新製品

三菱電機、IHクッキングヒーター新製品発表会 〜前編〜


IHクッキングヒーターは、空気を汚さないため、最近の日本の住宅事情に特にあう家電になってきました。以前、『指摘されて来た地震の時、電気って真っ先に停電するのでは?』という指摘に対しては、有識者の間では、『でも、生活インフラで真っ先に復旧するのは電力なんだよね。』となっています。そんな中、IHが本格普及を初め10年以上経ち、そろそろ買い替えの時期に差し掛かり、各メーカーとも力の入った製品を出してきています。
今回、発表された三菱のIHクッキングヒーター(以下 IH)も例外ではありません。
メインの「びっくリングIH」、そして今回目玉の「simple IH」を含め発表会をレポートしたいと思います。
この発表会、第一線の営業が、店頭実演スタイルで頑張ってアピールしており、分かりやすかったです。動画で御覧頂ければと思います。

 
■びっくリングIHでカレー作り
「びっくリング」とは、三菱のIHの大きな特長です。
コイルを、同心円上、内側、中、外側の3つに分けた上、外側のコイルを4つのブロックに分けるのをはじめ、幾つかのパターンがあります。

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左)びっくリングコイルP 6つに分かれる
右)びっくリングコイルH 3つに分かれる


鍋底の熱する位置を変えることにより、鍋内の滞留をコントロール。結果として、ほとんど底に焦げ付くことなく、煮ることができるという技術です。

このデモは、カレーで行われました。
カレーはルーを入れたが最後、焦げ付かないように混ぜ続けるのが鉄則。
ここで横着すると、焦げのニオイのするカレーか、全くカレーの味が染みこんでないカレーとなります。

さて、実際は・・・。


 
焦げ付きやすいジャガイモが、少しくっついていますが、びっくリングなしの様に、焦げ跡が見当たらない。つまり、焦げの極々初期段階です。
食べて見ると、ジャワカレーと思えないほど美味しい。
対流煮込み加熱は、できれば欲しい技術で、カレー1日目の「香味」と2日目以降の「まろやかさ」を一緒に実現できるとしています。
が、ジャワカレーで、ここまで違うとは思いませんでした。

 
■麺ゆで
さて、この対流をコントロールできるびっくリング、一番多用されるのは、やはり麺ゆで。どうしても吹きこぼれますし、びっくり水(吹きこぼれそうになった瞬間、少し水を投入すること)を投入すると、麺のコシが柔らかめになります。



これはセオリー通りの展開でした。

 
■ジャム作り
冷凍ブルーベリーを使ってのジャム作りもご披露。
カレー、麺の時と違い、水分はほとんどありません。
さてどうなるか?



正直、感心しました。
こんなに面倒臭くないとは!!

 
どうでしょうか?
三菱の「びっくリング」かなりの威力です。

 
後半では、グリルを持っていない Simple IHでの魚焼き。そして、IHの中身はどうなっているのか、などもっと突っ込んだレポートをします。
 
商品のより詳しい情報は、三菱電機のホームページにてご確認ください。
http://www.mitsubishielectric.co.jp/index_p.html

2017年1月23日

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