤーと言われた時代がありました。犬の寿命を人に換算すると、犬の1年が人の7年に当たります。4年は28年。家電の寿命(その時代に合った性能)は一声10年ですから、大体1年半、2年で買い換えるのが当たり前だったわけです。ちょっと前のスマホと同じといえば、理解してもらえると思います。

 
◾️その2 CPU(頭脳)はいいモノを

4年間使えるパソコン。それは、まずCPU能力が高いことです。
私も、動画編集をする時、動画編集ソフトだけでなく、写真編集、ネットも含め、複数のソフトをマルチに使います。Youtuberが職業選択の一つとして語られる現在、それがストレスなく対応できることです。さらっと書いていますが、これ結構難易度高いのです。
またそれは同時に、メモリ容量はたっぷり必要という意味も持ちます。

 
その逆も真なり。今の学生、データー・アーカイブは、クラウドが当たり前の時代です。このため、ストレージ容量にはあまりこだわりがない様です。保存しておくとしても、光ディスクとかではなく、USBメモリでチャッチャ。
HDD(ハードディスクドライブ)クラッシュに怯えることもありません。時代は変ったのです。

ちなみに、今のHDDは4年でクラッシュることはまずありませんが、できることならSSDをお勧めします。別次元の安心度を有します。

 
◾️その3 画面はどこでもキレイに見えること
携帯、スマホを昔から扱ってきた人に共通な動きがあります。スマホ、携帯を扱うときは、日陰を求めて彷徨うことです。昔は、本当に見えませんでしたからね。それ位、画面輝度が低かったのです。今の学生は、陽が射すところでも平気で、スマホを使いますね。これh画面輝度が明るいためですが、彼らは、見えないという経験がないのです。

当然パソコンにもそれを求めます。

 
ただ、画面はそれだけではないのです。
画面に表示できるのが、書類1枚のと、書類2枚のとWO比べると、その能率は月とスッポンほどにも違います。しかも今の時代、昔の様に、縦横比が4:3、16:9というふうになっていません。雑多です。要するにインチ数が大きい=使い勝手がいいと言えないのです。

 
◾️その4 「オフィス」いらない、「HMDI端子」は必要
さて次は、周辺部分。

1つは、よくプリンストールされている「オフィス」です。ワープロソフトの「ワード」、表計算ソフトの「エクセル」、プレゼンテーションソフトの「パワーポイント」が一体となったマイクロソフト社のアプリです。

できれば、ない方がベター。というのは、大学側でアカウントを用意することが多いのです。先生も学生ごとに違うソフトで提出されたものをチェックするというわけには行きませんからね。このための措置です。

結構な割合いで、オフィスはプリインストールされています。しかし、それはただではありません。実は結構な料金がかかっているのです。それを大学が出してくれるなら儲けものというモノです。(授業料で支払っているので、儲けてはいませんが、・・・)

 
その逆が「HDMI端子」です。これはあった方がいい。理由は、大学の設備は意外と古いことが多いためです。このため、HDMI端子でないと映し出すことができないプロジェクター、モニターはざらです。大学の設備が10年で1回買い替えられ、たまたま9年目の設備に当たったとなると、間違いなくそうなります。

 
◾️ポイントは、最新技術ではなく、実績のある技術で構成されていること
やはり要望がないというものの、結構あります。ですが、逆に、緩めるのはどんなことでしょうか?

それは「重さ」と「最新」であることです。これにこだわるととてもお金が必要です。いうことは、双方ともにお金がかかると主張しているようなものです。

VAIO Zの筐体なんかは、最新の素材「カーボンファイバー」でできていなます。F1マシンと同じです。量産は無理とされていた技術を、VAIOはモノにしたのですが、はっきり値段は高いです。それは最新の技術が高いのは当然です。

また狭額縁モニターも高いです。皆さんもスマホで経験されたと思いますがが、狭額縁の場合、値段が変わります。

 
軽量化にあまり拘らない場合、ノートパソコンに余裕が生まれます。例えば、パーツパーツの間に隙間を設けることができます。空気の通り道ができると、冷却効率は格段に上がります。そうなると冷却パーツも普通のでいい。この様に、要するにありきたりの冷却システムでも用が足りるのです。無理をしない仕様だから、安価に、それなりのスペックが手に入る。

