新製品

“IFA2013″ やはり水使いが上手い!
ケルヒャー ウォーター・フィルター


IFAはお祭りです。しかし「ドイツなので、日本の様なキャラモノはないだろうなぁ」と思っていたら、目の前にゆるキャラが・・・。
01 ゆるキャラケルヒャー・ブースの窓クリーナーくんです。
ふなっしーと比べるとアクションに欠けます。
(飛び跳ねません!)
中は可愛らしい女性。誘われブースに入ってみると・・・

 
 
■ウォーター・フィルターを持つ掃除機

ブース正面には、頑丈そうな大型掃除機が飾られています。説明員によると「これはウォーター・フィルター(以下水フィルター)が付いている」とのこと。「見たいか。」と問われたので、もちろん「イエス。」

本体&フィルター 内部にはHEPA13型フィルター0.3μmサイズの粉じんを99.99%取り除く高性能フィルターが・・・。で、「これを水フィルターと言っているか?」と聞くと、大きなタンクを指さし、「この中に水が入っていてフィルタリングするんだ。」とのこと。

吸い込まれた空気は、タンク下面の水をくぐり、フィルタリングされる仕組みだったのです。その後、HEPA13型フィルターも通るので抜群のクリーン度なのです。臭いもしません。

カタログより 性能は良さそうですが、空気の流れ、水タンク、ゴミタンクとなると容量が必要、つまり大型が基本となります。小型化の可能性に関しては分からないとのことでした。

日本ではケルヒャーといえば、高圧洗浄機が有名ですが、水との融合はフィルターでも果たされていました。さすがに水使いはお手の物です。

 
■窓掃除は重要

さて話は変わりますが、ヨーロッパ建築の特徴は2つあると思います。1つはセメントではなく石を使うこと。あと1つは新しい建物は窓が大きいことです。

ベルリンを含む高緯度のヨーロッパは、日差しが弱いですし、冬場日照時間が少ないです。このために窓を大きくするのですが、窓の機能をフルに活かすクリーナーは非常にポピュラーです。

アタッチメントも豊富ですし、冒頭のゆるキャラ、メインディスプレイの力の入れ方でも、この分野の裾の広さがうかがえます。

窓ふき掃除機  
スティック型■スティック型の原点?

昔の洋画に出てきたような掃除機がK65 plusです。
コードレス、回転ブラシでゴミを取ります。昔は回転ブラシは車輪と連携し回していましたが、それの電気仕掛け版です。
海外の掃除機メーカーがスティック型に参入しやすかったのは、このような背景があったのかも知れません。

 
またロボット型もありました。
ロボット掃除機  
 
 
■水フィルター追記

写真を撮ってはダメといわれたので、写真付きのブースの紹介はできませんが、THOMAS社も水フィルター掃除機を出しています。
名前は「AQUA+」。やはりボディは大きいですね。
人間は古来より掃除の時、水を使ってきたことを考えると、水フィルターはもっと拡大するかも知れません。

THOMAS カタログ

2013年9月11日

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