タイガー魔法瓶 7月21日に、土鍋圧力IH炊飯ジャー 《THE 炊きたて》(JKX-S100)他 3機種を新発売
タイガー魔法瓶(株)(以下タイガー)は、2013年7月21日に、本物の土で作ったタイガー独自の「本土鍋」と、「遠赤天然土かまど」を組み込むことにより、高温300度炊き(※内釜外側の最大温度)を実現した土鍋圧力IH炊飯ジャー「THE 炊きたて」(JKX-S100)を発売します。
また、遠赤土鍋プレートを採用したホワイトバックライト液晶、音声ガイド付きの「JKX-G100」(5.5合炊き)、「JKX-G150」(8合炊き)も同時発売します。
■土鍋炊きへの徹底したこだわり
タイガーの《THE 炊きたて》は、土のかまどで炊いたご飯のおいしさが高火力と蓄熱効果に起因するものであり、その原理を炊飯ジャーで再現したいという発想から研究開発に取り組んだ製品です。
タイガーは2006年より、製品を市場に導入し、昨年8月には、本格土鍋釜だけでなく、かまどの土壁構造「天然土かまど」を本体に組み込み、高い評価を得ているメーカーです。
今回の新型「THE 炊きたて」は、それらオリジナル技術を再度 検討し直すことにより開発されました。
■表面6層コート仕上げの土鍋で、蓄熱性と強火力沸とうを高める
土鍋は、素地の細かい素焼きの陶器に釉薬(ゆうやく)をかけて焼いたものを採用しています。
本物の土は高い蓄熱性があるため、炊飯時にはお米に、はじめはゆっくりと熱が伝わり、次に一気に加熱することができます。
厳選された土から丹精込めた三度焼き、さらに表面6層コート仕上げにより、蓄熱性と強火力沸とうをさらに高め、本物の美味しさを引き出しています。
■新しく見つけた「第二次炊飯曲線」
今回タイガー魔法瓶の開発陣は、土鍋特有のおいしさを研究するなかで、内釜外側の温度の推移においしさの秘密を発見ししたそうです。
タイガーは、それを「第二炊飯曲線」と呼んでおります。
金属釜では従来の「炊飯曲線」と「第二炊飯曲線」はほぼ同じ動きをしますが、『THE炊きたて』の第二炊飯曲線ははるかに高い温度を示します。
お米の旨み、粘りをしっかり引き出した後、300度というこれまで実現できなかった高温によってぎゅっと炊き締め、つややかな輝きと豊かな香り、そして、しっかりとした食感のごはんに仕上げます。
■可変W圧力で「粘り」を加える
「米の粘り」は、可変W圧力により引き出します。
炊き上げ時に1.25気圧をかけ続け、「粘り」と「もちもち」感を引き出したうえ、炊き上げ後半に1.05気圧まで一気に減圧することによる突沸効果でなべ底にたまったおねばが泡状に庫内全体に行き渡り、ごはん一粒一粒をうまみの詰まったおねばでコーティングします。
おねばでコーティングされたごはん粒を300度炊きの高温炊きしめで、甘みがあるしっかりしたごはんに仕上げます。
これが「もちもちなのにしっかり」とした「甘み」のあるごはんに仕上がる秘密です。
■文字が白く光って見やすい「文字くっきり液晶」
文字が光って見えるネガポジ反転液晶「文字くっきり液晶」の採用により、シニアにもやさしく、使いやすい機能を追加しました。バックライトが消えると普通の液晶表示になります。
なお、好評の「音声ガイド」も搭載しています。
■JKX-S1000の主な仕様
品名 土鍋圧力IH炊飯ジャー《THE 炊きたて》
容量 0.18〜1.0L 5.5合炊き
加熱方式 可変W圧力IH
最大消費電力 1180W
最大炊飯容量 1.0L
最大炊飯容量区分(※1) B
年間消費電力量(※2) 75.2kWh/年
省エネ基準達成率 112%
1回当りの炊飯時消費電力量(※2) 147Wh(※3)
1時間当りの保温時消費電力量(※2) 14.0Wh(※3)
サイズ 約26.5×30.9×25.1cm
本体質量 約7.0kg
電源コード 約1.0m
カラー マットブラック
発売日 2013年7月21日(日)
希望小売価格(税込) 147,000円
(※1) 電磁誘導加熱方式(IH) B:0.99L以上1.44L未満
(※2) 省エネ法・特定機器「電気ジャー炊飯器」の測定方法による数値です。
(区分名も同法に基づきます。)
(※3) 1回当りの炊飯時消費電力量は「エコ炊き」メニュー、1時間当りの保温時
消費電力量は「エコ炊き」メニュー時の電力量です。(工場出荷時の設定です。)
消費電力量は炊飯量やご使用のメニューによって異なります。
2017年7月12日
タグ: 炊飯器