高温多湿の日本。夏休みは、朝しか勉強できない風土でした。
しかし、クーラーが出来て、話しは一変。8月もガンガン仕事をする国になってしまいました。ちなみにエアコンという言葉は、1965年から。それでもクーラーという言葉が残っているわけですから、夏をしのぐというのは大変なことが分かります。

1963 30cmマグネット式高級お座敷扇MD
当時の夏の必需品。扇風機。
涼しく見せようとする色使いがイイです。

1974年 卓上扇風機「白鳥」
当時はどこでも扇風機。しかしどうして「白鳥」なのでしょうか?

1969 世界初の壁掛けセパレート型クーラー「樹氷」
セパレート型とは、室外機と室内機に分かれたことをいいます。
現代の標準仕様です。

1973 ルームエアコン 楽園オールシーズン
石油ショックの時代。
「暖房」はどれ位の人が使ったのでしょうか?

2005 ルームエアコン 「お掃除エアコン」
2018年はフィルター掃除はもちろん、フィンまで掃除するのが主流になっています。

1976 空気清浄機
公害エリアの必需品。今より、断然大きく、厳つい。
夏の次の問題は、公害。人が生きている限り、人は文明を生きるために、新しいものを生み続けなければならないのかも知れません。
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