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東芝、「一品削り出し本丸釜」採用の
IH保温釜を新発売


東芝ホームアプライアンス(株)は、かまどのような強い熱対流を起す内釜「一品削り出し本丸釜」を採用した真空圧力かまど炊きシリーズを、2013年8月中旬より順次発売します。価格はオープン・プライスです。
RC-10VWG  
■Wダイヤモンド金コートの「一品削り出し本丸釜」採用の「RC-10VWG」

 
10月中旬に発売される、シリーズ最高機種「RC-10VWG」には、かまどのような強い熱対流を起す内釜「一品削り出し本丸釜」、沸騰初期の火力を強めた「高火力カニ穴沸騰」、独自の真空機能で米の吸水を促進しうまみを引き出す「真空うまみ引き出し」、この3つを採用しております。

RC-10VWGでは、ごはんの甘みが 約11%(注1)向上しております。

まず内釜は、昔ながらの羽釜の形状にならい、側面が丸く上部に向かってすぼまった形にになっております。この形だと、内部で激しい熱対流を起こし内釜の中心部まですばやく高温にすることができます

これにより、お米をより均一にふっくら炊き上げることができるのです。

 
この形状はプレス成型では難しいため、独自の溶湯鍛造製法による成型後に一品ずつ削り出して作っております。
また、発熱体の部分にディンプル形状を採用したほか、内面だけでなく、外面にも熱伝導の良いダイヤモンドを含んだコーティングをしてあります。
釜底の厚みを5mmから7mmに増やしたことで、蓄熱性も高めてあります。

 
 
■「高火力カニ穴沸騰」と「真空うまみ引き出し」

 
当製品は、おいしい炊き上がりのために重要といわれる沸騰初期の火力をアップしてあります。
沸騰初期の火力(消費電力)を従来の約1.5倍(注2)、連続加熱による沸騰初期の時間を従来の約2倍にすることで、強い沸騰を維持しお米を充分に加熱する方式です。
この方式だと、釜底WAVEから大量に噴き上がる気泡によりお米が立ち、熱の通り道でありおいしい炊き上がりの目印となる「カニ穴」の多いふっくらとした炊き上がりになります。「高火力カニ穴沸騰」という方式です。
一目で美味しさが分かります。

 
 
お米をおいしく炊くためには、加熱前にお米の芯まで吸水させることも重要です。
吸水に関しては、独自のダブル真空ポンプの減圧で、「ひたし工程」中の短時間での十分な吸水を可能にしています。

 
従来機種(注3)では1回であった減圧を、4回行うことで素早く吸水させると同時に、お米本来のうまみ(甘み)を引き出しています(「かまど名人コース」)。
お米の表面をうま味成分たっぷりのおねば層(保水膜)で覆うのです。
甘みのあるごはんに炊き上がります。また、おねば層の働きにより、冷めてもおいしいごはんとなります。

 
 
■その他の真空圧力かまど炊きシリーズRC-10VXG:18VXG R  
RC-10/18VPGは、銀コートの「一品削り出し本丸釜」を、RC-10/18VXGは、銅コートの「一品削り出し本丸釜」を採用しております。
8月中旬からの販売になります。

 
 
 
 
 
 
■主な仕様

無題1  
注1) 新商品RC-10VWGと東芝製12年度モデルRC-10VPFとの還元糖量(ソモギーネルソン法で測定)の比較において、RC-10VPF かまど名人コース:96mg/ごはん100g、RC-10VWG かまど名人コース:107mg/ごはん100g(平成24年度産コシヒカリ)で測定。
注2) かまど名人コース3カップ電圧100V 炊飯時において 新商品RC-10VWG:1200W 東芝製12年モデルRC-10VPF:800W(室温、水温、電圧によって異なります)。
注3  東芝製12年モデルRC-10VPF。
注4  保証期間内に内側のコーティングがはがれた場合は新品の内釜とお取り替えします(取扱説明書の記載事項に沿わない使い方をした場合は対象外となります)。
注5  蒸し台を付属しています。

2013年7月26日

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