 
◾️日本製なら「マウスコンピューター」「hp」。あと中国製。
さて、最後に、ここまで日本語で上げてきたことを数字に直し、この稿を終わりにしたい。

1)CPU コストを考えると、インテルに拘らない。AMD社のRyzen 7シリーズもしくは9シリーズがコストの割に高性能。放熱性はインテルに劣るが、ギチギチに詰め込む考え方で作られていないパソコンなら、問題なし。
できれば、自分でベンチマークデーター(単純な速さ比較)を検索してみてください。

2)メモリー できる限り多く。最低8GB。動画を扱いたいなら、16GBレベルが欲しいところ。

3)ストレージ クラウドメインの場合、512GBあれば、十分。

4)画面 4Kで明かるいと言いたいが、ノートパソコンの画像サイズだと、2160×1440ドットでもいける。明るさにはこだわり300nitは欲しい。液晶タイプはグレアで十分。好みに合わせるにはフィルム後貼りの手を使おう。

5)その他 ・オフィス 非搭載
・HDMI端子あり

そんな感じでしょうか?
ただ外観など、個人の好みに大きく左右されるものに関しては、選択肢の中に入れていません。店頭で実物を見て判断願います。

 
ちなみにお勧めメーカーですが、日本メーカーなら「マウスコンピューター」がコスパに優れ、仕様を自分なりにセレクトできます。
私も最廉価モデルのテストをしましたが、動作はやや遅めですが「悪くない」です。日常使うのに使い減りしない感じは立派の一言に着きます。またサービスが整っているものプラスです。

あとは、hp。日本で扱われるhp製のパソコンは、made in Japanです。品質も、性能もかなりいいです。しかし、値段は、ちょっとします。
安さでいうと中国、台湾製を視野に入れるべきでしょう。アメリカと厳しいやりとりをしているファーウェイなどは、品質もしっかりしています。変なモノを世に出したら終わりですから、製品でては抜けない=お買い得というわけです。

 
またコンピューターを使う時間が増えてくると、どうしてもより効率が重要になります。ちゃんとしたパソコンを持っているのなら、マウスを高性能にする。ディスプレイを追加し2画面化する、大画面化するなど、安価なサポートが可能です。

パソコンのスペックを読むのは面倒なことと思いますが、毎日の様に使うモノであり、丁寧にチョイスしてやってください。

 
◾️パソコンで無いとできないこと
さて、何故パソコンが、タブレット、スマホがこれほど異なり、有利な点はなんでしょうか? それは、最も洗練された入力方法を使うことができることです。ここで言う洗練されたというのは、速いと言うことです。

人間のコミュニケーションは、「音声」で行われます。しかし音声は、時間を伴います。代わりに編み出されたのが、音声のビジュアル化。「文字」です。

どんな人でも得意な表現能力があります。ある人は、音楽だったり、絵画だったり、彫刻だったりします。中には体の動きで表現する方が楽という人もいます。

しかし、一番人数が多いのは「文字」、「言葉」です。

パソコンのキーボードは、「文字:の入力を極めて正確に速く行えます。また、マウスはパソコンを「正確」に速く動かす上で必要なものです。

タブレットは、スティーブ・ジョブスが、ダイレクトにコンピューティングできる様にと開発されたものです。人間の定めたルールではなく、ダイレクトに、本能的に、使えます。しかし、それは遅く、人間のインスピレーション、閃きに追いつきません。キーボードの方が、インスピレーションに近い速さを有しています。パソコンという形が成立した時から、キーボードにマウスという組み合わせは変わっていません。作られて、四半世紀以上経つパソコンは開発された時から、物凄いポテンシャルを持っていたのです。

このため、今もメインで使われているのです。

 
商品のより詳しい情報は、以下のURLでご確認ください。
●マウスコンピューター
https://www.mouse-jp.co.jp ●hp
https://www.yahoo.co.jp ●ファーウェイ
https://www.huawei.com/jp/
 


 
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2021年3月15日

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