ヨーロッパの人は、野外で何かするのが大好き。
世界遺産にもなっているベルギービール文化を持つベルギー王国は、その文化の良さを皆さんにも味わってもらいたいというので、「ベルギービールウィークエンド(以下BBW)をここ9年毎年開いてきました。
そして10周年目、どんなふうに催されるのか発表がありました。
9年間の積み上げ。
来場者数:113.6万人。 11の会場で、47回BBWをしています。
ほぼ10日に1回はどこかでBBWが行われていました!
10年も維持できたのは、開催目的が一度もズレなかったから。
ヨーロッパは「レジスタンス」でも有名です。
今年もいろいろなビールがお迎えします。全150種類以上。
中でも目玉は、『デュベルの生』。本邦初です。
BBWで出されるビールは11種類に分かれています。
●ピルスナー
チェコのピルゼン地方で生まれた事に、その名を由来する、すっきりした喉越しの良い淡色ビール。日本でクラフトビール以外のビールは、全部これ。
●ゴールデン・エール
美しい黄金色をした、比較的アルコール度数が高めのビール。しっかりとしたコクの中に感じる、ほのかなフルーティーさが心地よい。
●ホワイト・ビール
大麦麦芽と小麦を用いて造られる、かすみがかったような色が特徴。コリアンダーやオレンジピールをアクセントにした、フルーティーでスパイシーな清涼感あふれるビール。
●レッド・ビール
ベルギーの西フランダース地方で造られる。熟成には大きなオーク樽が使用され、ユニークな赤い色とフルーティーな酸味を備えたビールに。
●トラピスト・ビール
修道院内に醸造所をもつトラピスト会の修道院のみで造られるビール。世界に12カ所しかなく、その内6カ所がベルギーにある。どれもが個性豊かで、アルコール度数は比較的高め。
●セゾン・ビール
もともとは、ベルギー南部の農家が夏に飲むために冬に造って貯蔵していたビール。ホップが効いた爽快な飲み心地が特徴。
●アビィ・ビール
“アビィ”とは修道院のこと。修道院に伝わるレシピと製造方法を用いて、修道院から依託を受けた民間の醸造所が造るビール。
●IPA
イギリスからインドへ輸出するにあたり、腐敗しないようにたくさんのポップを加えて造られたビールに由来する。現代では、ポップの香りが豊かで苦みが強いビールとして楽しまれている。
●ランビック・ビール
ブリュッセル近郊だけに生息する空気中の野生酵母を使って自然発酵させた、ベルギーの伝統的なビール。目の覚めるような酸っぱさが味わい深い。
●フルーツビール
さまざまなタイプのビールに天然のフルーツを漬け込んだり、フルーツジュースを加えて造られる。フレッシュでフルーティーな味わいのビール。
●スペシャル・ビール
10タイプに当てはまらないビールをまとめたカテゴリー。その土地や地域の風土が反映された、個性あふれるラインアップを楽しめる。
今年もやります!2つの遊び。
●「ブティックビール」は希少価値の珍しいビールが飲めます。
●飲み比べセットは、とてもお得。色、味、に加えて「ボディ」の分類は、ワイン文化があるヨーロッパらしい。
BBWの特徴は、マイ・グラスで飲むこと。そうでないと折角のビールの香りが立ちません!
10年目は凝ったデザインです。
歴代のグラス
右より、2010年(第1回)、2011年(第2回)、2012年(第3回)
歴代のグラス その2
右から、2013年(第4回)、2014年(第5回)、2015年(第6回)
歴代グラス その3
右から、2016年(第7回)、2017年(第8回)、2018年(第9回)
今年、10年のデザインは、ベルギー名物全部あり。
ベルギーと言えば、世界三大がっかりでも有名な「小便小僧」。
お姉さんに失礼ながら・・・
ベルギー大使館に飾ってある小便小僧「ジュリアン坊や」模型。
作者は、パトリック・ジェロラ。2010年の作品です。
日本の小便小僧も一つ。JR「浜松町」の駅ホームにあります。見つけにくいためでしょうか、南改札口側の壁にも、アピールされています。
BBWは音楽も質が高い!
今年のお勧めは、「フーヴァーフォニック」「グーズ」「アルノーティエンス・マティック」。
10周年記念でケーキも飛び出します!
当たったら超ラッキー。
10周年は、名古屋、横浜、東京の日比谷、大阪、東京の六本木の5会場。
その代わり開催期間を長くするとのこと。
尚、昨年8月 日比谷公園で行いましたが、あまりに暑かったので、今年は8月はなし!!
詳しくは、ネットで!
公式ホームページはこちら!
https://belgianbeerweekend.jp
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