イケてるこの四店@東急プラザ銀座
アイスクリーム、ワイン、日本酒に、妖怪!??
先日できた東急プラザ銀座を何回かに渡り、レポートして来ました。
その最後に、ちょっとした待ち合わせ、気分転換に使えるスポットを4つ紹介します。
■女性から尊敬の眼差しで見られるアイスクリーム屋! 『ハンデルスベーゲン』
プラザの地下2Fは飲食店がぎっしり。
その中で、私がお勧めする一店目は、「ハンデルスベーゲン」というアイスクリーム屋です。
名前はドイツ風ですが、生まれも育ちも日本。京都の名店です。
東京発お目見えで、銀座が第二号店と言うわけです。
「乳製品は海外、ヨーロッパが本場、そこに敵うわけないじゃん!」と思う人もいらっしゃると思います。
例えば、チーズ。
確かに、ブルーチーズは、ヨーロッパから持って来て食べた方が美味しい。
しかし、フレッシュチーズは別物。
「鮮度」が命ですから。絞りたての牛乳で、丁寧に作り、間髪を入れずに食べるのが美味しい。
これは、ホームベーカリーでも手軽に検証できます・・・。
おっとっと、本日は家電ではなく、お店の紹介でしたね。
実はアイスクリームもそうなのです。
鮮度の高い方が美味しい。
濃厚というより、ミルクのエキス、甘さを集中させた感じですね。
また、作ってすぐ食べる場合、アイスクリームが本来持っているふわりとした食感も出ます。
ハンデルスベーゲンの料理長は、実は「和」食の料理人です。
和食は、「鮮度」「食べ頃」そして「旬」にこだわった料理です。そこで鍛えた腕前をアイスクリームに活かすわけです。
「鮮度、食べ頃は分かったけど、旬は?」と思われる方も居られるかも知れません。
アイスクリームは、フレーバーを混ぜます。
春なら例えば苺。
大量に出回るのはクリスマスの時だそうですが、春先の苺は甘いですからね。
その旬の素材を、鮮度のいいアイスクリームと合わせ、食べ頃にして出すわけです。
このため、口に含むと濃厚さと軽やかさが合わさった今までにない味わいと食感で、一挙に未体験ゾーンに飛びます。
女性との待ち合わせに遅れても、ここのアイスをご馳走すればノープロブレムの美味しさです。
是非一度、どうぞ。
■10万円のワインも1000円台で楽しめるティスティング・バーを持つ『TOKUOKA / 徳岡』
B2Fのお勧めの店をもう一店。
ワインのお店、徳岡です。
ワインは選びにくい酒の一つです。
ラベルがある程度読めなくては、ヨーロッパ、特にフランスワインは話になりません。
それも含めてワイン選びは大変です。
刑事コロンボの「別れのワイン」に、コロンボがワインのオーソリティに質問をします。
「いいワインはどうやって見分けるのか?」
答えは、「値札を見ろ。」です。
その後に「高いワインがいいワインとは限らないが、いいワインは高い。」と続きます。
まぁ、そう言われるとますます分からなくなるわけで、一番手っ取り早いのは試飲です。
が、チェックしたいもの、必ずしも試飲させてくれるわけではありません。
特に、5万円を越すと、まず無理ですね。
仕方がないと言ってワインバーで、数種類飲むと、かなりの散財です。
少なくとも家飲みより値が張ります。
このため、徳岡は店の奥にティスティング・バーを設けています。
出るのは、10〜50ml/回。
ワインのボトルは720ml位ですから、10万円のワインでも1389〜6944円で飲む(ティスティングする)ことができます。(単純に割り算しました。)
普段飲めないワインの味が分かるのは一興です。
酔っ払う量ではありませんから、ワインの好きな人は待ち合わせに使ってもイイかも知れません。
ワインに合わせる、チーズ、生ハムも種類豊富に扱っています。
有名どころはきっちり抑えてあるので、ほとんどの人には満足されると思います。
■HANDS EXPO内 SAKE LABO(酒ラボ)
7FのHANDS EXPO内にあるSAKE LABOは日本酒系のお酒とつまみなどをいろいろ集めたお店です。
海外の人に、日本のアピールを担っていますから、SAKEは「獺祭」以外にも美味しい酒がいろいろあることを示さなければなりません。
お酒は飾り物にもなるミニ薦被りから、カップ酒までなかなか手に入りにくいものがいっぱい。
飲む酒というより、デザインを楽しんでもらうのも一興かも知れません。
より多彩なのはおつまみですね。「能登かき味噌煮」「ちりめん入りふきのとう味噌」「アンチョビ風いわし糠漬け」など、普段ではお目に掛かれないものがいっぱい。
その上、酒粕を使った化粧品、チーズケーキ、等々、お酒の博覧会の様。
外人だけに遊ばせるには、勿体ないスペースです。
■京都〜東京〜世界へ、刺繍小物、京東都
6Fに一際、和の明るいスペースがあります。
京都から東京をへて世界への発信を目指す、刺繍小物を扱っている「京東都」です。
この店なかなかユニークです。
和を現代的に刺繍した「ワッペン」などを販売しています。
刺繍はもともとワンポイント装飾ですからね。確かにワッペンは、ワンポイントです。
シリーズになっていまして、妖怪・百鬼夜行シリーズなどがあります。
妖怪ウォッチは小学生に人気がありますが、こちらは京都の雅な女子高生に人気だそうです。
見せて頂きましたが、かなりシュール。妖怪でも河童、天狗、一つ目小僧、のようにメジャーな妖怪ばかりではありません。
「お歯黒べったり」「夜泣石」。「襖の大顔」なんていうのもあります。
女子高生のカバンのワンポイントが「襖の大顔」!
「傾く」「酔狂」という言葉がよく似合います。
逆に言うと、洗練された伝統としての江戸文化ではなく、その前のパワフルな力を持った江戸文化の様です。
非常に面白いです。
外人の引きもイイでしょうが、どちらかというと原宿の竹下通りが似合いそうな店でもあります。
これ以外にもいろいろな店舗があります。
是非、あなたセレクトをしてみてください。
商品のより詳しい情報は、東急プラザ銀座のホームページにてご確認ください。
http://ginza.tokyu-plaza.com
2016年5月2日
タグ: SAKE LABO, TOKUOKA, アイスクリーム, ハンデルスベーゲン, ワイン, 京東都, 和小物, 徳岡, 日本酒, 東急プラザ銀座