扇子に代わり、夏の小物家電の定番になりつつある携帯扇風機。いろいろなメーカーが参入しています。もともと簡単な構造ですから、どうしても似た製品になります。当然、差別化に拍車がかかります。
方向は2つ。いろいろなものに充電できるなど、バッテリーを強化する方向と、いろいろな手段を用いて、より涼しくする方向。今回は、後者の特集です。

正確に言うと、冷風扇になるのは部屋の中だけで、携帯時は使えません。と言うのは、冷風扇にするのに、水の気化熱を応用しているからです。
シロカのSF-H271は、室内用のユニットを持ちます。このホルダー単なる台ではなく、大きな箱になっております。そして下に水タンク、そしてそこにフィルターを立て毛細管現象でたっぷり水を含ませます。

豊富なアタッチメントで、1台5役をこなす優れもの。
そこに扇風機で風を入れます。当然、水は気化します。気化は熱を奪いますので、温度は下がります。これが冷風扇の原理です。
逆に言うと、携帯時には普通の扇風機です。しかし、紐を付けて楽に首掛けできるなどいろいろな工夫がされています。

こちらは、ファンの前に小さな水ユニットを持ちます。そこから少しずつ出てくる水をファンでミスト化します。単純と言うと極めて単純な構造ですが、今やミストは公園でも使われています。十分な効果があります。
ちなみに、商品名にある「しろくま」は、ユニットの中に隠れています。

水タンクの中の行水するシロクマ。

今の世の中、急にスマホで対応しなければならない瞬間もありますからね。そこを工夫したのが、パイン・クリエイト。
利用したのは、リュックのショルダーベルト。ここに台座をマジックテープで巻き付けます。台はコンパクトのように開くので、自分の好きなところに風を当てるように調整できます。


一見するとヘッドホン。すごくスタイリッシュです。耳の部分から風が出るのですが、ポイントは首に接触する部分にあります。ここにペルチェ素子が入っているのです。ペルチェ素子は、小型冷蔵庫などにも使われる冷却デバイスです。
首は血管が皮膚に近いところまで来ています。このため外部の影響を受けやすい。つまり、首を冷やすとすごく涼しくなるのです。

大の大人が使っても問題ない位、かっこいい上に、すごく効率的。価格は、5980円(税抜)とちょっとお高いですが、その価値は十分にあります。
皆さんは、どんなタイプの携帯扇風機がお好みですか?
商品のより詳しい情報は、以下のURLでご確認ください。
シロカ:http://www.siroca.co.jp/ ヒロ・コーポレーション:http://hiro-corpo.net/users/index.asp パイン・クリエイト:http://www.pine-create.jp/topics/POKEPII&Ruck_movie.html

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