(株)Yoki、17歳率いるロボットスタートアップ
”次世代情報端末”としてのパーソナルロボットを提案!
”画面に依存しない情報端末をつくる。
シンプルで使っていて楽しくなれる情報端末をつくる。
操作される前に能動的に動ける情報端末をつくる。
私たちは、 このような情報端末をロボットをとおして現実のものにします。 ”
このようなミッションを掲げる(株)Yokiの事業内容と今後の事業展開について。
■画面に依存しない情報端末をつくる。
今、世の中で広く使われている多くの情報端末が画面に依存しています。画面はユーザーと端末との一対一の関係に固着しやすい情報出力デバイスです。映画を見たり、ゲームをしたりするときには、人は画面の世界に入り込み熱中します。異世界に入り込むような使い方をするときにはとても有効な情報出力デバイスです。
しかし、ちょっと気軽に何かを調べたり、音楽をかけたりするときに、画面は必要でしょうか?「〇〇って何?、どこで売ってるの?」などと適当にたずねると答えてくれたり、「〇〇が歌ってる曲をかけて」などと思いつくままに音楽を再生したり、このような動作をさせたいときに画面は必要ありません。このように端末とユーザーとの一対一の関係に固着せず、オープンな情報のやりとりができる情報端末を私たちはつくりたいと考えました。
画面に依存しないで情報をオープンにやりとりできる端末はどうやったらつくれるのか?
そう考えたときに、それは身振り、手振り、会話によるコミュニケーションができるロボットだと私たちは考えました。人間どうしのように情報をやり取りできる情報端末、ロボットです。
■シンプルで使っていて楽しくなれる情報端末をつくる。
今世の中に広く普及している情報端末は無機質です。
キーボードを入力する、マウスを動かする、タッチパネルを操作する、今の情報端末は直観的に扱うことができます。Yokiでは、直観的に扱えるだけでなく、感情面で端末とつながれて、使っていて楽しくなれる、そんな情報端末を生み出したいと考えました。
感情面で端末とつながれて、使っていて楽しくなれる情報端末は、ただユーザーを喜ばすという効果があるだけではありません。人は楽しかったり、わくわくできたり、擬人化できたりするものにはより多くの情報を発信します。人間の言葉がわからない(たぶん)ペットに話しかけたりするのは、まさに擬人化して感情面でペットとつながっていると人が感じるからでしょう。多くの情報をユーザーが端末に発信すれば、端末はユーザーのことを理解しやすくなり、より良いサービスをユーザーに提供することができるでしょう。
ユーザーが「おなか減ったなー」つぶやいたとします。
これを聞いた情報端末は、 食事の履歴、 健康状態、 好き嫌いなどの情報をもとにユーザーが気に入りそうで、 すぐに届くデリバリーピザを提案します。
端末:「こんなピザあるけどどうかな?」
ユーザー:「あ、 いいねえ」
端末:「注文しますか?」
ユーザー:「するする!」
端末:「注文完了しました! 30分で届くらしいです」
感情面で人とつながれて、使っていて楽しくなれる情報端末はどうやったらつくれるのか?
そう考えたときに、それは生きているかのような動きができるロボットだと私たちは考えました。
まるで生きているかのように、感情があるかのようにユーザーを楽しませてくれたり、わくわくさせてくれたりする情報端末、ロボットです。
操作される前に能動的に動ける情報端末をつくる。
今世の中に広く普及している情報端末はどれも受動的な動作しかしません。
何かを調べたいと思ったとき、 ブラウザを立ち上げ、 文字を入力して検索をする。 これはとても受動的な動作と言えます。 今までの受動的な動作から能動的に動くことができる情報端末への移り変わりの必要性を強く感じ、 Yokiでは能動的な動作が可能な情報端末を開発しています。
能動的な動きの例を挙げましょう。
ユーザーが「おなか減ったなー」つぶやいたとします。
これを聞いた情報端末は、食事の履歴、健康状態、好き嫌いなどの情報をもとにユーザーが気に入りそうで、すぐに届くデリバリーピザを提案します。
端末:「こんなピザあるけどどうかな?」
ユーザー:「あ、いいねえ」
端末:「注文しますか?」
ユーザー:「するする!」
端末:「注文完了しました!30分で届くらしいです」
こんな具合です。
能動的な動作は、今後家庭内にIoTが普及したときにはさらに必要な機能となるでしょう。
モノのインターネット化。文字通りの意味だけであれば、すでにエアコンやテレビなどでは一部導入されています。でも、変わったのは外出先からエアコンの温度を設定することやスイッチのON/OFFをすることだけです。
本当の意味でIoTが人の役に立つのは、先回りして能動的にユーザーにサービスを提供できるときだと私たちは考えています。ユーザーが寒そうにしていたら、エアコンの温度を上げる。ユーザーがきっと面白いと思ってくれる番組を録画しておいてくれる。このような機能を実現させるためには、ユーザーの何気ない言葉や仕草などからユーザーの嗜好やニーズなどを読み取って先に行動できる能動的な情報端末が必要なのではないでしょうか?
このような能動的な動作ができる情報端末はどうやったらつくれるのか?
そう考えたときに、それはセンサーを搭載してユーザーのことを詳しく理解でき、感情的につながれる、使っていて楽しくなるロボットだと私たちは考えました。
このような理由から(株)Yokiでは”次世代情報端末”としてのパーソナルロボットを提案します!
■最初の製品について
第1号の商品として現在、HACO(プロジェクト名)という名の小さな木製のコミュニケーションロボットを開発しています。HACOは汎用パーツやオープンソースを活用することで、コミュニケーションロボットとしてはこれまでにない低価格と高いカスタマイズ性を実現します。
「一家に1台」ロボットを普及させることをめざしてプロジェクトを進めています。数か月以内にクラウドファンディングにて先行販売を開始する予定です。
クラウドファンディング開始情報やその他Yokiの最新情報の入手をご希望の方は、公式ホームページ下部よりメール配信登録をしてください。
公式ホームページ: https://www.yoki-jp.com/
■株式会社Yoki 代表取締役社長:東出風馬 (ひがしで ふうま)
1999年、 東京生まれ。 現在17歳。
中学2年時に、 画面に依存せず、 楽しく扱え、 能動的にサービスを提供できる情報端末をロボットをとおして実現するために起業を決める。 2016年夏、 THINKERS FESテクノロジー部門優勝。 同年11月TOKYO STARTUP GATEWAYにて1000人の応募の中から優秀賞を獲得。 2017年2月、 株式会社Yoki設立。 現在、 同社代表取締役社長。
※この記事は、(株)Yokiのニュースレリースを、ほぼそのまま掲載致しました。
#ロボット#情報末端
2017年5月16日