パナソニック、100周年の歩み05
1979-2006 情報家電
さて、第5弾は、激動の情報家電。ここは本当に様変わりしました。20世紀の初めは、伝書鳩で株で大儲けなどという話しがあったのですが、それは「今は昔、伝書鳩を使ひて、大儲けしたものありけり。」という表現が似合う位、昔です。
ここまでは、前近代史の感じ。
ここから一気に小型化されます。
激動の情報家電では、天下のパナソニックと言えどもという感じですが、その影で、SDカード、ブルーレイ・ディスクなど規格主要メーカーになるなど、押さえるべきところは押さえているという感じです。
しかし、立派だったのはPC。1990年代の後半、一時数%(2〜3%と記憶しています)までシェアを落としますが、ニューヨーク市警など、PCが必要なのだが、壊れる可能性大環境での仕事場で評判を取ります。そして、日本でも出張が多いサラリーマンを中心にシェアを拡大します。G-SHOCKが日本市場で花開く過程とよく似ていると思うのは、私だけでしょうか?
パナソニックの企業体質として面白いのは、非常に粘ることです。「集中と選択」がもてはやされる今日ですが、彼らには、その市場に何としても根を下ろそうとする迫力を感じます。
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●03 1955-2003 音響家電。
●04 1961-1980 ジュニア家電
●05 1979-2006 情報家電
●06 1970-2004 家事分担・女性の社会進出応援家電
●07 1977-2011 映像家電
●08 1969-2015 空間イノベーション家電
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2018年11月16日
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