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東芝、圧力と真空の「合わせ炊き」でお米を芯から旨くするIHジャー炊飯器「RC-10/18VXL」他を発売


東芝ホームテクノ(株)から、IHジャー炊飯器の新製品として「真空圧力IHジャー炊飯器」RC-10/18VXLが、7月上旬からオープン価格にて発売されます。
他に、圧力と真空、丸底60°の内釜の「合わせ炊き」、「真空圧力IHジャー炊飯器」RC-10/18VSLを6月中旬に、真空で丸底60°の内釜の「真空IHジャー炊飯器」RC-10/18VRLを6月上旬に、それぞれオープン価格にて発売されます。
 
■モデル毎の特長の違い
 
RC-10/18VXLの特長

■真空技術でお米の芯まですばやく吸水する「真空αテクノロジー」
新モデルは、ひたし時に真空ポンプで内釜の中の空気を抜いて減圧することで、加熱前までにお米の芯まですばやく水を浸透させます(「真空αテクノロジー」)。また、真空と常圧を繰り返すことで、お米の芯まで吸水させ、お米本来のうまみ(甘み)を引き出します(「本かまど」コース)。こうして、引き出された旨み成分(おねば)は、お米の表面を包み込み、炊きたてだけでなく、冷めても美味しいです。
 
■圧力を細かく制御する「圧力可変コントロール」
炊飯時に内釜の中の空気を閉じ込めて気圧を上げ、細かく圧力を制御して、お米一粒一粒の芯まで加熱します。さらに高火力でしっかりお米に熱を加えることで、粘りや甘みを引き出して炊き上げます。

 
■東芝独自の「溶湯鍛造厚釜」
「鍛造」とは、金属を槌で叩くことで内部組織の密度を上げ、強度を高める刀づくりなどで古くから知られる加工方法。東芝の「溶湯鍛造製法」は、金型へ流し込んだ高温のアルミにおよそ500トンもの高圧をかけ、気泡の無い厚肉の釜を一気に成形します。このため厚さ、丸さ、素材、全てにこだわった密度・強度が高く、熱伝導率にも優れた内釜ができあがります。また、羽釜の形状にならった釜底60°の「丸み」と釜底5㎜の「厚み」を備え、大きな熱対流を生み出して炊きムラを抑えます。
 
■玄米初心者でも始めやすく続けやすい玄米と白米混合の専用コースを新搭載
食物繊維やビタミンB1が白米よりも豊富に含まれる玄米を、白米と一緒においしく炊ける専用コースと水の量が分かりやすい内釜水位線を新たに設けました。玄米と白米を混ぜて炊飯する場合、従来モデルの白米コースでは玄米が硬く炊き上がり、玄米コースでは白米が煮崩れて炊き上がるため、圧力+真空を用い炊飯工程を見直して、新たに「白米混合コース」を開発しました。
ひたしの工程で、真空ひたしと細かな温度調整を組み合わせることで、玄米の吸水を促しながら、白米も糊化させずに吸水でき、玄米と白米を共に食感の差が少なくなるように炊き上げています。また、圧力をかける強さと加熱時間を制御することで、玄米はふっくら、白米は煮崩れせず食べやすい食感で炊き上げることができます。
 
その他の特長
●真空保温 真空機能によって内釜の中の空気を抜くことで、酸化によるごはんの黄ばみ、においの発生を防ぎます。また、水分の蒸発も防ぐのでご飯のぱさつきも抑えられます。白米は最大40時間の保温が可能です。

●「そくうまコース」 すばやく吸水させる真空ひたしと圧力炊飯の組み合わせで、約28分の短時間でおいしく炊き上げます。
(水温などの条件で、時間が変わることがあります。)

●釜底WAVE 釜底の円周状の溝に沿って噴き上がる細かい泡によって熱の通り道をしっかり作り、沸騰力を高めます。

●ステンレスクリアフレーム(RC-10/18VSLも同様) 清潔感のあるステンレスクリーンフレームを採用。汚れてもさっと拭けてお手入れ簡単です。
 
■主要スペック表  
商品のより詳しい情報は、東芝ホームテクノのホームページにてご確認ください。
http://www.toshiba.co.jp/tht/index_j.htm

2017年4月28日

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