ダイキンのエアコン分解体験会 2018
子どもたちも、満足度大!
モノをバラすのは子どもにとって大イベントです。これは昔も今も変わりません。好奇心は子どもを育てます。今回、ダイキン工業が、新宿のショールーム「Fuha(フーハ)」で行っている夏休み恒例の「エアコン分解体験会」を取材してみました。
エアコンをいう日常絶対に分解できない家電を分解して、子どもの眼は輝くのでしょうか?
■エアコンの原理実験
エアコンの根幹をなす「熱交換器」は熱力学の第一法則、第二法則の組み合わせですが、小学生にそんなこと言っても始まりません。とにかく、熱は温度の高いところから低いところへ移ることと、圧縮・膨張で、気体の温度は変化することを認識してもらうことをしなければなりません。
熱は温度の高いところから低いところへ移ることは、日常目にしていることですから、これは分かります。
問題は圧縮膨張。あまり眼にすることのない技術です。
また圧縮膨張により、回転エネルギーを取り出すエンジンは有名ですが、エアコンの場合、圧縮・膨張のエネルギーを熱に変換するワケですから、子どもには分かりにくいです。
ここでのダイキンの工夫は、サーモグラフィー。温度を色で見せてやることにより、ダイレクトで感じられる様にしています。分かりやすい=ビジュアル化が叫ばれる昨今、サーモグラフィーはテレビの常套手段。温度計よりピンときます。
実際に、やってみると、子どもが声をあげます。「えーっ」など、初めて見たモノに対する感嘆です。原理説明としても上手いですが、子どもの興味を引きつけることは、子どもに説明する上で最も重要なこと。ダイキンの巧さが光ります。
■エアコンをばらす
前座の説明は10分程度。そして、本日のメインイベントの解体です。
解体を進めるのは、子ども。親は介添え役です。
■盛りだくさん
この後、フーハでしか体験できないことをと言うことで、ショールームでの3D映画、10年前のエアコンと現在のエアコンの比較、低湿だと同じ温度でも過ごしやすいを体験します。
正直、かなりの盛りだくさん。子どもたちの好奇心は、どんどん膨らみます。
ラストは、室外機の説明。
濃厚な60分が終わった時の、子どもたちの顔はキラキラしていましたね。新しいモノに出会った時の、あの顔です。実際聞いて見ても『面白かった。」「分かりやすかった。」
やはり、夏休みはいろいろな体験をすべき時でしょうね。ダイキンのちょっと理系な体験はお勧め、面白いと思います。
ニュース「ダイキン、小学生イベント『めざせ!空気博士 エアコン分解』開催」
https://www.seikatsukaden.com/?p=23090
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2018年8月7日
タグ: Fuha, エアコン, エアコン分解体験会, ショールーム, ダイキン工業, フーハ, ホームシステム, 空調家電