次なる「銘品」はこれ01!
世田谷区池尻大橋のおつなツナ「おつな 島唐辛子」「おつな えごま大葉味噌」
この頃都に流行るモノ。と言いましても、大手メーカーと大手メディアが取り上げるようなものは、余り面白くありません。マーケットデーターだけでは、なかなか心の琴線に触れることがなくなりました。逆に、個人、もしくは少人数で頑張っているモノでイイものは、その人の想いがストレートに伝わってくることがあります。ちょっとドキっとするモノです。
長年、商品企画をしておりますと、商品を見たら、そんな想いが伝わってくるようになります。
そんな、次に銘品と呼ばれそうなモノを紹介します。
■黄金色に輝く、ツナ瓶「おつな」
のれんをかき分け、引き戸を開けると、そこは店頭。
並んでいたのは、ツナ缶ではなく、ツナ瓶がすらり。
フタが黄金色のせいもありますが、白身のツナが浸されたオイルと共に淡い黄金色に光っているようです。繊細さが伝わってきて、とてもじゃないですが、おにぎりの『ツナマヨ」のツナとは一線を画すことが見るだけでわかります。
「試食します?」と言われ、「お願いします。」と答えますと、「お好きな味を探して下さい。」と並べられた十種類のツナが並びました。たぶん、今だけのサービスでしょうが、とても嬉しい。もともと小料理屋をしていた店主が、余りのマグロで始めたツナ作り。工夫し、人様に出せる味と、自信の十味です。
まず「プレーン」。舌に載せるとホロホロと身がくずれ美味しさが拡がります。しかし、豪快な味ではありません。白身の繊細な美味しさが、ふんわりした甘みが舌の上で踊ります。そこには、ツナ缶と全く別物のツナがありました。
これでも美味しいのですが、やはり眼が行くのは「島唐辛子」。島唐辛子は、八丈島で獲れる唐辛子。ワサビが育たない八丈では、島唐辛子を刺身に添えます。ピリッとした小気味よい辛さは、旬の、脂ののった魚によく合います。
こちらは、予想通りの美味。ツナの軽い甘みの後に、ピリッとした辛さ。後をひきます。お酒がすすんでたまらない酒の肴です。美味いモノに出会いお酒が飲みたくなるのが上戸なら、白米が食べたくなるのが下戸。そちらにあうのは「 えごま大葉味噌」。新米、特にコシヒカリ系には誂えたような味。味噌は福島産だそうですが、実に美味しい。ご飯がすすんでたまらないお味。「おかわり」という言葉が、聞こえてくるようです。
■美味しさの秘密「低温殺菌」 では、ツナ缶と「おつな」では、どうしてこうも違うのでしょうか?
厳選された素材。元々小料理屋を営んでいたご主人の作ですから、それは当然ですが、一番のポイントは「低温殺菌」にあります。
缶詰は素晴らしい技術ですが、最も重要なのは「保存」です。3年の賞味期限は、やはりスゴい技術です。このため行うのが高温殺菌。100℃以上の高温での殺菌です。当然、味は落ちます。低温殺菌の場合、火を通しすぎないので、無闇矢鱈に硬くならない。味が逃げません。牛乳にも低温殺菌がありますが、甘みが格段に違います。ただし傷み易い。「味」を取るか、「保存」を取るかですが、「おつな」は味を選択したわけです。また現在10種類のラインナップですが、現在も合うトッピングを探っており、種類が増えつつあります。洋風好きなら「ドライトマト&バジル」がお勧めです。
原材料がフル天然素材で、保存料などは一切入っていません。内容量:60g。一週間の口福を約束してくれます。
酒仙から普通の人まで魅了する「おつな」のツナ。貴方の好みのトッピングを見いだしたとき、きっとその日の食事はいつもより美味しいモノになるでしょう。
池尻の裏通りに、作り手の心をのせた美味しいもあります。
商品のより詳しい情報は、以下のホームページにてご確認ください。
http://otuna.tokyo
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2018年11月30日