自分、もしくは友だちを加えて初めて完成するキッチェなアート、『VINYL MUSIUM(ビニール美術館)』が、ラグビーW杯応援のために、羽田空港第二ターミナルの5階に登場しました。
羽田空港第二ターミナル(ANA側)の5階は、レストランと展望デッキになっています。
第二ターミナルの最上階ですから、非常に眺めも良いです。
「航空マニアの聖地」と言いたいところですが、小さな子供も飛行機は大好き。5分と間をおかないひっきりなしの離陸を嬉しそうに眺めています。

この可愛いアンヨが、VINYLE MUSEUMの目印。
下は今回の特集「ラガール」。
その中の一角に、6月30日までの限定ではありますが、共感型フォトジェニック・アート展「VINYL MUSEUM」がオープンしました。
■『VINYL MUSEUM』とは何か?
『VINYL MUSEUM』は、単に観て楽しむアートではなく、撮影者自らがその一部となってコミュニケーションをすることの出来る参加型フォトジェニック・アート展。
流行のインスタなどをよりアートに近づけるための試みと言った方が適切かも知れません。
2017年12月に東京・表参道で第一回 『VINYL MUSEUM』を開催。5,500名の来場者数を記録。
第二回を2018年7~8月に東京・銀座で開催し、6,700名が来場。
第三回を2018年12月東京・表参道で開催し、7,400名が来場。
第四回を2019年3月名古屋ららぽーとで開催し、3,700名が来場。
第五回を2019年3月大阪ちゃやまちプラザで開催し、7,300名が来場。
と、今回が第六回となります。
では、どんなアートかというと・・・。まぁ、見てください。

「羽田空港」を意識。

こちらも同じ。ビニール素材もそうであるが、照明そのものも素材。

アメリカン・ポップアート風。

アンディ・ウォーホールっぽい。

一番、気に入った「お風呂のあひる」


ちょっとシュール。
とにかく、この中で写真をとってこそ、アート。これだけでは様にならないのです。
■テーマは「ラグビー」
今回のテーマは「ラグビーW杯」。
日本代表に、是非、勝利を、活躍をと願わずにいられない競技ですね。

カンタベリー製のレプリカユニフォーム。
最もメッセージ性の高いのは、リポビダンDのアート(??)。
ちょっとザーとらしい気もするのですが、やはり強いです。

観客席モチーフ。

チェアのユニフォームモチーフ。
広告もバンバンしているし、何よりユニフォームの中央にロゴがある。
これで目立たなければ、可笑しい位です。
会場で、日本代表のユニフォームは自由に着られるとのこと。
取材の時、どこかのお子さんが、ブカブカのユニフォームでラグビーボールで遊んでいましたが、これは可愛かったです。
このレベルなると、背景は不要な位だと思いますが、それを言っては、VINYL MUSIUMの存在がゆらいでしまいます。
語るなかれ、聞くなかれとしましょう。
■「LOVOT」がお出迎え
さらに子供が喜ぶモノが、入口に置いてあります。
「LOVOT」です。

「LOVE」+「ROBOT」=「LOVOT」
まったく実用的でないロボットですが、いると癒やされます。
「無用の有」を地で行くような、実はスゴいロボットです。
何もしないロボットで、その動きは幼児に似ています。
会場では、子供はキャッキャと、一緒に遊んでいました。初めてなのに違和感ゼロ。しかし、子供が抱きかかえたのにはビックリしました。まるで、兄弟姉妹を抱っこする感じでした。

会場で子供と遊んだ3人。
赤:ニンジン。緑:枝豆。ピンク:・・・(名前忘れた!)

LOVOTの必殺技「抱っこして!」
一度、抱いてやると、二度三度とねだられます。まさに子ども!
■元ラグビー日本代表、かく語りき
記者会見のゲストは、元ラグビー日本代表の吉田氏、堀越氏。吉田氏は小柄ながら勇猛果敢に攻め込むウィングでしたし、堀越氏は小柄ながら巧みさで傑出したスクラムハーフでした。
しかし、小さい!

左)吉田義人、右)堀越正巳
失礼ですが、本当に小柄!
が、肝っ玉はでかい2人。ガンガン・トークします。
「外人はでかい。そのぶつかり合いを見て欲しい。」から始まり、ラグビーの魅力をあれこれ。
W杯という、とてつもないイベントが日本に上陸するわけですから、「生」で見るに越したことはありません。
最後はもちろん、「ファイト一発!」
お後もよろしいようで!
より詳しい情報は、以下のホームページにてご確認ください。
https://vinyl-museum.com
