“IFA2013″ ドイツNO.1の総合家電メーカー
SIEMENS
昔、ドイツに住んでいた人とお付き合いしたことがあります。その時、ドイツで最もよく使った家電はシーメンス(現地発音は、ジーメンスと彼は強調していました)だったと伺いました。
日本人にはあまり馴染みのない会社ですが、シーメンスはドイツ最大の総合電機メーカーです。
歴史も古く、1861年(江戸時代!)にドイツ外交使節が、徳川将軍家へシーメンス製電信機を献上しているくらいです。
ドイツの標準家電ともいえるシーメンス製品をレポートします。
■小型家電
新製品の小型家電は、まとめられて展示されてました。
キャニスター型掃除機、調理家電2種、自動エスプレッソ・マシン、アイロンです。
ここでも激戦家電のエスプレッソ・マシン、掃除機を出しています。
しかもエスプレッソ・マシンは、「何故?」という位、派手なデモでした。
しかし日本と違うなぁと思うのはアイロンですね。
スチーム用の水を入れるところが、日本製と異なり分離している形です。アイロン掛けしなければならない衣糧の差(日本の方が少ない)によります。
■アイロン
シーメンスに限らず、IFAの色々なブースでアイロンのデモを見ることができました。
欧州の家事で、アイロンはそれだけ重要な家電です。
シーメンスでは、アイロンだけでなく、衣類を広げて伸ばすという工夫をアイロン台にも凝らしていました。
所変われば品変わる、という商品の典型だと思います。
■大物家電 洗濯機、乾燥機
欧州では、洗濯機、乾燥機別々が普通です。特に、冬が長いドイツなどでの乾燥は大変です。このため乾燥機の省エネは、特に重要視されます。
巨大なディスプレイでも、ECO(省エネ)とSPEED(時短)は右側、目に付きやすい位置でアピールされています。
洗濯機コーナーの隅で、上から入れるドラム式洗濯機を見つけました。
レトロな雰囲気がたまりませんでした。個人的に欲しいです。
2013年9月13日
タグ: IFA