ティファールより、丸洗いできる電気ケトル「ウォッシャブル」が発売されました。
日本人が待ち望んでいた仕様であり、日本での電気ケトルの定番になると思います。
一方、丸洗いできる=つけ置き洗いが可能、と解釈される人もいるとのこと。
これは大きな誤り。つけ置きで、浸水、壊れた場合は、メーカー保証の対象になりません。
ということで、防水等級の早見表を作った見ました。
防水能力は、IPXで表します。ダイバーズ・ウォッチで「IPX8」の表示を見たことのある人も多いはず。
IPといのは、International Protection。そしてIPXは、防水(水に対する保護)を意味します。末尾の数字は等級を表します。
保護等級 | 内容 |
0級 | 特に保護がされていない |
1級 | 鉛直から落ちてくる水滴による有害な影響がない(防滴I形) |
2級 | 鉛直から15度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない(防滴II形) |
3級 | 鉛直から60度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない(防雨形) |
4級 | あらゆる方向からの飛まつによる有害な影響がない(防まつ形) |
5級 | あらゆる方向からの噴流水による有害な影響がない(防噴流形) 流水で洗うことができる。 (T-fal 電気ケトル ウォッシャブル) |
6級 | あらゆる方向からの強い噴流水による有害な影響がない(耐水形) 食洗機を使うことができる。 |
7級 | 一時的に一定水圧の条件に水没しても内部に浸水することがない(防浸形) つけ置き洗いすることができる。 |
8級 | 継続的に水没しても内部に浸水することがない(水中形) |
つけ置き洗いは、それよりランクが上がり、IPX7以上。
IPX5と本体刻印してある、ティファールの「ウォッシャブル」は、つけ置き洗いはしてはいけないとの意味です。このためメーカーの指定していない使い方ということで保証対象外になるのです。
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