ニューヨーク近代美術館MoMAのミュージアムショップ、MoMA Design Storeが、6月16日より、「I-1 ANALOG INSTANT CAMERA」の店頭販売(38,000円(税込))を開始します。
ポラロイドと言うとその場で現像できるインスタントカメラの代名詞ともいうべき会社。
その味のある写真は、フォトグラファーだけでなく、ジョン・レノンを初めとするアーティストに大いに支持されてきました。
しかし、デジタルカメラ時代の到来に伴い、2008年に生産が終了せざるを得ませんでした。
しかし、デジタルカメラの普及後も、ポラロイドで写真を撮りたいという人が後を絶ちませんでした。
The Impossible Projectを立ち上げたオーストリア人のFlorian Kapsもその1人。 Kapsは、閉鎖されたオランダのポラロイド社の工場を買い取り、ポラロイド用インスタントフィルムを死の淵から救うべく、生産と販売を再開させました。
そしてフィルムだけではなく、新たなポラロイドカメラ、「The l-1」を開発しました。
フィルムカートリッジを入れ、写真撮影して、カメラから写真紙を取り出し、そして少しずつ画像が浮かび上がってくる、レトロなポラロイドカメラの復活です。
白黒やカラーなど、種類が多数あるフィルムを使って撮影してみてください。
バッテリーはUSBで充電可能で、レンズを一周するLEDのフラッシュは、被写体までの距離と光環境を基に、フラッシュの加減を自動で調節してくれます。更に、Bluetoothとスマホアプリで、シャッタースピードや絞り、フラッシュのマニュアル設定、リモートシャッター等、 遠隔での操作が可能となっているため、従来のポラロイドカメラでは実現できなかった「奇跡の瞬間」をインスタントフィルムに残すことができます。
ポラロイドフィルム特有の、古っぽく優しい雰囲気。
デジタルで何枚でも撮り直しができてしまう時代に、「どんな写真に仕上がったかな」とゆっくりと浮き上がってくる瞬間にワクワクしたい。そんな方におすすめです。
すぐに手に入れたい!という方は、オンラインショップで先行販売中です。
商品名 | I-1 ANALOG INSTANT CAMERA |
販売価格 | 35,185円(税抜・本体価格) 38,000円(税込価格) |
販売対象店舗 | MoMA Design Store 全店 |
販売開始日 | 2016年6月16日(木) <<オンラインショップにて先行中>> |
■商品詳細
対応機種 | iOS、WatchOS |
対応フィルム | Iタイプ及び600タイプカメラ用フィルム |
シャッター・システム | シャッターと焦点調整用に精密な設定が可能なモーターを 使用したカスタム・デザイン |
光学システム | 合計レンズ6個(うち5個は位置調整可能) 赤外線を使用した5段階のオートフォーカスシステム |
焦点距離 | 82-109mm 視野:41度(縦方向)、40度(横方向) |
フラッシュ・システム | 12個のLEDからなるリング・フラッシュ 広いレンジに焦点を合わせるためのLED8個と被写体に近い距離でより柔らかく発行するLED4個 |
マニュアルモード | 口径サイズ、シャッタースピード、フラッシュやフォーカスを調整することができます。 |
リモートトリガーとセルフタイマー | 遠距離から撮影する場合にフレームに収めるのにリモートトリガーを使用します。 また、セルフタイマーを使うことで、自撮りが楽になります。 |
クリエイティブテクニック | 一つのフィルムフレームの中で、イメージの上にもう一つのイメージを重ねられます。 光とカラーペイントを使って、あなたの写真に線などを描いてみましょう。 クラップ音や指のクリック音に反応して写真をとることもできます。 |
商品のより詳しい情報は、MoMAストアのホームページにてご確認ください。
https://www.momastore.jp/momastore/