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フジ医療器、ミドルクラス、エントリークラスのマッサージチェア他を発売!


できれば欲しい家電の一つにマッサージチェアがあります。体のリフレッシュは人生に大きなプラスとなります。
ソファの買い替え時、「マッサージチェアを2台買った方がよくない?」と相談してくる人もいます。
しかし、自分に合ったマッサージ師が一番気持ちイイように、マッサージチェアは金額の過多ではなく、自分に合うかで選ぶことが大切です。
今回発表されたフジ医療器のマッサージチェアは、ミドルクラス、エントリークラスというクラスに属しはしますが、重要なポイントは、特徴的なマッサージチェアをラインナップに用意。選択の余地を拡げたことにあります。

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ここ数年、ハイエンド機種が売りの50%。
フジ医療器は、よりユーザー総数を伸ばすために、エントリー、ミドルクラスに力を入れる。


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フジ医療器の考え方。マッサージチェアは、全身(首から足裏まで)マッサージできること。
エントリーモデルでもフル装備
これに専門機能を加え、ミドルモデルとしている。


■機械式とエア式
マッサージチェアのもみ方は大きく2つ。
「機械式」と「エア式」があります。

機械式をいうのは、もみ玉をグリグリ押しつけてマッサージをする仕方。
モミ玉という固い玉を使いますので、しっかりとしたもみ方となります。

エア式というのは、エアバッグを膨らませ、圧押しするマッサージ法です。
エアバッグはモミ玉と違い、当たる面積が広いので、やわらかなもみ方となります。

この2つを組み合わせて、適所適材で使うのが今のマッサージチェアです。

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エアバッグは、いろいろな部位に使われている。
エントリモデルのAS-680で、24個も装備されている。


■下半身も機械式で揉みほぐす AS-780
DSCF2835 今のマッサージチェアの多くは、足、特にふくらはぎ部には、エア式を採用しています。
当たりの柔らかさを考えたためです。

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ASー780、脚部用のもみ板。
半分にしたギブスのよう


しかし、強く揉まれることが好きな人も多いはず。
今回発表された、AS-780は、下半身も機械式です。

機械式は、モーターを多く使います。
今回は6個ものモーター(上半身:4つ、脚部:2つ)が搭載されています。つまり価格が高くなります。

逆のメリットもあります。
実はエアー式は、同時にいろいろな部位を圧迫することができないそうです。
例えば、腕、手、足をエアー式だと、腕⇒手⇒足というように、順番に揉んでいくのです。

モーターの場合は、同時揉みができます。
肩を揉みながら、足も揉んでもらえ、更に手を揉むことも可能です。

DSCF2903 また、今までのつかみほぐしメカは今まで4つ玉だったのが、6つ玉。
下側に玉2つ追加されました。
これにより、今までできなかった、臀部への押しができます。
私のように、椅子に座る時間が長いものに取っては非常にありがたいです。

 
■熟成のエントリーモデル AS-680
エントリーモデル、ハイエンドモデルという区別があります。
フジ医療器の考え方は、エントリーモデルでも基本的には、フル機能です。
ハイエンドの特徴は、コースの多彩さと、微調整がどこまで効くかです。

冒頭申し上げました通り、現在のマッサージチェアのスタンダードは、機械とエアーの組み合わせ。
AS-680は、その仕様です。
ここが目新しいというのではありません。

 
しかし、座ってみると、非常にポイントを付いた造りだということが、即座に実感できます。
そうですね。
何人も子供を育ててきたお母さんの子育てと言う感じでしょうかね。
ツボを心得ており、子供に不満がない感じなのです。

リラックスの基本は、安心ですからね。

 
またAS-680は、オットマン(脚部)を収納することができます。
このため、普通の椅子として使用しても、かなりイイ感じです。
それでいて、エントリーモデルだから、リーズナブルプライス。
「お値打ち」と言ってもイイと思います。

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■第一印象
体の状態に寄っても、感じ方が異なるので、断定することはできないですが、第一印象を書きます。

まず、形と色で引かれたのは、AS-780。
特に、高級車を思わせるウォールナット調のパーツと、赤のレザー。
この組み合わせは、質感も高く、また、明るい色調が気に入りました。

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筆者、一押しの「赤」。
ウォールナット(クルミの木)調のパーツとの相性も良く、高性能と気品が見て取れる


6モミ玉は、少々強め。
しかし、新しく付けられた下の2モミ玉が最後にグッとくる感じがよく、好きな人は抜け出せなくなる、いわゆる「癖になる」感じですね。

意見が分かれるのは、やはり足でしょう。
エアーをモミ玉にしたので、かなり違います。差が大きいのは、一番最初ですね。
「気持ちイイ」のではなく、「イタ気持ちいい」。
しばらくすると、慣れとヒーターの暖かさで血の巡りがよくなるので、差は少なくなり、どんどん「気持ちイイ」に近づきます。
最後は、もっと強く!とも思いましたが、「痛い」というのは人で差が大きいですからね。
やはり購入時のチェックが大切と感じました。



 
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AS-680。汚れにくさで、黒を
選択する手もあるが、デザイン的
には重くなる。


AS-780に比べ、AS-680は、どちらかというと地味な雰囲気を醸し出します。
ところが、「熟成の味」というのでしょうか、ややソフトタッチながら、本当に気持ちがイイです。
我慢しなくてもイイ「気持ち良さ」というべきなのでしょうね。

私は何度も、ハイエンドクラスも試しているのですが、「これでイイじゃん!」ということができるモデルだと思います。
しかも椅子として使え、価格もそれなり。

こうなると、底光りがする感じに見えてきます。

 
総合すると、AS-780は、「ハマったら抜けられない」、AS-680は、「誰にでもやさしい。」と評したいと思います。

 
■ハイエンド フットマッサージャー KC-310
DSCF2848このマッサージャーの特徴は、モミ玉でしっかりマッサージすること。
そう、AS-780の脚部を切り離して、フットマッサージャーにするとKC-310になります。

コンセプトは「イタ気持ちいい」。

時間の関係で、試すことができませんでしたので、印象などはノーコメントに致します。

 
■うまいマッサージチェアの使い方
マッサージチェアは、「買いました」「設置しました」「使いました」では、非常に勿体ない家電です。
と言いますのは、人間の五感は「視覚」「聴覚」「味覚」「嗅覚」「触覚」の順で、情報量は少なくなって行くのですが、本能にダイレクトに感じるのは、この逆です。

嗜好品が「嗅覚」「触覚」に集中しているのは、このためです。
マッサージチェアは、「触覚」ですから、評価も人それぞれ。
このため、微調整が必要になります。

しかし、やり方も含めて、これがなかなか分かり難いです。

 
このため、フジ医療器は、使い方の説明会、調整の説明会を、月に何度かショールームなどで行っています。
私は、これに参加されることをお勧めしたいです。
そして、自分の好みにより近づける。
最終的には、「私のための」「私のためだけの」マッサージチェアが理想です。

フジ医療器は、そのフォローも、しっかりしてくれるメーカーです。
買いっぱなしでなく、育てることもすると、お金を出した価値が充分ある家電だと思います。

 
商品のより詳しい情報は、フジ医療器のホームページにてご確認ください。
http://www.fujiiryoki.co.jp

2016年5月16日

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