コロナ禍下のイベント、どれもこれも苦しい。基本、人は群れを作り、自然からを身を守ってきました。イベント類は、その群れの中でも密な状態を作るモノですから、より厳しい。
大相撲などは、その際たるモノ。升席などは、よくプラチナチケットの代表のように言われることがありますが、ここに4人座ると本当に狭い。
実に密。みんな土俵に向いて座るから問題ないのではと言いますが、あぐらをかくと隣とこっつんこしたりします。今回は、そんな升席を1人、1席。1人分の価格で開放しています。が、かなりチケットが余っています。5日目が終わった時点で、照ノ富士、朝乃山の好調ぶりをみて、「こりゃ、最後まで残る」と考え、全勝で当たるとすれば、13日目との予想を立て、チケットを購入しました。
照ノ富士が1敗したとき、夢破れたかと思いましたが、白鵬が負け、朝乃山も一敗。こうして当初の予想どおり、新旧大関対決の日に行ったわけです。
さて当日は、人が少ない=写真が撮りやすいとして、カメラを持っていきました。スマホカメラも現在、遠距離撮影ができるように進化しつつありますが、それは最新機種。私のスマホ iPhone8にそんな機能はありません。
持って行ったのは、富士フイルムのミラーレスデジカメ、XT-100(2019年1月購入)。レンズは、50〜230mmの望遠。レンズキットで付いていたやつです。B升席は土俵からそれなりに離れていますので、最大望遠で使用します。
今回は、照ノ富士、朝乃山がメインですが、パフォーマンスも撮ってやろうと言う考えです。
仕切りのときの動作は緩慢な印象の相撲ですが、実際の動きはすごく早い。短距離の陸上選手と余り変わりません。このため連射で撮影します。
動く被写体を中心に写真を撮る人なら、この連射機能はすこぶる重要で、このために大メモリを搭載したカメラを選ぶ必要があります。そうでないと連射枚数がそこそこになります。私の基本は「静物(家電)」ですから、メモリはオリジナルのまま。要するにカメラのスッピンの能力で撮ったあのが次の写真です。
ソルトシェイカーは、ロンドン興業の時、水戸泉に付けられたニックネーム。大量の塩が降ってくる様子をシェイカーの中の様子に例えたわけですが、妙に味のある言葉です。

手に塩を載るだけ載せます。
見てるとボロボロ落ちるのですが、それでも盛ります。

ゆっくり振り返ります。ソフトボール大の塩です。

モーション開始。少々塩が落ちても気にしない。

膝を曲げ、体をひねる。
まるで砲丸投げ。

正直、こんなに深くまで膝を曲げているとは思いませんでした。
下半身を使うのですね。

かかとが浮く、フォロースィング。
動作がキレイなのはさすがです。

塩が降り始めます。

両国の塩花火。
今年はコロナ禍のため両国名物、花火大会は中止。

余韻。

儀式(パフォーマンス)が終わり、戦闘モードへ。
背中が艶めく一瞬です。
テレビで何度も見ている照強のソルトシェイク。膝を曲げているのは知っていましたが、砲丸投げの要領とは思いませんでした。しかし球状の塊を打ち出す技としては、砲丸投げは一つの選択です。
連射するといろいろわかることもあります。お手持ちのカメラで遊んでみませんか?

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