中華料理が証明するIHクッキングヒーターの火力
菰田欣也料理長の家庭用中華料理 その3 焼きそば
三回目、最後となる中華レシピは、焼きそば。
やはりここでも、ITの強火の良さを再確認できます。
さて、スーパーで買える××ちゃん、もしくは××屋の麺を使ったこの調理、ポイントは何でしょうか?
■麺を焼くことが重要、だから「焼きそば」
日本語は、かなりシンプルな表現を好みます。このため、一つの言葉が、海外の言葉で複数の意味を持つこともしばしばあります。
「焼く」という言葉もその一つ。
中国語の「烤」(カオ)、「煎」(チエン)、「扒」(パー)、「炒」(チャオ)なども「焼く」と言います。
しかし、それぞれ結果は違ってきます。味が違って来ます。
今回改めて感じたのは、その料理を作ろうと思ったら、その料理に合わせなければいけないということです。
今回の菰田氏の「焼きそば」でなく、煮たようになっているという指摘は、非常に有益な指摘でした。
■IHクッキングヒーター
2回目に、IHクッキングヒーターの特長として、次の表を入れました。
ここに入っていない特長で揚げておきたいのは、
災害時に、一番普及が早いことです。
3.11の時、生活の基本インフラが断たれたことは、未だに生々しい記憶として覚えられていると思います。水道、ガス、電気が一斉にダメになりました。
この中で、復旧が一番速かったのは、実は電気です。とにかく、ベーシックエネルギーですので復旧が早いに濾したことはないのですが、とにかく電線を張れば送電できるのは強みです。
弱点も当然あります。
1つは、多くのIHクッキングヒーターは、200Vが前提になっています。
このためIHクッキングヒーターの取り付けには工事が必要です。
(100VのIHクッキングヒーターもありますが、火力制約があります。)
2つめは、電気代。
ただし、ガス代も安いというわけではありません。
ここは、来年の4月、ガス料金の自由化で様変わりすると思います。
今回使用されたのは、日立の「火加減マイスター」シリーズです。
今回は、触られませんでしたが、実は「グリル」部分にもかなり力を入れたモデルです。(脱煙機能がいいです)
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2016年11月7日
タグ: IHクッキングヒーター, 中華料理, 焼きそば