デロンギ トライブレード プレミアムセット
ハンド・ブレンダー DHB721-RN その2
前回は、こんな感じで使えますということで、使用中の雰囲気を感じていただきましたが、今回はディテール・チェックをしてみます。
■まずもう一度料理との関係を考えてみる
日本の家庭料理は一見西洋化しているように見えますが、実は違うと思っています。
ハンバーグ、コロッケ、フライドチキン、シーザーサラダ、マッシュポテト、等 西洋料理の一部は、よく食卓を賑わします。しかし西洋ではパンの次に来るのはスープ。そしてソースが重要です。日本で、米の次に味噌汁が来るような感覚でのスープ、そして料理の華であるソースが欠けているのです。
ブレンダーがあると、複数の素材を簡単に混ぜることができますので、スープとソースを楽に作ることができます。
据え置き型のブレンダーの中には加熱機能を持つものもあるのもスープを作るためです。
では日本人とり、ブレンダーとは何であるのかといいますと、おろす、する、泡立てる、つぶすという包丁と菜箸でしにくいことをしてくれる道具と考えれば良いのではと思います。
■日本の家庭料理に合う構成
上の写真は、トライブレード プレミアムセットの本体&アタッチメントです。
「つぶす」「混ぜる」「刻む」「押しつぶす(マッシュ)」「おろす」「泡立てる」の6つの機能です。
大容量のチョッパー、ビーカーも付いています。
包丁の多彩な切り方、菜箸の軽く混ぜる 以外の機能を持っていることが分かります。
■長所と欠点
長所は、パワーのあるモーター、多彩かつ要を得た仕様です。
例えば、アタッチメントの1つに、パン・ブレンダーがあります。浅い鍋で使うブレンダーですね。鍋を傷つけないように外側はプラ製です。また少量でも対応できるように浅めの構造にしてあります。逆に直径は1.4倍と一回の処理量も考慮されています。本当に使いやすいです。
しかし、長所は欠点になることもあります。
パワーが強いため、玉ねぎなどは10秒でみじん切り以上に刻まれてしまいます。しかし、これは慣れでカバーできると思います。
豊富なアタッチメントは収納が問題です。人間が使い易い大きさにしてありますので、引き出し2つ分くらい占領してしまいます。
また、コーヒー豆、氷など堅いモノは使用できません。(取説 9頁に記載)
家電の多くはネットで取り扱い説明書を確認できますので、ニーズのはっきりしている人は確認頂きますようお願い致します。
■自分に合わせて、とっても便利
冒頭、くどくど料理の話をしたのは、実は皆様に自分の作る料理をイメージして頂きたかったからです。
そうすると、どんな使い方をすべきかが分かるからです。
例えば、その料理でよく使用するアタッチメントだけ台所に置いておき、その他は物置において必要に応じ出せば良いということが分かるからです。
日本だと季節毎に料理の素材が大きく変わりますので、季節毎アタッチメントをローテーションするのも1つの手です。
また、新しい料理を取り込んで行くのもありだと思います。スープもありですし、パテもありだと思います。そういう新しい料理を数多く作れるのもメリットだと思います。
自分に合うようにカスタマイズすると、一層使える一品です。
2013年8月19日
タグ: 調理家電