デロンギ ミニコンベクションオーブン
EO420J-WS 第2回
料理が趣味である人を除き、「オーブン」は馴染みがないと思います。
今回はそんなオーブンで、人気の高い、鳥の唐揚げ、そしてポテトスティック。
そして代表的なオーブン料理であるピザとラザニアを作ってみたいと思います。
(ポテトのみ冷凍食品)
■鶏の唐揚げとポテトスティック
唐揚げとポテト。
油で揚げるため、非健康食の代表のようにいわれる2つですが、嫌いな人はいないでしょう。居酒屋でもファースト・フードでも人気のメニューです。
普段料理をしない独身男性が、もっとも苦手とする料理の代表は、揚げ物料理です。理由は簡単。難しい上、独身男性の狭い家だと部屋が油臭くなるからです。
それを解決できないかということで、今回はオーブンで唐揚げとポテトスティックに挑戦です。
また面倒臭がりも男の習性の1つですので、唐揚げは鶏もも肉からきちんとつくるとして、ポテトスティックは冷凍食品で対応しました。
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まずは、ポテトステックから。
使ったのは、オレアイダの「細切りフライドポテト シューストリングス」です。
これは裏にオーブン作る時の、温度時間がのっているので、その通り(230℃ 180分)に行います。
上手につくるポイントは、重ならないように広げること。
くっついたりしているポテトもあるので、ちょっと面倒くさいです。
私はワイヤーラックの上にアルミホイールを敷いて広げました。敷き詰めた感じで100g程度です。
ポテトチップスが、1袋 65〜85gですので、それよりやや多いレベルです。
10分以降は、1分ごと試食。ポテトをフライパンで焼いたポテトソテーが、段々フライっぽい状態になってくるのが分かります。
焼き色が付くのは15分以降。
20分を超すとこげた感じが強くなります。
美味しいのですが、やはり油で揚げた触感と全く同じとは言えませんでした。
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次は、唐揚げです。
鶏もも肉(約300g)を一口大にカットし、酒(大さじ2)・醤油(大さじ1)・練りしょうが(適量)・水(小さじ1)・塩・コショウを混ぜ合わせた汁をもみ込み、15分ねかせます。
次に、片栗粉(大さじ3)、小麦粉(大さじ3)をまぶします。
230℃で5分で、オーブン、オイルプレート、トレイを予熱します。
オイルプレートの上に、鶏を並べ、200℃ 25分料理します。
25分間はすることがないですから、シャワーを浴びても良いですし、サラダを作ることも可能です。付いていなくてもできるのは、かなり嬉しいです。
このでき上がりは、本当にベストという感じでした。
柔らかく、ジューシーで、ホカホカですので美味しい。
唐揚げですが、油分もかなり出ています。子どもたち(我が家の子どもは5人!)に「あっ」という間に食べられてしまったので確認はしておりませんが、冷えても油臭くなく美味しく食べられると思います。
■ピザとラザニア
次は、付属のレシピ本にも掲載されている、ピッツァマルゲリータと茄子のラザニアです。
レシピはレシピ本通り。
まずはピッツァ。今回はレシピ本にある通り生地から作ってみました。面倒くさい人は、ピザ生地を買ってきてもよいかも知れません。ただピザストーンの大きさは、約26×24cmですので、そこだけは注意。
美味く焼きコツは、生地を薄く、上にのせる具もソースも薄くということです。
パリパリの生地にジュージーな具が美味しい一品です。
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次は茄子のラザニア。
デロンギのレシピの特徴はラザニアシートを使わないこと。
耐熱容器にナスを敷き、その上にハム、トマトソース、チーズと層にして焼くわけです。上はあつあつのカリカリ、中はあつあつのトロトロ。
舌の上でとろける感じが、いいです。
やはり火力が高いのは、上手く焼けます。EO420J-WS 最大の長所です。
次回、ラストは、この火力を使ったパン焼きと、メンテナンスです。
■デロンギ ミニコンベクションオーブン EO420J-WSレポート
第1回 概要とトースター機能
第2回 鳥唐&フライドポテトとピザ&ラザニア(本編)
最終回 パン焼きとメンテナンス
2013年7月28日