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オムロン、8月5日に、巻き方による測定誤差軽減の
新技術をカフ(腕帯)に追加した上腕式血圧計を新発売


オムロン ヘルスケア(株)から、8月5日に、巻き方による測定誤差を軽減する新技術を追加したカフ(腕帯)を採用した血圧計「オムロン 上腕式血圧計 HEM-7320F」が、オープン価格で、発売されます。
HEM-7320F  
■お客さまからの、「カフを巻く位置がわかりにくい」といった声に対応

血圧を正確に測定するには、正しい姿勢をとることと、カフから出ているチューブが腕の中心にくるように、カフを正しい位置に腕にぴったりと装着することが大切です。

そうでない場合、測定誤差が発生する場合もあります。

上腕式血圧計をご使用いただいているお 客さまからは、「カフを巻く位置がわかりにくい」といった声があり、初めて血圧計を使用する方でも安心して正しく使えるためのカフの改善が課題でした。

 
■巻き方による測定誤差を軽減する新技術を追加した「フィットカフ」
(HEM-7320F/HEM-7310/HEM-7132 に採用)

ご好評をいただいてきた、カフそのものが腕にフィットする構造で、片手で簡単に装着できる「フィットカフ」の内部構造を更に改良。カフに内蔵している、測定時に腕を圧 迫するための空気袋の長さを改良し、これまでよりも長い、腕の全周をカバーする新しい形 状を採用しました。

これにより、腕にカフを装着した際にカフが正しい位置から左右に回転 してしまっても、血管をきっちりと圧迫することができるため、正確に測定することができます。

 
■正しく測定できたかどうかを、文字と光でお知らせ
(HEM-7320F/HEM-7310に採用)

測定を開始すると、液晶画面に測定中であることを文字でお知らせするとともに、カフが適切な強さで正しく巻けているかをチェックし、結果を光で表示します。

測定終了後に、正しく測定ができた場合には「測定が完了しました」

測定中に体が動いたり、カフの巻き方がゆるかった場合には、その理由を示すマークとともに「再測定をおすすめします」というメッセージが表示されます。

正しく測定ができたかどうかがひと目でわかります。

 
■独自アルゴリズム「インテリセンス」に、呼吸の早さや大きさなど
一人ひとりの特徴に合わせた血圧測定を行う新技術を搭載


血圧の測定値は、腕の太さや呼吸の状態など、さまざまな条件から影響を受けることがあります。

一人ひとりに合わせた加圧と減圧コントロールを行うオムロン独自のアルゴリズム 「インテリセンス」に、呼吸の早さや大きさなどによって生じうる測定値への影響を低減する新技術を追加しました。

この技術で、より正確で安心な血圧測定をサポートします。

 
■血圧データをパソコンや Android スマートフォンで簡単管理
(HEM-7320Fに採用)

近距離無線通信技術 NFC を搭載。測定データを転送し、当社の健康管理サービス「ウェルネスリンク」(注1)を活用してパソコンでデータの管理・確認を行うことができます。

測定データは、おサイフケータイ機能付きの Android スマートフォンや携帯電話から簡単に自動転送できるほか(注2)、別売品の通信トレイ(HHX-IT3)を使って USB ケーブルでパソコン に転送することも可能です。

 
注1)「ウェルネスリンク」は、NTTドコモとオムロンヘルスケアが共同出資するドコ   モ・ヘルスケア株式 会社の健康サービス「わたしムーヴ」が提供します

注2)対応機種/スマートフォン:Android OS 2.3 以上でおサイフケータイもしくは     NFC に対応する機種 (一部機種除く)、携帯電話:NTT ドコモ 903i シリーズ以降   のおサイフケータイ(i モード FeliCa 対応携帯電話)対応機種(一部機種除く)
 
■主な仕様
無題1 注1)単3形アルカリ乾電池4個使用時、室温23℃、170mmHg加圧、腕周27cmの場合

2013年8月5日

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