東芝、約95%以上の高湿度で野菜の鮮度を保持する冷蔵庫「べジータ」シリーズを発売
東芝ライフスタイル社から、6ドア冷凍冷蔵庫の新製品として、よく使う野菜室を冷蔵庫のまんなかにレイアウトした「VEGETA(べジータ)」GR-K600FWX、GR-K600FWなどの2シリーズ計8機種が、2016年11月中旬から、オープン価格にて順次発売されます。
新モデルの主な特長は以下の通り
■野菜の鮮度とおいしさを守る 「新鮮 摘みたて野菜室」
東芝独自のツイン冷却により、野菜室に高湿度の冷気を1日20回以上送ることにより、野菜の保存に最適な約95%以上の湿度環境を保ちます。また、冷気を除菌・脱臭するルネキャット®ユニットに、従来比約3倍の光出力(Optical Output Power)性能を持つLEDを新採用することで、エチレン分解能力が約1.3倍に向上しました。
野菜の呼吸を促し、葉緑素分解等の作用を及ぼすエチレンガスの分解性能を高めることで、エチレンガスの影響を受けやすい野菜の鮮度を保ちます。
使用頻度の高い野菜室は、冷蔵庫のまんなかにレイアウト。
さらに、「Ag抗菌野菜ボックス」を採用しており、野菜が容器に接触した際の付着菌増殖を抑制し、庫内を清潔に保ちます。
これらの効果により、ミニトマトのリコピン等、野菜の栄養素の保持率も向上します。
■肉・魚などの鮮度とおいしさを長持ちさせる「速鮮チルド」
上下2段レイアウトのチルドルームは、食品を重ねずに整理できるため、収納状況が一目でわかります。東芝独自のツイン冷却による食品が凍らない-4℃前後の高湿度冷気を送り込み、魚や肉などの生鮮食品を急速に冷却して、鮮度とおいしさを保ちます。
新モデルは、冷却モード「速鮮チルド」設定時の吹き出し風量の向上と伝熱性能の高いアルミトレイの効果で、冷却速度を従来比の約2.2倍に高められています。
また、冷蔵室・野菜室の冷気風路に設置した可視光応答型光触媒ルネキャット®が、ニオイ成分、細菌を分解し、チルド室内を清潔に保ちます。
ニオイ成分や細菌等は、強い酸化力により分子レベルで分解。空気中の酸素と結合して二酸化炭素や水を生成します。
高湿度冷気でのスピード冷却と除菌効果で、魚や肉等の生鮮食品を鮮度の低下を抑え、おいしさを長持ちさせながら保存します。
新たに設けた「解凍」モードは、冷凍室で凍らせた食品を約30分で、包丁で切ることができる状態に解凍できます。半解凍状態のため、生のままでは柔らかく切りにくい食品もきれいに薄く切ることができます。約1時間では、食品をパーシャル温度帯(-3℃)まで解凍できますので、時短調理にも便利です。最大氷結晶生成帯(-1℃~-5℃)を一気に通過させ、おいしさを守って凍らせる「一気冷凍」とあわせて使うと便利です。
さらにチルドルーム奥のLED照明を明るくし、チルド上段ケースの蓋をガラスに変更することで、収納している食品をより見やすく、探しやすくなりました。
■マジック大容量と省エネ技術
東芝独自の高容積化技術「マジック断熱構造」は、断熱性能と強度を保持しながら冷蔵庫の本体壁面を薄くすることで、冷蔵庫の横幅と奥行きを抑えながら内容積の拡大を実現しました。
冬場を想定した低温環境下では、冷蔵庫の冷却能力は過剰になりやすいため、コンプレッサーは動作と停止を繰り返しています。コンプレッサーが停止してから再度動作する際には、大きな起動電力を必要とするため、これまではロスが発生していました。
新モデルでは、コンプレッサーの能力を最適化することで停止回数を削減し、再起動によるエネルギーロスを低減しています。また、夏場を想定した高温環境でも、より高いCOP(エネルギー消費効率の目安)が得られる周波数でコンプレッサーを動作させることができるため、省エネ化を実現しています。さらに省エネのために、約20%性能を高めた真空断熱材を用いています。本体側面には放熱専用のダクトを設け、熱がこもりにくい工夫をしています。
■使いやすさと整理整頓の工夫
●フロントブライト照明(LED)
冷蔵室のLED照明。庫内天面に加え、お客様の視線に近いドア側からも照らすので、食材が入っても陰になりにくく庫内を明るく見やすくします。
●フリーケース
どこにでも置ける「フリーケース」は、卵ケースを入れて使用したり、封を切った袋や雑然としがちな小物食品をまとめて入れることができます。
●仕切り板付き収納ケース
ホームフリージングの食材の他、形やサイズが様々な冷凍食品の収納に便利な「仕切り板付き収納ケース」を冷凍室下段に採用。冷凍食品を立てて収納でき、収納食品を探す手間や使い忘れのムダを減らします。
●タッチオープン(静電式)
手を近づけるとドアに浮かび上がるように表示されるスイッチ部に、触れるだけでドアを開けることができます。
●自在棚 冷蔵室の棚は、高さを2段階に変えられる他(上2段)、3段目の前後2段の棚のレイアウトを変えることで、高さのあるポットなども収納することが可能です。
■その他の便利な機能
●ecoモード
独自の冷却システム(ツイン冷却)、断熱技術(高性能真空断熱材)、制御技術により、高い省エネ性能を実現しています。さらに、節電サポート機能「節電」、「おでかけ」により、最大約20%節電が可能です。
●たっぷり保湿冷蔵 うるおいをたっぷり含んだ高湿度約85%注1低温冷気で、すみずみまで冷却。乾燥しやすい食品の食感やおいしさをしっかり守ります。
●一気冷凍 食品の水分が凍る-1℃~-5℃の温度帯を急速に通過する事で、冷凍時の細胞損傷を抑制。うまみをキープします。炊き立てのご飯などを熱いまま冷凍し、おいしさを保ちます。
●野菜そのまま冷凍 野菜を下ゆでなしで生のまま簡単に冷凍する機能です。
●霜ガード冷凍(可変プレクール) 冷凍室用冷却器の霜取り運転の前に、冷凍室を冷やし込むことで温度上昇を抑えて-18℃以下を維持します。食品を冷凍焼けや霜つきから守り、おいしさをガードする機能です。
■リビングやキッチンに合わせた多彩なデザイン
FWXシリーズは、透明感と輝きを際立たせたカッティング加工のダイヤモンドミラー面材を新採用しました。クリアガラスのFWシリーズは穏やかなカラーを採用しました。
商品のより詳しい情報は、東芝ライフスタイル社のホームページにてご確認ください。
http://www.toshiba.co.jp/living/
2016年10月3日
タグ: GR-K600FW, GR-K600FWX, べジータ, 冷蔵庫, 東芝