日本メーカーの十八番。映像家電です。
今は、そっけないですが、ビデオ規格ではVHS(JVC、パナソニック連合)対β(ソニー)、ムービーではVHS-C 対 Hi8(ソニー)、テレビでは、プラズマ対液晶(シャープ)と、激烈な争いを繰り返して来た分野です。

1981 ショルダータイプ カラービデオカメラ
メディアはVHS。業務用のように、肩に担いで使います。

1982 VHS6時間ポータブルVTR 「アクションマックロード」
ビデオを持っていると自慢できる時代。ポータブルニーズもありました。

1990 S-VHSコンパクトムービー「ブレンビー」
ソニーのパスポートサイズとガチバトルを繰り広げたブレンビー。「手ぶれ補正」が大人気。
メディアはS-VHS-Cで標準で最大30分。解像度ではHI-8に負けますが、
カラーがキレイ。とても使いやすいムービーでした。

2003 SDマルチカメラ「D-snap」
ワイシャツのポケットにも入る、縦型ムービー。

1978 VHS式ポータブルビデオ

1977 VHSホームビデオ「マックロード」1号機。
ビデオカセットの取り出しは、上面から。
しかも、ダイヤル式のチャンネルで放送選択。
使いやすさよりも、最新技術を世に問う時代でした。

1994 ハイビジョンビデオ
高解像度は業界の彼岸でもありました。この時期に、ハイビジョンですよ!
PCがビジネスに本格導入される前です。

2004 BD/DVDレコーダー
10年後には、ディスク。しかもBlu-ray。恐るべき技術革新の速さ。

1980 音声多重内蔵カラーテレビ「魁」
この時期、高級テレビは家具調でした。
スピーカーもそれなりのサイズのものが使われていました。

1985 αチューブカラーモニター
当時カラーモニターといえば、ソニーが強かった。
このころはキューブデザインが流行りました。

1990 ビデオ一体型カラーテレビ「2-SHOT」
レンタルビデオ屋が完全に生活に浸透した時代。

1973 5型ポータブル白黒テレビ「レンジャー」
デザインのノリが短波ラジオ。時代を感じさせます。

1997 デジタルハイビジョン プラズマテレビ42型
「プラズマビュー」
当時のプラズマテレビの発熱量はすごく、冬でも暖房要らずでした。

説明札が見当たりませんでした。
この短期に、よくもこれだけ目まぐるしく変わったものです。
■関連記事 ●01 1918-1940 家電黎明期。
●02 1951-1973 家庭電化ブーム。
●03 1955-2003 音響家電。
●04 1961-1980 ジュニア家電
●05 1979-2006 情報家電
●06 1970-2004 家事分担・女性の社会進出応援家電
●07 1977-2011 映像家電
●08 1969-2015 空間イノベーション家電
